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ちるちるさんでは今、よしながふみさんがブームなのかな(笑)??
今まで読んだよしなが作品で一番好きかもしれない「執事の分際」。
冒頭の「シノワズリ」では、とある貴族とその浮気相手(マダーム)の従者の話。
二人は関係を持ち、徐々に惹かれていくのだけれど、身分の違いもあり、結局結ばれることはありません。
そして「ある貴族たちの一日」ではその従者の甥が出現。続く「小姓の分際」ではその甥が主人公になってます。
彼はとある貴族に気に入られ、その小姓になります。そしてゆくゆくは執事にまでのし上がります。
そしてこの「小姓の分際」では、その主人が亡くなるまでを描いています。これも切なかったよ!!
そしてそして、ついにその主人の息子が現れます。とんでもないわがまま坊主・アントワーヌ。執事は例の甥です。名をクロードといいます。
「愛とは夜に気付くもの」以降はこの二人で話は流れます。
世間知らずのバカでゲイのアントワーヌ。クロードは彼に随分手を焼いています。
そんなバカで手のかかるボンボンを「可愛い」と愛してしまったクロード。
そして口うるさいながらも、ずっと側にいてくれたクロードが気になるアントワーヌ。
二人はクロードの告白により結ばれることになります。その後は身分は違えども、かなりのバカップルぶりですよ(笑)
貴族と、従者、執事など身分違いの恋が盛りだくさんの一冊。すっごく切なかった。
最初の貴族と従者の話は、お互いが好きなのはわかっているはずなのに、どうしても結ばれることのない恋。
従者は想いを寄せる相手である貴族と、その浮気相手である自分の主人を逢い引きさせなければならなかった。
どんな気持ちだったのかな。従者はちょっと笑ってたけど、そうとう辛かったんだろうな。
また、クロードはアントワーヌの父親に最初、恋心を抱いていました。
そんなことを微塵に感じさせず、彼が亡くなるまで、ずっと彼の家の執事であり続けました。
そして、彼が亡くなった時にだけ、涙を流したのでした。
ここがまたすっごい切ないんですよね!!ほんとに!
その後、彼以上に愛せる相手が見つかって本当によかった。
クロードはかなり殺し文句というか、名言を残してくれてます。
ほんとエロエロ執事ですよーめっちゃ仕事のできる有能な執事なのに。
坊ちゃんのこととなると取り乱したりもするし。萌えです!
ふぅーもうおなかいっぱいですよー萌えをたくさん補給できました。
よしながふみさんは「萌え」という言葉では足りないくらいの何か素晴らしいものをお持ちですよね。
なんだろう…BL好きじゃなくても、これは万人受けするだろう!っていう、一つの芸術作品としてのクオリティが高いというのかな?
ただ、多くの人に読んでもらいたいです。そんな作品です。
ああもう、執事のクロードに萌えまくりです!
よしながふみさんは天才だと思う。ぜんぜん古さを感じません。BLというジャンルを越えて、この先何年たっても色褪せない作品の一つになるんじゃないかなァと思う。
執事モノとして、最高峰に位置するんじゃないでしょうか。
ワガママな坊っちゃんを心から愛してるんだけど、中身はドS。
エッチの最中もずーっと丁寧語を話してるんだけど、中身はドS。
この下剋上セックスに萌えを刺激させられまくらりるれろ!!!
坊っちゃんのためなら、道徳に反することも平気でします。
くっそー、いい男すぎるぜクロード。
舞台背景には、フランス革命があります。
歴史的な説明はしすぎないのに、必要な部分はちゃんと伝わってくるのが良かった。さすがよしながふみさんだなと思います。くどい説明抜きで分からせてしまうというのは、取捨選択が上手いからだと思う。
選択が上手いのはそれだけじゃなくて、セリフも、表情も、すべてが秀逸。
最高の作品です。
みんなに読んでもらいたいです!
