電子限定かきおろし付
ざらめ鮫先生の描かれる、攻め受け+GALがカワイイお表紙。
ざらめ鮫先生はもちろん、総勢11名の作家で送る、ギャル視点というめずらしいBL。
というのも、BLにおいて、女性キャラの登場はあまり歓迎されないなどと、なにかで見かけたことがあったので、はたしてその融合は、、、??!
と、興味津々になったアンソロジーでした。
GAL視点だからこそ読めた作品がほとんどで(当たり前)、どれも面白くて、おかわりがほしいくらいあっという間に読んでしまいました。
とくに印象的に残った作品は、、
●ざらめ鮫先生「着飾るヒナはまだ恋を知らない【番外編】」。
すでに商業で発売されているcpのお話なのですが、個人的に「たなか」がめちゃくちゃいい子で好感度高かったです。
●星倉ぞぞ先生「叔父の慎ちゃん」
なかなか現実では難しい家族のカタチだからこそ、叔父の慎ちゃんとあかり、そして慎ちゃんの恋人のたつみくんとの関係性がよかったです。
●カトウロカ先生「推しカプウォッチング」
①幼なじみ、②ストーカー気質、③そして、、、
ここに登場するギャルと同じ性癖すぎて、納得しかなかった、、、
尊い(両手で顔を押さえて)✧
●凡乃ヌイス先生「推しの命日」
なにから何まで面白かったし、ラストのオチまでこれだけのページ数だというのに、BL的萌えの要素が余すことなくぎゅぎゅっと詰め込まれていて、良き良きでした♡!!
そして、闘いのところでちょっと泣いた涙涙
歴史の教科書に載ってそうな、推しの自画像をスクショしてるギャルも可愛かったです♡(いや、推しだって言ってるじゃん←おい)
●わたぬきめん先生「おさななじみ」
こういう、イケメンと地味メン幼なじみのお話好きすぎる!!
誤解から溝ができて離れちゃったけど、その間もずっとイケメンが地味メンのことを大好きで、ギャルを牽制しようとしてるところとか、めっちゃ好きです!!
●加奈先生「勇者と魔王とギャル」
立場が逆で、本来だったら馴れ合ったらいけないふたりが両想いになるお話が大好物なので、
もっと続きあったらいいのに…♡って思いました。
個人的に、魔王が勇者のことを隠れて見守る系で溺愛してるのが微笑ましくて、ホント好きでした♪
褐色肌攻めなのも良き!
おかわりください!!(二度目)
ホントにどの作品も面白かったです!!
どのお話でも、カバー後ろの煽り文のように、ギャルが彼らを救っていて、
この企画考えた方、ホント握手したい……♡ってなったアンソロジーでした。
またいつか、違う作家様で読んでみたいです。(図々しいお願い)
とても良いアンソロジーでした!
あらすじの通り、妹・姪っ子・同級生・特殊能力持ちJK・異世界転移ギャルなど、さまざまなシチュエーションで「ギャル視点のBL」を楽しめました。
BL作品に登場する強烈な女の子キャラが少し苦手なタイプなのですが、このアンソロに登場するギャルたちはみんな優しい…!
どの話もやさしい世界で、元気にアシストしてくれるギャルたちに、読んでいて心があたたかくなりました。
明るく優しい気持ちになれるので、ぜひおすすめしたいです。
そして何より、先生方が描くギャルがみんな本当にかわいかったです
BL、女子がガッツリ絡んでくるのがあまり好きではないという方は一定数いると思います。かく言う私もその口なのですが、今回執筆陣がとても豪華だったのでついつい購入してしまいました。
結論、大正解でした!
ギャルすごい。嫌味な感じも恋愛的な感じも一切感じさせないのに絶妙に距離が近くて、誰よりも腐女子的な視点で彼らのことを見守り応援して盛り上げてくれる存在で、どの作品を読んでもすごく元気になりました!あととにかくハッピーな展開が保証されている雰囲気、最高です。
短編特有の物足りなさを感じさせる作品も全くなく、どの作品もここに入っているだけで最高に萌えることができ大満足です。激推しです。
ギャル女子BLとはなんぞやと名前に惹かれて買ってみたらとても面白くて元気が出ました。
BLカップルのキューピット役になるギャル、相談役になるギャル、どちらかの妹なギャル、BL好きなギャル、失恋するギャルなどなど、明るく楽しい多種多様なギャル女子と、初々しいBLカップルの恋の話がたくさん読める面白いアンソロジーでした。
普段BLを読まない方や、全年齢なBLをお探しな方、少女漫画風な明るいテイストがお好きな方は絶対好きだと思います!
