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いにしえ特集という事ですが、ほんとに太古の「いにしえ」から昭和初期の頃まで時代も様々、舞台も日本や海外と様々でした。
読む前から以前から読みたいと思っていた作品や既に単行本で読んで好きだった作品が収録されているのが分かっていたので期待していましたが、その期待は裏切られなかったです。
中でも単行本の方で神評価を付けている高嶋上総さんの『ワイルド・ロック外伝 Innocent Lies』が一番楽しみでした。カラー絵が見れたのも嬉しかったです。
次に楽しみだったのは中村春菊さんの『阿蘭陀カステラジャパネスカ』。
中村さんの時代物に見られるこのコミカルなノリが大好きです。
攻め様はちょっと変わっているけど男前だし、受け様はやんちゃだけど健気で可愛い。
中村さんが描かれる和服も素敵です。
あとは水上シンさんの『未練』。
これも単行本で既読だったのですが、改めて水上さんの絵の美しさにホ~となります。
強い執念が感じられる作品でもありとても切ない作品でもあります。
初めて読んだ青海信濃さんの『Northmen』はヨーロッパの海賊が主人公。
この作品の攻め様も男前。受け様は美人です。
全体的に切ないお話が多かったです。