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表題作call my スコール 下

瀬戸 涼
高校生〜大学生
橋本幹太
大学生〜社会人

その他の収録作品

  • 描き下ろし:涼くんの密かな甘〜い欲望
  • あとがき
  • 再録:涼くんのモォ〜ッ想成長記録

あらすじ

涼への恋心を自覚し、ついにお試し期間の先に
進むことになったふたり。
てっきり自分が抱く側かと思っていたのに
涼に押し倒され戸惑う幹太だったが、
一生懸命な涼の姿を見て愛おしさでいっぱいになっていく――。

両想いになってから何度も体を重ね
順調にあまい日常を過ごすふたりだが、
涼の成績が落ちていることを知った幹太は
受験が終わるまでえっち禁止の≪おあずけ≫を言い渡し…!?


生意気でまっすぐな年下DK × ちょっぴり恋に臆病な大学生
突然やってきた予測不能な恋の予感☆

何気ない日常で紡がれる涼と幹太の恋を描いた
『あまい声は最大ボリュームで』スピンオフ!
上下巻同時発売!!

作品情報

作品名
call my スコール 下
著者
望月うた 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784801985810
4.2

(97)

(57)

萌々

(22)

(8)

中立

(7)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
13
得点
404
評価数
97
平均
4.2 / 5
神率
58.8%

レビュー投稿数13

失恋を癒す最高に優しくて愛しい純愛ラブストーリー

※上巻と同じレビューです

「あまい声は最大ボリュームで」のスピンオフでしたが完成度はスピンオフの域に収まらないレベルでした。

あまい声~の雄太に失恋した幹太とその失恋相手の恋人(恋敵)の弟・涼のカプがまた最高でした。

いつの時代も失恋の傷を癒すのは新しい恋だと相場は決まっていますね(笑)

しかもその相手が恋敵の弟とか最高すぎません?大体は失恋相手の身内とか近しい相手が多い印象なので…。

そしてこの幹太と涼の恋模様が最高に萌えきゅんで堪りませんでした。

可愛さと瑞々しさ、初々しさとアオハル感満載でピュアラブの極み過ぎて本当に最高でした。

作中でも年単位で時間が流れていくので彼らも成長していくのですがその過程をストーリーと共に追えるのが良かったです。

幹太は年上で体もアレも色々と大きくて涼とは体格差とかもあるんですが受キャラだったり♡

そのギャップも最高でしたしでも先述の通り作中で彼らも成長するので涼の体格とかも大分幹太に追いついて来ます。

その成長度合いと言うか変化がまた最高に萌える部分でもありました。

最初はお試しで付き合うことになっていましたがその中で段々と恋愛としての好きの感情を確固たるものにしていって気持ちがどんどん大きくなっていってるのが良かったです。

その過程で何時しか幹太の失恋の傷も癒えていて気が付けば涼でいっぱいになっているのですがその辺りの描写も丁寧に描かれてるので読んでいて凄く実感できます。

上下巻でかなりボリューミーなストーリーなのですが作中で不安要素だったり不穏な展開は無かったのでずっと安心してみていられました。

それだけに読了時の満足感は尋常じゃなかったですし本当に最高に大満足な読み味でした。

心を満たしてくれる栄養満点なピュアラブストーリーだったと思います。

勿論絵の滅茶苦茶綺麗ですしエッチシーンも最高に美しくて眼福でした。

この作品は何度でも読み返して作中の二人の気持ちを味わいたいと思いました。

ドラマCDやガッツリ同棲編、社会人編も欲しいなって思っちゃいました(笑)

