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「休日のご褒美」アンソロジー

kyuuzitu no gohoubi anthology

  • 電子単話
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表題作「休日のご褒美」アンソロジー

シグルド・フォーデン
20歳、α、王立騎士団のエリート騎士、金持ち商家出身
リオル・フォーデン
20歳、Ω、没落寸前な名家の出身

あらすじ

契約夫夫のすれ違い――本当の気持ちは!?


幼馴染で初恋の相手からの求婚。
この申し出にオメガであるリオルは、ふたつ返事で結婚を承諾した。
しかし、アルファであるシグルドはヒートのときそばいてくれない。

「別にヒートを起こしたからって死ぬわけじゃないだろ? ひとりで耐えろ」

シグルドからの無情な言葉。
リオルが恋をした学生時代の彼と違い、いまは別人のように冷たい人となっていた。
悲しみに暮れるリオルだったが、シグルドにはある思惑があって……。


ちょっとした時間に手軽に読める四話のショートストーリー
第一話は両片想いのじれじれオメガバース。

作品情報

作品名
「休日のご褒美」アンソロジー
著者
雨宮里玖  一ノ勢みけごろた 
媒体
小説
出版社
aito
レーベル
ラヴィノベルズ
電子発売日

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趣味じゃない

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レビュー数
2
得点
30
評価数
6
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数2

No Title

読んでいるとドキドキな両片思いです。
気持ちが丁寧に書かれていて、引き込まれて読めます。
はじめのインパクトある結婚生活には、こんな思いがあったのね、と納得できる、読後感が良い本です。
好きなBL本になりました!

0

様子のおかしい攻め

作者さん買いです。
両片思い、じれじれを望むなら雨宮里玖先生の作品をおすすめします。
また「様子のおかしい攻め」も先生の代名詞になるかと思います。
お話は政略結婚した二人だが二人は幼馴染で、受けは昔から攻めが大好き。攻めもそうだと思っていたし、初夜はとても甘い幸せな時間だった。それなのにどうしてか初夜以降攻めは受けを避けてなんとヒートを癒やすこともしてくれない!
広いお家に残された受けは攻めの衣類で巣作りをして発情期に耐える。どうしてなの?
というお話です。
初っ端から厳しい台詞を残して出ていく攻めなので、読者としては「ひどい!」と思われる方もおられるでしょうが、そこが「様子のおかしい攻め」なのです。
そんなこと言いながら「好きなんじゃろ?素直になれよ」とそっと肩をポンポンしたくなる純な面が垣間見れて、胸を擽られます。
でも当然、当事者の受けには攻めの気持ちが見えないし、攻めも受けを誤解してしまっている。
あ~言葉が足りてないんだよ!とジレジレしながら、でも紐解かれていく背景や心にジンとしてキュンさせれます。
雨宮先生ならではの広げ方や、エピソード。それを感じながら読ませて頂くのが大好きです。ぜひ他の方にも味わって頂きたい。
様子がおかしい攻めが溺愛全開となったときの甘さは!!!!!です。


3

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