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表題作王朝恋闇秘譚

吉祥丸(中将)
稜王

その他の収録作品

  • 中童子
  • 笛人
  • 受領
  • 掠奪
  • 陵辱
  • 貴人
  • 桜怨宴
  • 真実
  • 闇路
  • 恋鬼
  • 淫焰
  • 地獄絵
  • 賭け碁
  • 相想歌
  • 籠人
  • 鶴丸
  • 蛍火
  • 双姦
  • 後朝

あらすじ

王朝の世に咲く妖しい花、笛人の綾王。
男たちを魅了し、惑わすことを生業とする彼のもとに、ある夜、謎めいた文が届き―復讐がはじまった。
平安の世を舞台に官能の美を描いた至極の愛の物語。

作品情報

作品名
王朝恋闇秘譚
著者
山藍紫姫子 
媒体
小説
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS ~ポーバックス~【非BL】
発売日
ISBN
9784048733861
4.7

(10)

(8)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
47
評価数
10
平均
4.7 / 5
神率
80%

レビュー投稿数1

色に狂い、恋に惑う

ガチ兄弟ものですね。
なんというか、山藍さんってホント禁忌的なお話好きよねww
文庫もいいな~とは思うんですが、やっぱり挿絵を楽しみたい!
ということで、ハードカバーで購入させていただきました。
スバラシイですヽ(´ω`)ノ
お話は、平安。
昔は貴族の子供たちだったものが、没落して寺へ。
その美しい容姿のため、寺の稚児にされた兄。
弟だけは・・と懇願し、自らの身体を差し出す姿がまた健気。
のっけからのエロシーンは、一番最初の夜。
これまたヒヒ爺に開かれようとする幼い身体というのが切なくて
涙がちょちょぎれますなorz
はい、そして数年がたち、身体が快楽を得るようになると、衝撃的弟にそれを見られてしまうんですね~【汚らわしい】と投げかけられた言葉。
弟を思う兄とは裏腹の冷たい言葉に胸が痛みます。
しばらくして弟は、名家に貰われていきそして兄は・・・!?
そして衝撃的な再会を期に繰り広げられる禁忌の中の快楽。
芽生える感情と、真実の心とは・・・

とりあえず愛があればよいのだよ!!

と、ワタシは思う。
今回もかなり陵辱は入り組んでるし
他の男たちに犯され、兄様乱れまくっておりますが
弟と対峙するとやっぱりちょっと変わるんですね。
弟だけは・・と 許しを請おうとするところがまた
また、弟は弟で執着、嫉妬もろもろに苦しんでいくわけですが
それだけに最後のラブな合体はエロくて良かったですな。
うんうん。
この時代だからの「通う」の意味がこれまたなんかイイじゃないの

痛い・・という意味では他のものより緩め(私基準ですが)なので
読んでみる・・で読むにはちょうどいい作品やもしれません

6

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