特別描き下ろし漫画付き
大学受験前、家庭教師の茅先生にフラれ、それ以来茅先生好みの男になろうと大学デビューした春斗。
そんなある日、まさかの構内で講師として働くことになった茅先生と再会して、、、?!!
という冒頭。
とにッかく
途中まで、茅先生の気持ちが見えそうで見えなくて、もどかしかったです。
というのも、過去の恋愛が関係しているのですが、最後まで読んでみると、その過去の恋愛は茅先生にとって恋愛じゃなかったのかなあ、、、
などと思うのは、
春斗と再会して一緒に過ごすようになり、理屈などよりも気付いたら動いていた! という場面が多かったからでしょうか。
一番の原因は、
茅先生の言葉足らずという気もしますが、、、
感情がすべて言葉じゃなく、行動に出るタイプだったので、より春斗にも誤解されてしまい、ホントにジレジレすぎて、途中で、ウウッ…泣 ってなったまりあげはでした。
2025年下半期、受けへの分かりずらいBIGLOVE秘めてる部門…大優勝攻めかもしれません。
だからこそ、終盤のあの情けなさからの激情はホントに良かったし、無事に想いが春斗へ伝わったあとの、まるで人が変わったかのように春斗へデロ甘えちな言葉を囁く、茅先生……最高でした…///
最初と最後で、全然キャラ違うじゃん…♡
最高ですね…(猫視点でふたりを見つめながら微笑みつつ)
と、なったピュアきゅんBLでした。
SNSで表紙を見かけて一目惚れして購入しました!絵もとっても綺麗&可愛くて読みやすく、ストーリーも素敵でした〜!
高校時代の家庭教師、茅に手酷く現実を突きつけられて振られた(と本人は思っている)猫羽くんが大学生になって、講師として働いている茅に再会する所から始まるお話です。
最初は猫羽くんもツンツンしていて過去の出来事を根に持っている様子でしたが、元はと言えば大学デビューも茅先生の「好きなタイプ」を目指した結果ですからね♡
子猫を先生の家で育てるようになって、お家に通うようになってからのやっぱり先生が好きと自覚してしまう猫羽くんが可愛すぎました!
また、外ではしっかりしていてクールな印象の先生ですが、ズボラで言葉が足りなくて…と新しい面が見れるようになって余計にドキドキしてしまう猫羽くん、一途というか健気というか!
そんな猫羽くんの思いを知ってか知らないでか、思いの行き違いで喧嘩してしまう2人。
BAR店員尚さんに対して嫉妬心が生まれた先生には、お!?ついに!??と思いましたが、ここでも言葉足らず…!!も〜!!大人なんだからしっかりしなさい!とは思いましたね。笑
お互いに気持ちを伝えあって……いや、ここも先生、猫羽くんに指摘されてようやく自分の気持ちに気づく始末。これに関しては結果オーライなんですが、やっぱり気持ちが固まって自覚の上で告白して欲しかった所はあります笑
ですが、その後の溺愛ムーブ!こちらは最高に萌ました!!言葉足らずだったのがチャラになるぐらい好きを態度でも伝えていて理想の彼氏♡に成長♡♡♡
えっちシーンもとてもかわいかったです!
電子白塗り
絵がキレイ!とても読みやすかったです!
読み始めの最初は、攻め様のキャラがよくわからないな~と思いながら読んでました。クールなのか優男風なのか掴めなかった。眼鏡も一緒ですね。眼鏡キャラなのか、とったりつけたり繰り返してたから、どれがキャラなのかわかりにくかったな。
話が大きく変わったのは猫ちゃんが登場してから。ここでやっと家庭教師の先生だった人の内側が見えてきて、言葉がストレートな人だと理解できて、受け様とのイチャイチャにニヤつきながら読みすすめてました。この辺りはもう最高。ありがとうございます(´;д;`)
受け様に関しては、ワンコ系でもないし間違いなく健気ではあるんだけど、もっと素直におなりよと。
かわいいんだけど、もっとふりきっててもよかったような。
紆余曲折あり、なんやかんやで二人の気持ちが通じた後からご褒美のような攻め様甘々時間に突入。
この甘さのために塩を耐えたよーと。
もう本当にありがとうございました( ;∀;)
攻め様の心情もしっかり描かれているため、置いてけぼりにもならず大満足です。
あと何回か読み返しておとしこみたいなと思いました。
先生・三鷹の冷たいフリ方にカッチンしたものの、未だ昔の恋を忘れられない春斗の想いが健気で一途で問答無用で推せる。一度フラれたことのある先生との再会ラブの行方に大注目のストーリーでした。
ほほぉ〜……(//∇//)
絵もたいそうキレイだけど、切な苦しいストーリーも非常に良かった!!
幸せなターンや切ないターン、萌えターンにすれ違いターンもいっぱい待ち構えていたけど、たくさんの感情に踊らされたことも最高の読後感に繋がりました。
恋愛否定論者の三鷹と、そんな三鷹に恋をする春斗の想いが、うまく噛み合わないのが焦ったくももどかしいですが、三鷹の想いが徐々に春斗に向いていく変化にはニヤニヤでした。
過去に春斗をフッたときの三鷹はあんまり好きじゃなかったけど、この男ってこんな表情するんだなとか、こんな性格だったんだとか色んな顔が分かってくると、三鷹という男の抱える暗い部分に共感できなくもなかったです。
恋愛がくだらないと切り捨てる割に、春斗には同じベッドで寝るくらい気を許してますし、完全に嫉妬心からの八つ当たりですよね、それ?という態度は、完全に好きゾーン入ってるとしか言いようがない(笑)
"くだらない"と三鷹が言う恋愛のレールに、三鷹自身がしっかり乗っかってることの矛盾が、この恋愛模様の見どころだと思います。春斗視点のお話であっても、三鷹の感情の揺れ動きが分かるストーリーが良かったです。
恋愛をくだらないことだとバッサリ切り捨て、好き感情がどんなものかも分からない男が自分の気持ちにハッキリ気付いたとき、2人の関係や見える景色はどう変わっていくでしょうか?^ ^
失恋を経てもなお三鷹を諦めきれない春斗の健気さに応援しきりの物語でした。
付き合ってからの三鷹の甘々攻めへの変身っぷりは必見です!
春斗の想いもようやく落ち着けるところに落ち着き、拍手喝采の感動ルートは多幸感いっぱいでした。