主従・年の差・下克上・甘々・鬼畜・頭脳明晰とおバカ・黒髪に金髪…私の上位萌え成分のみを凝縮したような作品でした。本当にありがとうございました。
以下、具体的なポイントです。
◆執事クロードの攻めっぷり
執事を辞めた時のタガの外れ具合/二ヶ月おあずけ+言葉責め+直前まで焦らした挙句トドメにドーピング/泣いて謝ってもまだ止めないネチっこいお仕置き
…素敵過ぎです。雪の降る夜での乱暴にする件も誘導していると思います。つくづくイヤらしい男です(褒め言葉)。いいぞクロードもっとやれ。
◆アントワーヌ坊ちゃまの好きモノぶり
全編に渡って声出し過ぎです坊ちゃま。しかも三日間生死の境をさ迷って目覚めたその夜に自分を慰めるとか…おまけに見つかるって何事ですかホントにもうww
さすが世間知らずの脳天気貴族だけあって板についたはしたなさ。けしからんよ可愛いよ!!
◆セリフの奥深さ
特に行為中とその前後の一言一言が…色々と背景や心の内やカラダの状態(笑)を想像せざるを得ないものになっているので二重三重に色気を放っていてもう大変。絵もまたいい感じに見切れてるしね!!
直接的じゃない表現ってこっちの妄想も入る余地があるのでとんでもなくエロいですよねえああもォごちそうさま!!!
…えー、おっそろしくエロスに満ち満ちた一冊です。それもそのはず、全ての構成要素が坊ちゃんと執事の愛へと収束していくんですから。
身分差の恋模様が描かれる最初の数話で切なさをストイックにじわりじわりと溜めさせ、中盤で一気に点火する(勿論ベッド上で)…!!
この爆発力のハンパなさと言ったらもう。
脳味噌が融け出しますよ。
鬼畜で甘々なので普通に読んでももちろん楽しめます。が、深読みすればするほど萌え死ねる仕様になっていると思うので、妄想力に自信の有るオトナの腐女子・腐男子の皆様は手に取ってみて下さい。是非に是非に!!
おはようございます、修行中さん。
今日のポピー「乳首はピンクよりもモカ色が一番」
…と常々思ってるむっつりともふみですが、フィsまそっぷ!(ここにも誤植が!)までは頭がまわりませんでした。ボリューム満点すぎる。(喜)
修行中さんの修行、そろそろ終わってもいいんではないかと思いますyo!笑
ではでは~楽しいコメントありがとうございましたv
松尾芭しょんぼり。
一瞬、式神の気配を感じたのは気のせいじゃないですよねw
>遅漏
そ れ だ ー ! !(納得
時間って手がありましたね。私はボリューム(笑)の方にしか妄想が行かなかったもんで「あれッもう挿れるモン無いよね?!まさかフィs…」とか悶々としてました。テへッ(照 ←今さら
…すいません、とっとと寝た方が良さそうです私…
>「ムッツリさん」向け
そ れ だ ー ! !(part2
私も色々と合点がいきました(笑)
とすると、作者のよしながさんは…かなりの…(ゴクリ
今回のコメで頭の中のモヤモヤが2つも晴れましたよ!的確なのはともふみさんのツッコミだと思いますv
ではでは。
まそっぷ!←誤植
おはようございます修行中さん。
いえいえ、こちらこそありがとうございましたv
今日の一言~「歩きにくいことこの上なし」~
ダブルスカート平井さんより。(突然何…
>>この爆発力のハンパなさと言ったらもう。
ほんとにメガドン級の萌え爆弾ですよねーv
わたしの元々ない脳味噌も融け出ました。返して。
>「こんなの無理…っ」の件。
やっぱり思いました?妄想するなって方が無理ですよねっ
修行中さんのレビューがあまりに的確に萌えポインツを挙げてらっしゃるので、お子様とは認めません。笑
因にわたしの中でクロードは遅漏という設定になってますので(笑)、つまりはそういう感じでわたしは妄想してみました。どうでしょう?(って言われても)
>>深読みすればするほど萌え死ねる仕様になっていると思うので、妄想力に自信の有るオトナの腐女子・腐男子の皆様は…
まとめるとこのご本は「むっつりさん」向け、ということですね!なるほどどうりで…笑
よしながさんまたこういうの描いてくれませんかねぇ。
