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『デキる男の育て方』のスピンオフです。本郷のレストランに勤める山咲と、やり手のレストランオーナーの畠山の、不器用なラブストーリーです。もちろん、和葉や本郷もちょくちょく登場して、バカップルを披露してます(笑)
このお話のポイントは、何と言っても畠山のギャップにあると思います。仕事はとてもデキる男なのに、山咲が絡むととたんに恋するダメ男になってしまいます。おまけに、とてもマメで猪突猛進です。しょっちゅう、和葉たちに豆だ豆だと揶揄されるほどで。でも、山咲に喜んでもらおうと、一生懸命で健気な様子にキュンキュンします。
一方の山咲は、女顔なのをからかわれないように料理一筋に生きてきた人生で、恋愛には奥手です。おまけに口数も少なくて。
だから、この二人の仲はなかなか進展しません。でも、少しずつ畠山に心を開いていく山咲が可愛いです。昔の二人のエピソードも、ホッコリします。
それにしても、畠山の忍耐力には頭が下がります。上半身裸の山咲と一緒に寝てるのに、何もしなかったんですから。畠山の深い愛情にあっぱれです。
この作品は、『デキる男の育て方』のスピンオフ作品です。
デキる~では、本当にやり手でなんでもできるすごい人に見えたんですが、(実際、無口~でも、仕事のできるしっかりした人なんでしょうが、)とにかく行動が、山咲(受)への愛がいき過ぎているが故に、アホになってます(笑)
キリっときめてるのに、山咲のために一生懸命やっている行動の数々が、笑いを誘います。
とはいえ、かっこいいところはしっかりかっこよくて、ばっちり萌えました。
しかしながら、この作品の最大の好きなところは、しっかり話が作られており、終盤のシリアスなストーリー展開で、ついうるっときてしまうところです。
畠山さんがマメなエピソードの数々が、後半、こんなところで伏線として活きてくるんだ!と舌を巻きました。
山咲を支えようとする畠山さんがすごくかっこよくて、本当に山咲が好きで、だからしてあげたいと思っているのに、上手くいかないのが切ないです。
すっかりBL脳になっている上、読解力の足りない私の頭では、初め、山咲の気持ちや、言ってることが少しわかりにくくて、どうしてこうなったと考えることもあったのですが、何回か読んでいるうちに、なんでそうなったのか、山咲の言いたい事とかがちゃんとわかり、「山咲ってそういう性格なんだな~」と思えました。
大和名瀬先生ですので、画面の美しさはいうことなしです。
女性的な山咲のビジュアルも、私にはとてもツボでした。畠山さんも、年上だし、なんだかんだいってかっこいいし、好みの攻でした。
『デキる男の育て方』のスピンオフシリーズです。
単体でも読めますが、そっちを読んでおいた方がより楽しめるんじゃないかなと思います。
このシリーズの何がいいって、とにかく攻めがイイ。
スーツをぴしっと着こなした仕事のできる実業家で、見た目もカッコイイ。なのに、とことんアホなんです。片想いしてる相手に尽くして尽くしてストーカーして、その涙ぐましい一途さが笑えるやら可哀想やら可愛いやらで。周囲にどんな目で見られようが猪突猛進。本人はかなり抑制してるつもりなのがまた笑えるんですよね。
対する受けのほうは、ツンツンはしてますが心優しい性格です。頑固なんですよねー。気持ちがちょっとずつ揺り動かされていくのにニヤニヤさせられました。
大和名瀬さん特有の、丁寧な絵とか、ギャグ絵になったときの可愛さも、鉄板で好き。
あと随所にあるユーモアも好き。
『デキる男~』のカップルも、脇でストーリーを面白くする一助になってくれてました。
レストランオーナー・畠山慎一×ライバル店シェフ・山咲希です。←実は昔なじみ。
「デキる男の育て方」のスピンオフですが・・・ぶっちゃけ私は「デキる男の育て方」はCDのみで原作は未読の上、何故かこの作品の2巻はレビューしているというわけのわからない事をしているんですが、1巻のレビューをさせてもらいます(爆)
作者様曰く、「変質的ストーカー攻め」×「ツンツン受け」から「一途攻め」×「ツンデレ受け」くらいになったではないでしょうか?と書いてありましたが、
山咲にデレの部分がほんのちょっとしかありませんでしたので、「ツンツンデレ受け」くらいですかねぇ??
畠山は「一途攻め」と思いますが(笑)←ホントに一途すぎるでしょう(^^ゞ
読んでる限りでは「畠山頑張れ~」って思いますが、実際にいたら間違いなくストーカーで通報されることでしょう・・・。
「デキる男の育て方」の2巻は半分ほど、畠山×山咲らしいので、是非とも読んでみたいと思います(*≧艸≦)
そして、できたらこの作品・・・
C D 化 し て 欲 し い で す (`・д・´)キリッ
もしCD化したら、小西さんが低音ヴォイスで一途攻めをやってくれるだろうし、立花さんが美しくツンツンデレを演じてくれる事でしょう((´∀`*))
基本ショタ設定の多い大和名瀬さんの作品は鬼門になっているんですが、
この作品も例に漏れずショタ寄りで女体化しつつも、男のプライドを
持って頑なに攻を拒否する姿が健気でかわいかったですww
大和名瀬さんの作品の中ではトップクラスに好きなお話です★
スーツをビシッと決めた男がマメ男になって、せっせせっせと受に
尽くしてるのがかわいいんですよねぇ~
笑顔を見てはデレ~っとなり、余計なムシがつこうものなら嫉妬に狂い、
恋は盲目の言葉通り周りが見えないぐらいのバカさ加減がなんともww
無性に湧き上がる欲望をガマンするストイックなところは格好いいし、
いい男が惜しげもなく『好きだ』と連発しながらも
ことごとくフラれ逃げられる...
一見情けない男に見えて、その実、忍耐力のある優しい男なんです。
一方、受の山咲の方は見事なツンデレっぷりで、潔くスパスパ畠山の
アプローチをかわしてくれるよ、かわいそうなぐらいにね...
つらい時も畠山に頼ることは卑怯だと思い込み、
自分の中にため込んで結局バクハツする。
ずっと甘えたかったのにプライドが邪魔してそれを許さなかった。
恐らく、彼はこれからより一層畠山に甘やかされて、
ツンツン度がアップすることんでしょうww
でも、城橋の設定は意外だったなぁ~
いかにも当て馬っぽい登場のさせ方しときながら、
どうやら畠山狙いか!?って疑惑まで浮上しつつ、
結局ただのいい人で終わってるし~!
本郷×和葉カップルはシリアスな雰囲気の中で
ちゃっかりお笑いパートでいい仕事してくれてます♪
今のところ、畠山は紛れもなく山咲に愛情を持っていますが、
山咲の方はまだ愛というには少し足りないんですね。
それをはっきり本人に言うところなんて男前だ!
おかげで、仲が進展しないことにウズウズしながらも
キュンキュンしっぱなし!
手を出せず抱きしめることでガマンする畠山が切ない~!
まぁ、2人の間にある温度差はこれからゆっくり縮まっていくでしょう♪
描きおろしはとにかく甘々で、ギャグもありつつ
とってもかわいらしいお話でした★