4

スピンオフというには勿体ないほどに。

ちょうど書影が公開された頃に流れてきたツイートで『絵が好みだなー』と軽く思い、調べてみたところスピンオフ作品ということでスピン元を辿り予習して楽しみに待っていた作品です。
タイトルにも触れている通り、スピンオフというには勿体ないほどにボリュームのある作品だったと個人的には感じています。これまで読んできた上下巻作品とは構成が少し異なるというか…上下巻を通して2人が結ばれるまでを描くのかなと思いきや、下巻の序盤では結ばれて後半は時系列ごとに2人の甘々〜えちえち〜な日々を堪能させて頂く…みたいな、少し珍しいストーリー展開だったのもお気に入りポイントの1つです。(この構成は好みが分かれるかな…と個人的に感じています)
あともう一点珍しいなと思ったことは、結ばれる相手が恋敵の兄弟だったという点です!多くの当て馬キャラのスピンオフ作品は、失恋相手の兄弟と恋仲になるのが殆どのように感じるので、そこもいい意味で引っ掛かるポイントでした( 'ω')!

ストーリー全体としては、私のような光の腐女子なハピエン厨に優しく、大きな問題や荒波みたいな揉め事はなく終始(特に下巻)甘々〜えちえち〜な雰囲気が漂っていて安心安全150%!!!!といった感じでした笑 ところどころに『ん?!』とやや危機感を感じる出来事はあるのですが、大きな喧嘩とかにはならず穏やかに解決されるところがよかったです!(もしかしたら、これは人によっては物足りなさを感じてしまうかもしれません。)
しかし、ただ単に甘々〜えちえち〜な作品だったのかというとそういう訳ではなく、キャラの感情部分の変化…主に幹太(受、スピン元作品の当て馬キャラ)の感情の移ろいや新しい恋によって失恋を乗り越えて幸せを掴む過程がしっかり描かれているので、所謂エロ特化タイプな作品ではなくストーリー部分もエロ部分も充実していて1つで2度美味しいみたいな、そんな気分でした最高。個人的にはスピン元がどちらかと言うと、ハイテンションエロなラブコメっぽい雰囲気に感じたのでそちらに寄った作風になるのかな〜と思っていたのですが、そんなことは無く私はどちらかと言うと今作の方がめちゃくちゃ好きです。

先にも書きましたが、下巻は時系列ごとに2人の日常を追っていくストーリー展開になっていて、結ばれてからの4、5年?くらいを知ることができるのですが、その月日の流れを見て感じた萌えポイントを少し語らせて欲しいです。
まず、涼(攻)がかっこよくなり過ぎです……。上巻と下巻序盤までは、あどけなくて子どもっぽくて…かっこいいというよりか一生懸命でかわいい男の子って感じだったのに、下巻中盤から終盤は男の子の成長期って凄まじいと思わせる程に大人に近付き、果てはスパダリ予備軍みたいなそんな最高年下彼氏になっていました。ほんで攻めフェもしちゃうなんてもうえらいこっちゃで。かっこいいけどかわいさもちゃんと残しつつ…でも出会った初期の頃に比べたら格段に大人にもなっていて、絶妙なバランスな最高年下彼氏 涼。そんなのもうメロ突き上げちゃいますってー。えー。
もう1つは、作中で幹太が涼にプレゼントした恐竜のキーホルダーです。この恐竜のキーホルダーが年月を追うごとに、変化していくのがとてもエモいというか、胸がキューーってなるポイントでした。最初は、涼の部活のマネが作った手作りお守りと一緒にリュックにぶら下がっていたのが2年後にはその手作りお守りは外されてリュックには恐竜のキーホルダーだけになり、最後は合鍵のキーホルダーになるんです。元々は幹太が、マネの手作りお守りに対抗心のような嫉妬心を感じて涼に渡したものなのですが…。どのタイミングでマネの手作りお守りは外されたんですかね…作中では全く触れられてないので腐女子の妄想力頼みになってしまうのですが、ただ単に部活を引退したから外されたのか…幹太はその嫉妬心を涼に打ち明けたのか…非常に気になるところです。描かれていない部分がたくさんあると思うので、そういう部分はこちら側で妄想したり想像したり…願わくば、いつか小ネタ的なエピソードが番外編とかで読めたら嬉しいな〜と思っています