執事・クロード×わがままな若当主・アントワーヌ…フランス革命を背景に遂げた積年の恋。
遥か昔他社さんの方で1話読んだきりだったのですが、評判の良さに読まずにはおれまい!と鼻息荒く購入。
……も、萌えメーターが振り切れますた。
個人的に執事萌えなどは全くないのですが、執事とはかくあるべき!というクロードの仕えぶりとぼっちゃまのアホ…いえ天真爛漫さに、ハートをむんずっと鷲掴みされてニヨニヨがとまりません。
執事のクロードの深い愛に満ちた1冊です。
特級階級である貴族たちと、彼らに使える平民の使用人たち。
生活を共にするからこそ、それぞれの身分の「分際」ともいうべき明確な境界線がみえます。
そして誰もがその「分際」を弁えている前半部。
とても切ない話ですが、導入部として物語にとても奥行きを与えているなあと感心しました。
そして真の主役ともいうべきクロードもまた、執事としての「分際」を守る男です。もしくは縛られているとっても言い。
「愛とは夜に気付くもの」では、アントワーヌ以上にクロードにとって一夜の夢であったのだと思うと胸がぎゅーーっと締め付けられたのですが、その後の展開ではこれまでの切なさが相乗効果となって萌えが大爆発しております。
クロードの「執事の分際」が崩れる経緯が、悶えるほどにいい。
もう後はわたくし萌え街道まっしぐらでした。
よしながさんありがとう!!ぎゅむ。
バカップルと言ってもいい二人のラブラブを思いっきり堪能できるのですが、これがまた極上の甘さです。
愛する喜び、愛される喜び。
それが紙面から滲み出てくるようなクロードとアントワーヌのやり取り。
二人を見ていると、ニヤニヤしちゃうくらい萌えるのになぜか泣きたくなります。
彼らの幸福は、様々な巡り合わせがもたらしてくれた奇跡のようなものだと思えるからかな。
そしてその得難さを誰より実感しているのはクロードなのでしょう。
だからこそ革命以後の二人の日常がこんなにも愛おしい。
いい本だ…
そ・し・て、なんというエロス!
想像力を刺激されコマの外についつい妄想が…これぞエロス(涎)
特に261ページのアントワーヌの「こんなの無理…っ」っていう台詞に「どっ、どんなのっ?(萌ッ)」と思った読者はわたしだけじゃあるまいて。
こんばんは。日和の件ではありがとうございましたv
萌えるのに泣きたくなる気持ち、わかります!!切なさもあるんだろうけどそれだけじゃない…この作品に出会えた事にありがとう!!生きてて良かった!!!って感じですかね。(何だかアヤシイ人っぽい私…すみません)
あと>「こんなの無理…っ」
ハイハイっ!(挙手)私もしっかり思いました(笑)貴婦人の件であれだけのコトしたのに…そ、それ以上なんて未知の領域過ぎる!!!お子様な私には見当もつかないしー(ぉぃ
えー、取り乱しましたが本当にこの作品は愛に溢れた傑作ですよね、って言いたかったのでした。よしながさんラヴですvvv
ではでは♪
ふたりの黒髪の執事のお話。
フランス革命の30年前・・・
セルヴィニアンを主人公に描き。
報われぬ主人と執事の愛が語られます。
その後、少年クロードを主人公に。
クロードは、父子2代にわたり主人を愛する執事になります。
じつに30年というクロードの愛の軌跡。
華やかなフランス貴族の生活が没落するにしたがって
主人と執事の関係は、より手の届くものになっていったような気がします。
フランス革命は、主人と執事の関係にも革命を起こしたようなv
美しくてワガママで、愛すべきおばかな主人に
有能な東洋系執事というカップリング。
黒髪は、墨ベタで塗られはらりと落ちる髪の毛の美しいことっv
それとですね・・・
いままで私が読んだよしながさんの本って
わりと表情で最中のエロさを演出する場合が
多いような気がするのですが、これはかなりきっちり体位的なものまで
描かれていてかなりエロティックでした。
美しい男と美しい男の美しい交わりが芸術的な構図で描かれてるんですよね。
絶品としかいいようのない1冊。