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崎谷はるひさん原作、山本小鉄子さんによるコミック。2巻で完結です。
親友から恋人に、と一言で言えばそういうストーリー。
しかし、恋愛経験のない攻め側は、相手の気持ちに気づかず突き放してしまう。でも離れられずに、友人として何かと面倒をみる(振られたらなぐさめる係)。
一方、受けの方はずっと片思いだが、男同士ゆえに受け入れられず、適当に出会い系で処理したり、暴力をふるう男ともつきあっている。
のですが、やはりストーリーがあるとしっかりした物語になると思いました。ただ、後書きで書かれているように、攻めの髪型など、色々やりにくかったのかもしれないな、という印象はあります。
山本小鉄子さんであればストーリーの方も十分作る力のある作家さんですものね。
※こちらの作品は2巻まであります!
続き、絶対読んで下さい!!2巻は神評価!!
(レビューしてます)
ゲイ【受け】の秀利は2年先輩、
ノンケ【これから攻めになる】健吾とは幼なじみ。
元々、ゲイの秀利はノンケの健吾の事が好きで、
片思いするも、家族ぐるみで付き合いもあるし、
秀利の高校卒業式の日に、
自分がゲイであることをうちあけ、そして、
告白しようにも、これからも変わらず友達だ!
と、先に言われてしまい、
以後、数年は二人とも恋人を作るが、
うまくいかず、しかも、
秀利の方は、恋人からDVをされてしまう。
といった、シリアス&ピュアなLOVEstory
1巻だけじゃ、まだ甘さが足りない…
でも、これは、攻めがワンコになる予感…
幼馴染同士がすれ違う、切ないラブストーリーです。掛け違えたボタンに苦しむ健吾と、ずっと片思いに苦しむ秀利が、切なくて胸が痛かったです。
健吾と秀利は、2歳差の幼馴染です。
高校も一緒で仲良かったのに、秀利の卒業式の日に、秀利からの突然のカミングアウトがあって…。驚いた健吾は、平静を装いながら答えを間違えるのです。それは、秀利の想いを拒絶するもので。
その後も、何もなかったように友情は続くけど、秀利が付き合うのはDV男ばかりでした。
そんな秀利が心配で、それ以上に複雑な思いを抱いている健吾。
だけど、健吾は幼馴染から恋人へどう変化していけばわからないし、秀利は健吾を自分と同じ道に行かせたらダメだと拒絶する…。
なかなか重ならない二人の想いにキュンとなります。特に、健吾が後悔して、10年前の自分に語りかけるシーンが切ないです。
ただ、金沢が本当に酷い男で、読むのが辛かったです。
好物の幼馴染みの年下×年上美人なので、浮かれて読ませていただきました。
ゲイをカミングアウトしている秀利が酷い男に引っかかるのを、毎回心配して見ている健吾。
ああ、両片想い。キュンキュンします。
昔、秀利が健吾に告白しようとした事に気付かず、結果的にはふってしまう結果になった事を健吾はずっと悔やんでいるのですが、BLじゃない普通の話でただの幼馴染みだという設定だとしても、もう最初から秀利にベタ惚れにしか見えないのですが。
秀利が、女々しいと云う意味ではなく本当ただのヒロインなので、つくづく自分はこういうタイプ好きだなあと思うのでした。美人受け、大好物です。
偶然、付き合っている男が秀利に暴力をふるっている現場に居合わせた健吾は、その男を殴りつけて、秀利と無理矢理(?)関係を持ってしまいます。
これでめでたし、めでたしではなく、スタートなのですが。
20代のゲイの焦りもよく分かるので、全体的に秀利がゲイである事に関する葛藤が描かれていて、じれったいと思いつつも、秀利には幸せになって欲しいなあと思って読んでいました。
二冊まとめて購入したので、これから2巻読みます!
山本さんは、この頃の絵柄が一番好きです。
今は大分変わられてしまいましたよね。
可愛い絵柄なのですが、健吾の同僚の女子(いい姐さん。好き)はちゃんとOLしてます。なのに、何故秀利が付き合ってるDV男だけがスーツ来てても子供にしか見えないんだろう。これはすごく違和感でした。
健吾が沢木を好きなのかってすごく悩んでるのがリアルだった。漫画の世界だと、自分が男を好きって分かった時は、割とあっさり認めることが多かったけど、これはリアルに感じた。沢木も好きなのに10年間も友達でいるなんて、よっぽど健吾のことが好きなんだろうな。「あしたのきみはここにいない」の受のキャラだった朝陽の姉も登場していて、同期の健吾の恋愛相談にものっちゃってるし、朝陽の姉キャラ結構好きです。2巻楽しみです。