スピン元を予習した甲斐があったのか、幹太に対するクソデカ感情が溢れすぎていて、幸せになってよかった〜〜と拍手喝采スタンディングオベーションすると同時に、月日の流れのなかで幹太がこんなにもえっちな受になるとは思いもせず今でもどきどききゅんきゅんが止まりません。( ´ᾥ` )ウッ…… デカ受というわけではないのですが、幹太の方が少しばかりガタイいいのでそこも推せるポイントです。魅惑のおっぱい…
幹太のことはビジュも含めてずっと『かわいい〜かわいいい〜』と思っていて、なんでこんなにかわいいんだ〜と思っていたら上巻おまけページにて幹太の苗字が『橋本』であることを知り衝撃を受けました(よく見たら上巻の序盤に『橋本』って書いてありました。他にも見落としがあったかもしれません)。ハシモトカンタ…………………………………… そりゃかわいいわけだァ〜〜〜〜!(大の字)
いっそのことBL界のはしかんと呼ばせて〜!!!!!!

2

2人のそれからのはなし

上巻で、自分の恋心に気付いて、お試しではなく恋人として先に進むことに決めた幹太。涼と初めてするって時に、思いもよらず涼に抱かれる雰囲気になって…っていう下巻の始まり。
いやー、そっちそっち!やっぱ普段余裕あるのに、年下に調子狂わされて翻弄されちゃう系年上美人は絶対に受でしょ!幹太のかわいい姿が見られて本望です…ありがたや。
かわいいわんこのオスみもサイコウですよね。やっぱこっちこっち!!

付き合い始めたけど、幹太に幸せになってほしすぎて、そこからなんかあってしまったらどうしようとまで心配してたけど、大丈夫!しっかりとしたハピエン!

順調にお付き合いを続けていって、涼の大学受験があったり幹太は就職したり。
2人の環境は変わっていっているけど、ふたりの関係性は変わらないどころか、好きはもっともっと深まっていっているところにもうとってもキュンです。

最後に「幹太の実らなかった恋は、この恋をするためにあったのではないか」っていう先生の言葉をみて、いやまさにそれだなぁって思ったし、悲しかったことすら今の幸せを得るためのフラグだったと思えるくらいに、今が幸せなのがとっても嬉しく思いました。

めちゃくちゃよいお話でしたーーー!!

1

BLご馳走テンコ盛り

ごちそうさまです。
イヤー本当に美味です。幹太の色気がダダ洩れ、営み中のおつゆが幻想でも読み手に伝わるぐらいプンプン香ってきそうでした。
社会人になった幹太の短髪もセクシーで最高です。
涼の一途な思いが遂げられた時は良かったねぇと思いながらも、幹太の
「俺がこっち―...⁉」に私もあら~!でも秒でイヤ、逆に良いかも、そっちの方が、、、。などと本当に可愛らしい二人でした。ジレジレの上巻とは打って変わって下巻は特に後半のおまけはこれでもかというほどラブラブな二人が拝めて満腹です。

0

甘々‼️えち‼️キュン‼️

上巻に続いてレビューです!

やっぱり作者さんの表現の仕方がたまらなく好きです‼️
失恋相手の最上への未練がサッパリし、今の涼(攻め)を"見ている"のが分かるシーンの後、車の中で涼「今年の夏はなんか…暑いっすね」に対し表情を変え、幹太「そーだな」というシーン。ああ2人の物語が始まるんだ と実感させられる、非常に爽やかで最高なシーンでした‼️

攻めの涼がどんどん大人っぽく、バリイケメンになっていき読んでいて眼福でした。受けの幹太も色気が増し増しで大変なことになっています。
あまりにも2人のビジュがカンストしていき、本当にありがたいです泣

下巻は結ばれた2人の半同棲生活って感じです!
特に大きし事件等もなく、甘くゆったりとした2人の日常を、年数を追って眺められます。

個人的に男前受けがえっちな下着を着て誘うのが大好きでして、、幹太(受け)がなんとまぁな下着を着ていたのに大喜びしました‼️

上下巻とスピンオフでしたが非常に満足度の高い作品です‼️
たまたま目に入って手に取ったのですが、出会えてよかったな〜と思います‼️

0

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