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表題作限りなく身勝手な愛情

高須賀正和(サラリーマン)
堀慧一(サラリーマン)

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

サラリーマンの堀慧一と高須賀和正は社内恋愛の真っ最中。
先輩なのに、凄みの入った強引な後輩・高須賀に
いいようにHをされる毎日を送る堀だが、
なんだかんだで高須賀を許してしまう。
そんな中、高須賀の携帯に堀の声で
「別れてくれ」という電話が掛かり始める。
もちろん堀に覚えはなく、犯人探しを始めるが、
その矢先に堀が誘拐されて…!!

作品情報

作品名
限りなく身勝手な愛情
著者
樹生かなめ 
イラスト
麻生海 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
シリーズ
限りなくゲ-ムに近い本気
発売日
ISBN
9784861340567
3.7

(4)

(1)

萌々

(1)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
15
評価数
4
平均
3.7 / 5
神率
25%

レビュー投稿数1

人の表と裏と

ダリアノベルズの新装版ですが、修正のみで書き下ろしは無い様です。

前作で高須賀〔攻〕が、心底嫌っていた千葉だと知った堀〔受〕ですが、彼らの付き合いは続いています。
しかし堀の失くした携帯から、2人の関係を知る誰かから悪戯電話が入り、そして堀の自宅にも無言電話が入る様になります。
そして堀は実家へと戻った際に、ある女性から自分は母の不倫で出来た子供で父親は別に居て、堀の母親に会わせて欲しいと嘆願したのにもかなえられず本当の父親は亡くなったと聞かされます。
更にその後、堀は何者かによって拉致監禁されてしまい……。
正体を明かしたからか、高須賀こと千葉は前作よりは多少丸くなってますが堀への執着っぷりは相変わらずで、執着攻スキーとしてはたまらんです。
こういうやたらモテるんだけど他の人間には本気にならず、一人の人間だけに執着する攻って凄い萌えポイントなんですよー。

しかしこの作品で一番食えないのは堀の母親かもしれませんな。
堀の周りの信じていた人々の表と裏とが分かる、そんな展開でした。

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