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甘く優しいその場所は欲情まみれの愛の檻
小説
会社員のアルファに見出されたベータだと思ってたオメガの大学生の話
大学生の圭斗(受け)はゼミで一緒に課題に取り組むことになったオメガの同級生ノゾムと喫茶店にいたところ、アルファの会社員香倉(攻め)に声をかけられます。
てっきりノゾム目当てだと思ったのに、香倉の目当ては圭斗。
ベータの圭斗は驚きますが、ノゾムに言われ再検査をしたところ、発達の遅れていたオメガだとわかります。
漠然とした将来像すら全く変えてしまう衝撃の判定に動揺するのです。
圭斗はベータ判定されていたオメガだったので、オメガのことを一般的に知られていることしか知りません。
その為だいぶ危機感の薄いオメガになっています。
今までの価値観が反転してしまう、オメガ判定。
周りの反応も然り、これからの生き方然り。
それを心配していろいろ相談に乗ってくれるのが元々オメガとして有名だった友人のノゾム。
ぽやぽやした圭斗を叱咤激励したり、密かに調べてくれたり、本当にいい人と友人でした。
それもこれも圭斗の人柄あってのこと。
元々ベータだった頃から、差別されるノゾムをさりげなくフォローしていたことにノゾムが気づいていだこともあったからこそ、あんなに親身になってくれていたのです。
まさに情けは人の為ならずでしたね。
お相手の香倉は社会人なので大人な対応をしてくれていて、オメガになりたてなこともあり、なかなかつがいになる決心のつかない圭斗を辛抱強くまってくれます。
巻末のSSでの神楽視点の話では、こんな具合で良くまああんなに大人ぶった対応ができていたもんだと感心するくらいには、アルファらしいアルファでした。きっと、転職先でも頭角を表していくんだろうな。
WEB掲載の作品を加筆修正したお話で、掲載当時から読んでいて、楽しみにしていました。
また、WEBでの出版記念のSSも読ませていただきました。
もう少し彼らのこの先を読みたいですね。
番に振り回される優秀なアルファの姿はとても楽しいですね。
圭斗にとって26歳ってとても大人に見えるんでしょうが、そんなに大人じゃないんですよね。それに気がつくのは何年後でしょうか。
初心者オメガと狡いアルファなお話ですね。
本編
主人公圭斗が大学3年生で実はオメガだったと。その匂いを1人だけ気がついたアルファのイケメンリーマン香倉の指摘で判明します。
この年の差恋愛、さらにはバース性の知識が全然なくオメガ性も受け入れられてない圭斗のお付き合い(まずは友人から)が、じ〜っくり納得がいくまで書かれてありました。
そう、年の差恋愛しかもお友達から。
香倉の好意や性のことが信じられない圭斗の葛藤がよ〜くわかります。
運命とか言われても…、それって相性だけでしょ?僕のこと本気で好きなの?どこが?と自信がない圭斗。
この恋愛の始まりのペースの合わなささ。めちゃくちゃ共感しました。
しかも相手は年上で社会人。なにもかもを話してくれない、だけど勝手にマーキングや圭斗を全身コーディネートやら独占欲つよつよ。特にあのチョーカーなんて!仕掛けたな!
香倉に惹かれていく自分をなんとか受け入れるも、色々あってなかなか素直に言いたいことも聞けない。そんなところに大事件が!
ようやく圭斗も番になりたいと心から思えるようになりましたね。
お互いが本当に納得がいくまでちゃんと待ってからの恋人昇格やエッチ。そこは良かったです。が、そこまで圭斗視点で読み手も緊張感がピーンとしてて。甘くもなく踏み切れずで一気読みでした。
香倉がと〜っても我慢してたらしいのですが、圭斗がアルファの習性を知らないのでこちらもわからず。圭斗の親友から語られる説明からそうなのね〜な。
圭斗、オメガの勉強と一緒にアルファの勉強もするべきでは?でした。
短編
香倉視点です。
も〜圭斗が可愛くて仕方ないメロメロ状態から。香倉の過去や圭斗と出会った時の衝撃。
そして同棲中の描写から圭斗も幸せそうです。
本編にもありましたが、選ばれしアルファらしい香倉は執着や独占欲が強烈みたいですね。もう一生香倉の腕の中ですね!