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「我慢するのって本当にいいことですか?」
変われない自分が嫌なのに変われない。前に進みたくても進めない。周りに流されやすい吉乃と迷子になったのを助けてくれたはじめが主役のスピンオフ。
相変わらず断れず飲み会に参加した吉乃を介抱することになるはじめ。翌日吉乃を家に送ったはじめがいる時に吉乃の自宅が漏水してしまい、はじめの家に避難することになるタイミングの良さ(笑)。ここはちょっと一昔前の漫画設定で笑っちゃった。
しかもはじめの双子の弟妹の誕生日だったので、誕生パーティに参加するため一緒に帰郷することに。
優しいはじめの親は寛容でも、叔母は同性愛に対して差別的な態度をとる人だと知る。はじめが帰郷しづらそうだった理由も知り、身内の言葉によって傷つけられるはじめを見て、流される自分でいたくない吉乃はカムアウトする。今までできなかったのに。それほど一番大事なはじめを傷つけたくないから。
そのままはじめの家族の家に居づらくなった吉乃は、太一と千里のところへ。逃げるような形になったけれど、千里たちと話すことによって吉乃の千里との過去のわだかまりや後悔もスッキリできたようでよかった。
千里の太一に対する束縛もあまり酷くないようだし、ちゃんとふたりとも前に向かっている。
吉乃とはじめは、お互いがまだ千里や太一を好きなのだと誤解したまま。結局、ちゃんと言葉にしないと相手には伝わらない。千里や太一のお節介のおかげでちゃんと両想いになるふたり。流されずに、そしてひょうひょうとせず、必死になって自分の殻を破ったふたりの告白はとてもよかった。
はじめて同士の初エッチもまたかわいかった!ちょっとアンバランスなふたりの会話や行動が愛おしさ炸裂だった!
互いが相手を想いやって、そして勇気を出して成長していったふたりの恋の物語だった。
実はこの作品もはちのじ先生のことも3巻発売までまったく知らなかった。3巻発売の時に売上1位なのを見て、どんな作品なんだろうと1巻を試し読みしたのがきっかけ。
絵も上手だし、コマ割りもとても個性的で見ていて楽しい。もちろん恋愛模様もかわいくてきゅんきゅんできる。さすが売れている作品だなと思った。
