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R-18では初のBLゲームということで、つまり他に参考になるR-18BLゲームなんて存在しなかった訳でPCゲームでいえば少しギャルゲーのようなノリな部分が有る作品だと思っています。
BL自体は当然存在しましたけど。
特徴としてはとにかく寝起きですね。主人公が幼なじみを起こすタイプの作品です。
主人公の羽柴はよく悪夢を見ていた。
落下が原因のケガが治り退院し、幼なじみの藤守直(ふじもりすなお)と再会したものの空にはその幼なじみに関する記憶が無かった。そして、寮の同室となってしまって気まずい状態でありながら直に空に惚れてる子が取り憑いたり、変態教師からセクハラを受けたりしつつも落下事件、そしてその原因となった事件などの真相に迫っていく。
そういうストーリーです。
真相エンドは直ルートなのですが続きモノとなっています。
なのでこの巻に関してはあまりエロ方面には過度な期待はせず、ストーリーを楽しんで欲しいです。
十八禁BLゲーム「好きなものは好きだからしょうがない!!」の
ノベライズ作品。
ゲームのノベライズと言うと退屈になりがちな印象があるのですが、
この一冊はしっかりとした歯応えがあります。
ゲームの要素がさりげなく漏れが無い様に盛り込まれているのですね。
ゲーム関連のファンアイテムとしてだけではなく、独立した小説として
読むにも良い歯応えが生まれているかと思われます。