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表題作地下宮殿の支配者

醍醐嘉浩 実業家
神永巴 ホームレス? 23歳

あらすじ

大財閥の当主・醍醐に拾われた、身寄りのない巴。無表情で尊大、孤独を好む醍醐の大邸宅で働くうちに、巴はひっそりと隠された秘密の扉を発見する。扉の向こう、屋敷の地下には、なんと宮殿のような空間が広がっていた…!巴はそこで、醍醐とそっくりでありながら、全く別人の雰囲気を持つ男と出会い、初めてのキスを奪われて…! 大邸宅の地下に広がる、秘密の宮殿。暗がりの支配者の熱っぽいキス、甘い抱擁。最高のシンデレラ・ロマンス
出版社より

作品情報

作品名
地下宮殿の支配者
著者
夢乃咲実 
イラスト
カワイチハル 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
発売日
ISBN
9784862634702
2.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

日本版、秘密の花園のよう

不遇な境遇の主人公が報われる、いわゆるシンデレラストーリーが読みたかったのですが、意外と先が読めない作品でした。
それでもシンデレラストーリーはシンデレラストーリーです。

親を亡くし、騙されて家を取られ一文無しで死にかけていた巴は、ある大富豪に拾われ、そこで住み込みで雇ってもらえることになります。そして渡された鍵の束と隠し部屋に閉じ込められていた青年…。

海外風のお屋敷の雰囲気だけでいうと、ちょっと昔の海外ドラマのようでした。
どこか現実的でないというか…。

巴を拾ってくれた醍醐は、顔は険しくクールだけど、優しいんだろうなという人物。
しかし、地下室に閉じ込められていた謎の青年が登場。そっちが巴といい感じになっていくので、期待していた展開とちがってびっくり。
しかし、いい意味で予想外で楽しめました。

巴がおそらく24、25歳だと思うのですが、それにしてはやたら少女っぽいのが気になったので、10代の少年くらいの年齢に設定して、年の差・身分差ものをウリ(?)にしたほうが萌えられたな、と年の差好きの自分は個人的には思いました。

お話の前半のドキドキ感に比べ、後半があっさりしすぎているのは勿体無いかもしれません。けれど一文無しだった青年がこの上ないハッピーエンドを迎えるという点ではかなり王道のシンデレラストーリーだと思います。

1

一応サスペンス仕立て

「とっ 巴ちゃん そんなに簡単に体を許しちゃだめよっ!!」 って
こっちが 近所のおせっかいオバチャンに変身しちゃいそうなくらい
あっさり同衾しちゃったなぁ (・ω・;)
ま 最後がラブラブなんで おっけーなんですけどね

イラストは オールバックにしたときと髪を下ろしたときの醍醐さんが
同一人物に見えないという点を除けば 綺麗だったと思います

1

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