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あらすじ

町工場で働く26才の清見。幼い頃、メガネをかけた男の子に恋してしまい、周りにからかわれたことがずっとトラウマになっていた。
もう、同性を好きになりたくない。そう思っていた清見の前に、社長の甥っ子で大学生の樹が現れる。卒業後は正式に入社するらしく、それまでは勉強という意味で今から経験を積むことにしたようだ。
メガネをかけている樹は見た目通り真面目で優しく、清見が幼い頃に恋心を抱いた男の子にどこか似ていた。似ているがゆえに、どうしても意識してしまう。

もう、好きになりたくないのに――。
過去のトラウマを抱えた町工場の青年とメガネをかけた優しい大学生の、切ない恋物語。

作品情報

作品名
この恋をもう知ってる 上
著者
月村有李 
媒体
漫画(コミック)
出版社
MUGENUP
レーベル
エクレアコミック
発売日
電子発売日
ISBN
9784434365607
4.2

(8)

(5)

萌々

(1)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
33
評価数
8
平均
4.2 / 5
神率
62.5%

レビュー投稿数1

過去のトラウマを乗り越えてほしいです

大好きな漫画家様の作品で、単話電子配信されていた頃から大好きなお話でしたので、今回、紙・電子での単行本化!それも上下巻同時発売されて本当に嬉しいです♡

攻めの染谷くん(染ちゃん)と、受けの清見さん(キヨさん)が、とある小さな町工場での出会いから始まりますが、実はお二人は以前にも??

そのとある町工場は染ちゃんの叔父さんが社長なのですが、かなり平均年齢が高めなのです。
26歳と若い男性なら、若い女性と出会える職場に期待を持つのでしょうが、ゲイであるキヨさんは今の職場に居心地の良さを感じ、いつも職場で笑顔で楽しそうにしているのに、時折みせる表情に哀愁が…
中学生の頃に眼鏡をかけた同級生の男子を好きになり、勇気を出して告白したのですが、その男子には驚き引かれ、それを他の同級生に目撃されてからかわれた事からずっとトラウマとなってしまいます。

そして中学生の頃、好きな女子の一言が原因で目が悪いのに眼鏡をかけようとしなかった染ちゃんに、キヨさんが掛けた言葉が、染ちゃんの眼鏡人生のみならず、キヨさんの事が忘れられない存在になっていかれるのですね。
それから、キヨさんに想いを募らせていく染ちゃんと、
ゲイ故に恋に臆病なキヨさんとの冒頭での再会シーンとなります。

キヨさんは自分がゲイであり、初恋の男子にどこか似ている染ちゃんに対して過去のトラウマが邪魔をして、不安ばかりでなかなか前に進めないのです。
「もうあんな思いはしたくないのに…」
と思いながらも誠実でキヨさん一筋の染ちゃんにどんどん惹かれていきます。
でも、もともとはノンケの染ちゃんに、女性との幸せを願いながらも嫉妬するキヨさんの心の葛藤も切なくて…

上巻最後のシーンでのお二人の思いも切なくて、どうかキヨさんに心から染ちゃんと愛し合い、幸せになってほしいと強く願いつつ、下巻に突入です。
上下巻同時発売で本当によかったです。

とっても素敵な作品なので、ご一緒に染ちゃんキヨさんの幸せを見届けてほしいです!!

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