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攻め受け双方の生い立ちからくる家族観の重さに対して、1ヶ月預かるだけのポッと出の子どもを家族と言ってしまう軽さがアンマッチでどんなテンションで読めばいいのかよく分からないなと思いました。
良い話だな〜と思うところもあるんですが1ヶ月の同居は家族かな?一時預かりでは?と気になってしまって。。母子関係が悪くて居場所がないとかならまあ…と思うけど全然良好みたいですし。
作中で家族って思ったら家族でいいと言うシーンもあり、まあそれはそうかもしれないんだけどじゃあこの2人の悩みに寄り添おうとするこっちの心情は…?とも思ってしまったり。
子どもの親である受けの姉も我が子を預けることに対して、同居人が在宅仕事ならいけるっしょいい感じに説明してくれや的な結構な発言をしてるのに最終的になんかいい感じにされてるのも割とモヤモヤしました。旦那いないんだっけ?と思ったら別に普通に海外にいるらしいし…そっちこそ家族の緊急事態なんだから帰って来いよ…
絵はマジでめちゃくちゃ可愛くて綺麗です。読んでる間ずっと目が満足してます。
受けが自分の悩みを攻めに言わないことについて、攻めといる間は考えなくて済むって言うところとかもかなりグッときました。
せっかく攻め受け幼馴染で濃い関係なのに作中ほぼずっと預かり子が出続けてるのでもっと2人の関係に集中して読みたかったな〜と思いました。
子どもも可愛いんですけどね…ただこっちとしてはBLが読みたい気持ちで読んでるのでどうしても
無事子ども帰宅後の2人のイチャイチャのターンでやっとやったー!!となりました。
幼なじみで同居中の直と尚希。
両親を幼い頃に亡くしている直にとって、尚希はずっとそばにいてくれた大切な存在。
尚希のことが好きだけど、関係が壊れるくらいならこのままでいいと踏み出せずにいる直が、とにかく切ない。
ちょいちょい直が尚希とこの先一緒にいることを諦めてる描写があってそこがとにかく切なく感じました。
そんな中で宇宙くんを預かることになって、三人暮らしが始まります。
この宇宙くんが本当にいい役割してる。
子どもらしいまっすぐな言葉が、
止まってた二人の関係を少しずつ動かしていく感じがすごくよかったです。
一緒に過ごす時間の積み重ねで、空気が変わっていくのがちゃんと伝わりました。
あと尚希視点の話もあって、
尚希にとっての直の存在とか、なんで宇宙くんを預かることになったの経緯もわかるのが良いなと思いました。
今までは踏み出せなかった二人が、少し関係が動いたことで大きな一歩を踏み出すのもよかったです。
好きになるって、いつか別れるかもしれないってことなのが怖くて動けない感じ、幼なじみならではでほんとうに切なくてつらい。
でもそこで宇宙くんの言葉がめちゃめちゃ効いた。
あのまっすぐさに背中押されるの、めちゃくちゃよかったと思います。
平行線だった二人が一歩踏み出せたのは、間違いなく宇宙くんのおかげです。
優しくてあたたかいお話でした!
※レーベル情報だと攻めは並木直、受けは須山尚希です。
ラストに少しだけ性描写があるけどかなり控えめで、ほぼストーリー重視です。
明確に描かれてないので受け攻めが分かりづらいかな?と思いました。
連載でずっと追ってた作品を、単行本で一気読みできたのがまず最高すぎました…!
連載時ももちろん良かったけど、通して読むと感情の流れが一気に押し寄せてきて、ああこの作品やっぱり好きだ…としみじみ実感しました。
とにかく二人の距離感、積み重ねてきた感情の重さに萌えます…!
お互い大事に思ってるのが伝わるからこそ踏み込めない感じとか、
「このままじゃ足りない」という気持ちとか、どっちの視点もわかりすぎてずっと情緒がぐらぐらしてました…。
じれったいのに、その一歩がめちゃくちゃ重いのがちゃんと描かれてるから、
簡単に「早くくっついて!」って言えないのがまた良いんですよね。
そして宇宙が本当にいい仕事してて…!空気を明るくしてくれるし、
二人だけじゃ亀ペースだった関係性がどんどん進んでいく感じがたまらない。
気づいたら三人まとめて愛おしくなってるやつです…。
終盤にかけての感情が溢れる場面も泣きそうになりました。
気づいたらページめくる手止まらなくて、そのままラストまで一直線。
幸せな読後感でした……
描き下ろしも是非読んで欲しい。(ニヤニヤ止まらない…)
ただの恋愛っていうより、字間の積み重ねによる絆みたいなものがすごく丁寧に描かれてて、
読後はじんわり温かい気持ちが残る作品でした。余韻がずっと抜けない…。
