電子限定特典付き
上巻から引き続き。
てっきり上下巻まるまる2冊をかけて
少しずつ焦らされながら両想いになってゆくのかと思っていたら、
下巻は序盤のみ二人の恋が成就するまで&初えちが描かれており、
残りは二人が恋人同士になった後のイチャ甘後日談でした♡
恋人編といっても過言ではないくらいの糖分過多っぷりで
最後の最後まであまあまでした。
最初こそ涼からの告白に戸惑っていた幹太でしたが、
この下巻ではもはやそんなことも感じさせないくらいに涼に夢中で、
抱かれるときには普段のイケメンっぷりはどこへやらな
ぐずとろ受けと化していてとてもエチでした///
年齢差もある二人なので大学生や社会人へと進路が進んでゆく中で
すれ違いなどもあったりするのかなぁと心配だったりもしましたが、
そこまで大きな障害もなく、最初から最後まであまあまなカプでした。
糖分をたくさん摂取したい!という方にぜひおすすめな二人です♡
上巻で、自分の恋心に気付いて、お試しではなく恋人として先に進むことに決めた幹太。涼と初めてするって時に、思いもよらず涼に抱かれる雰囲気になって…っていう下巻の始まり。
いやー、そっちそっち!やっぱ普段余裕あるのに、年下に調子狂わされて翻弄されちゃう系年上美人は絶対に受でしょ!幹太のかわいい姿が見られて本望です…ありがたや。
かわいいわんこのオスみもサイコウですよね。やっぱこっちこっち!!
付き合い始めたけど、幹太に幸せになってほしすぎて、そこからなんかあってしまったらどうしようとまで心配してたけど、大丈夫!しっかりとしたハピエン!
順調にお付き合いを続けていって、涼の大学受験があったり幹太は就職したり。
2人の環境は変わっていっているけど、ふたりの関係性は変わらないどころか、好きはもっともっと深まっていっているところにもうとってもキュンです。
最後に「幹太の実らなかった恋は、この恋をするためにあったのではないか」っていう先生の言葉をみて、いやまさにそれだなぁって思ったし、悲しかったことすら今の幸せを得るためのフラグだったと思えるくらいに、今が幸せなのがとっても嬉しく思いました。
めちゃくちゃよいお話でしたーーー!!
下巻は、涼が幹太を抱くところから始まります。
さすがに抱かれる側と思っていなかった幹太ですが、精一杯な愛をぶつけてくる涼を前に覚悟を決めます。
そして、身体を重ね続けるふたり。
すっかり幹太に身体を開発されていき、、、
やがてお付き合いも三年目を迎えます♡
大学受験を終え、そしてさらに時は進みます。
社会人になった幹太。
益々背が高くなった涼。
後半は、愛がより深まり、えちえちシーン多めの相手を愛おしいとまで想えるようになった尊い二人に、尊タヒしたまりあげはでした。
そして、いつの間にか雄々しかった幹太が、めちゃ可愛くなっていて、涼のためにえちなぱんつ履いてるなど、いつの間にかまっすぐな愛を向ける恋人の前で変化していたのも尊かったです!!
(でも相変わらず雄っぱいは大きいままで、えちお兄さんみたくなってて萌え転がりました。雄っぱいサイコウ!!フゥー♪)
スピンオフだそうですが、スピン元は未読です。すごく個人的な好みなんですが受けの方が攻めより身体が大きいのは萌えポイントではありません。なのに!!こちらは幹太さんの身体がエロすぎてそういうの全部吹っ飛んでしまった。
先生の身体の描き方というのかな。胸から腰から身体のラインの曲線がとてもセクシーでこの人なんてエロい身体なんだ……と食い入るように読んでしまいました特に胸の描写は絶妙だったな。不自然すぎないアレの成長具合。開発されてさらにセクシーに...!好きでした。
涼くんは最初はかわいいワンコ!!ひたむきな愛を伝えてくるって感じだったのに2人の関係が変化しはじめてからすごくオス感がでてきて良かったー。年齢を重ねて彼も年下の可愛い男の子ってだけじゃなくなったなぁと。
2人のラブシーンがずっと刺激的で、お風呂場で幹太さんがひとりで耽っているところに涼くんが入っていったとこ特に好きだった。
上巻の最後でオレがそっち?ってとこ私もそう思ってたけど終わってみたら納得でしたわ!
ちょっと上巻を読んで時点で予想していた下巻の内容とは違い、
肩透かしというか「あれっ?」と思ってしまいました。。
「萌2」ですが、個人的にはもう少し”甘さ”以外の要素、
深掘りが欲しかったなあ、と...
まさか、幹太(受)が敗れた恋について
結局涼(攻)が事実を知ることなく終わるとは思ってもいませんでした。
(涼は幹太の恋敵の弟)
すれ違いや、嫉妬・独占欲を感じるシーンはなく
何年経っても終始ラブラブ&濃厚エッチ…という感じだったので、
ちょっと好みは分かれるかもしれません。
あまあまは普段から大大大好き!!なんですが、
こちらのシリーズについては”上下巻”の意味とは…と
ちょっと考えてしまいました;
とはいえ。
思いもよらぬ”受け側”もどん!と受け入れ、
男前ながらもどんどん可愛くなっていく幹太のキャラは本当に魅力的✨
逆に攻めの涼の方は顔の可愛さと体格の小ささもあってか、
”可愛いワンコ”のまま...
そこから一歩踏み出した「カッコよさ」が欲しい!と感じました。
付き合い始めた二人の数年後、半同棲生活まで。
甘くて甘い糖度200%の内容だったけれど、
お話の掘り下げ方としては物足りなさが残ったかな、、
幹太の姉が離婚することになり、
幹太に”お家後継”問題が浮上!?かと思いきや
すんなりお姉ちゃんが離婚を辞めて後継問題もなくなっていたり。
お姉ちゃんの登場はなんだったんだろ…?と思わなくもなく。。
上巻では見られなかった濃厚な濡れ場には満足しつつも、
(特に「幹太さんのせーし」「俺のいないとこで一滴も出さないで」っていう
涼のセリフは印象的)
二人の関係性の変化、というところで
もう少し何か揺らぎがあっても良かったのかな…と思うこちらの下巻でした。
★修正:tn/anl白抜き