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エロ無しなのが逆にいい方向に働いている
好きしょ原作は空主人公のゲームで空中心のたくさんのカップリングが有ります。
しかし、いわゆる真相エンドは空直なので他にも空も直も含まないカップリングが同時に存在してる感じです。ドラマCDなどのメディアミックスもそのカップリングがメインで扱われています。
だいたい空直、夜らん、真七、芥学(ときどき廉)という感じです。
しかしながら原作がエロゲだからか、ノベライズもエロ必須条件出されることが多いからかサブカップリングの攻めが空にちょっかい出すこともしばしば見られます。特に最後の番外編で空の下半身にイタズラしているところを七海に見られて終わった真一朗、お前はそれでいいのか？
とにかくサブカップリングの攻めが受けに対して不誠実と思えることがたまに有ったのですが。
この番外編はエロ無しな分キャラの内面が純粋に掘り下げられています。
特に空と違い記憶も有る状態であの脱出を経験した後の夜。空視点では鬼畜とか下半身で物事を考えているなど散々な言われ方をしている夜についてそこまでページ数が多い訳ではないですが、研究所時代、脱出後、綾野に対する複雑な心境、夜VS祭など非常に読んでいて夜が好きになれる内容です。
他のキャラもたくさん描かれていて、ちゃんと空直ラブラブエピソードとかも有るので好きしょファンはぜひ読んで欲しい内容です。
ファンブック相応
B's-LOGに連載されていた掌編を集めて一冊にしたもの。
アニメの後の世界、と思って戴ければ想像し易いかも知れません。
この一冊で「好きしょ」の世界に興味が持てれば次に進みましょう、
と言う感じでしょうか。
とは言っても内容自体はゲームを深く知らなくとも楽しめます。
軽く読むも深く読むも、お好きな様に。
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