ボタンを押すと即立ち読みできます!
小説
今回、大好きな作家様の初書き下ろし小説の電子書籍発売と言うことで、楽しみにしておりました。
先ずは、やはり緑虫先生…とっても面白い!
会話のテンポ、場面展開、お言葉のチョイスと兎に角
グイグイとお話に惹き込まれました(笑)
口が悪く職場では、トラブル回避の為に、無口になるべく目立たないように過ごしてきた宮廷職員のロジェ。
その彼がある日突然、男性限定でモテ出して、熱い視線を投げかけられるだけでなく、身(貞操)の危機が(笑)
今まで魔力がないとされていたロジェの異変が魅◯魔法のせいだと気付き、被検体として調査に乗り出す、魔力研究所 副所長で超美形天才魔道士のヴィクトル。
ただ、このヴィクトルがちょっと?変人で、ロジェとのやり取りが最高!
ロジェの口にするのも恥ずかしい、アレやコレやを石板への口述筆記の名の下に語らせられるシーンも、ロジェに同情しながらも面白くて…
トドメは魅◯魔法が発現した原因の検証で、とある道具を用いての◯◯。
ヴィクトルの前で、ソレをするの??とハラハラ(ワクワク)しました(笑)
変人と思っていたヴィクトルも、実は美麗過ぎるが故に上手く対人関係が築けずに、自分の容姿に関して自己肯定感低低。
でも、本当は優しくて、ロジェのピンチには必ず颯爽と助けにきてくれて、カッコいい魔法を唱えてくれるのです(ホントにカッコいいの♡)
こんなの惚れずにはいられませんよね。
魅◯魔法の発現理由も判明し、これから二人で解決策を探究していくハズだったのに…
ロジェの身に大変なことが!?
こんな良い所で上巻が終わってしまうので、これは下巻も読むしかないですよね。
絶対にヴィクトルが助けに来てくれるハズ!!
面白さの中にもお二人の切ない想いや、恥ずかしい事を言わされたり、ヤラされたりするロジェに同情しながらも、ヒーローさながらのヴィクトルの救出場面にキュンもいっぱいです。
下巻を読むのが楽しみです。