電子限定描き下ろし付き
10年間の片思い、タイムスリップで花開く…!?
echo先生の本数冊まとめて読みました。
この作品もすっごく癒されました!とにかくかわいい。表紙も素敵です。
ヘンテコな生き物からのやり直し提案。このキャラもなんだかかわいい。怪しい感じだけど怖さはないから、タイムスリップしても大変なことや嫌な思いをしたり、にならないかな、という安心感。
ただひたすら(もちろん葛藤のようなところはあるけれど)高校生活がキラキラ楽しく過ごせてるところと、友人キャラがそれぞれキュートなので、楽しく読めました。
echo先生の最新作は青春×タイムスリップBLです♪
社会人の美佳と結城はある日、飲み会の帰り道に怪しいウサギと出会います。
酔った勢いでウサギから“過去に戻れるというキーホルダー”を買った2人は
高校時代にタイムスリップしてしまい…。
社会人になってから同じ趣味を通じて親しくするようになった2人でしたが、
高校時代には何の接点もありませんでした。
けれど、実は美佳は高校時代から一方的に結城に想いを寄せていたのでした。
図らずも想い人と青春をやり直せることになり
ドキドキしっぱなしな美佳ですが、そんな彼の健気な想いも知らずに、
美佳と青春をやり直せると無邪気に過去を楽しむ結城。
美佳の気持ちを知らないとは言え、くっつきすぎだし、
距離感どうなってんだ…!(歓喜)
男子高校生に戻ったからこそ見られる2人の距離バグが可愛くて眼福でした♪
また、好きなアーティストのライブを一緒に楽しんだり、
学祭に打ち込んだり、二度目の青春をめいっぱい満喫する二人が眩しすぎました!
これぞタイムスリップものの醍醐味…!
二十代後半の美佳(みよし)は、高校のときから十年間、陽キャイケメン同級生の結城に恋している。
同窓会で再会し、同じバンドが好きだと判明してから絡むようになったが、高校時代は陽キャと自分との居場所が違いすぎて、遠くから見ているだけの距離感だった。
そんな結城と呑んでいた美佳は、結城が職場で独り身のせいでお見合い的なお節介されて困惑している話を聞かされる。
高校時代は楽でよかったなあ、、
美佳と高校時代に戻って一緒に過ごせたら、、などと口にしていたら、帰り道に変な巨大ウサギと出会う。
そして、過去に戻れる胡散臭いキーホルダーを五十万円で勧められる。
砂時計の砂が落ちる時間だけ、戻りたい時代へ戻れる。すべて落ちてしまったら、元の世界へ戻ってしまう。
そんなキーホルダーを勢いで結城は購入し、
本当に高校時代へ戻ったふたりは、、、?!!
という、冒頭。
青春やり直しなのですが、
最初からふたりが仲良し設定のところから始まったり、大人になって遡る高校生活だったりするので、大いにアオハルを謳歌するのですが、、、
そのなかで、当時結城が告白して付き合った彼女が出てきたり、結城が美佳に好きな相手がいることに気がつきヤキモキしたり、
砂時計の残り時間を気にしながらも色々な高校生ながらのイベントを楽しみ、
嫉妬も含めドキドキ展開などすべてが甘酸っぱくて(中身アラサーリーマンですが)、
夏にぴったりな青春やり直しBLに終始身悶えました。
そしてなんといってもハイライトは、、
元の時代へ戻ってくる直前、ようやく結城が自らの気持ちに気付け、美佳へ告白したところです!!
もうネタバレでごめん! ですが、、
このシーンからの現代へ戻ってきてのやり取りが、ホントに尊すぎるので、ぜひ全人類、読んでほしいです。
ほんとに、アオハルやり直し最高でしたし、タイトルの「ロールバック」のあとに「愛」がついてるのも、エモすぎでした!!感涙
えちはなしですが、満足度200パーセントのラブストーリーでした。
書店に貼ってあるポスターに書かれた「青春リベンジ」が気になって、購入した一冊でした。
大人ふたりが過去に戻り青春をやり直す物語。
なにか後悔とか、重いものでもあるのかなと想像していたが、思ったより軽めの物語で、そして想像以上に良かった一冊でした。
エロなし。物語が良くて、満足度が高いです。
エロ重視のBL好きさんには物足りないかもしれません。
BL初心者も読みやすい一冊かな、と思いました。
以下はネタバレあり感想です
同窓会をきっかけに仲良くなった主人公ふたりは、
謎のうさぎのセールスを受け、過去に戻れるキーホルダーを購入。
高校時代のふたりは元々接点らしい接点がなかったが、過去に戻ったあとは一緒に楽しく過ごすことに。
いわゆる「青春」の名シーン(学生生活、夏休み、お祭り、文化祭などなど)がバランスよく各話に散らばる。
イヤホンをふたりで片方ずつ付けて音楽を聴くシーンはもう…エモくて拳を握ってしまった。あの頃だからこそできる描写……エモかった……
唯一気になったところは、
とてもかわいらしい表紙でタイトルロゴも凝ってるが、
ポスターを見かけてネットで情報を調べようとしても、ロゴデザインのカタカナが個人的にかなり読みづらかったです。
タイトルがわからなくて一回諦めました。別の書店のコーナーにたまたま平積みされてるのを見かけたからお迎えしました。