そなたの身体で盟約を贖うがいい

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表題作中原の覇者、胡天の玲麒

聖帝・慶雅
呈鶻の王子・涼鸞

あらすじ

型破りで豪放、だが民思いの聖帝・慶雅は桔丹との戦場近い邑に赴く。そこに呈鶻の王子・涼鸞が、忍び込んできた。唐突に同盟を迫られ驚くが、命に代えてもという強い光を宿す瞳が慶雅を射た。覚悟が本物かを試す意味で褥に押し倒してみる。白絹の肌に愛咬を刻み、下肢に己の楔を穿った。屈辱の悦楽に悶え塗れる涼鸞。それでも俯かない彼は気高くも美しい。慶雅は何とかしてやりたく思うが、聖帝とて勝手はできない。そこで一計を案じ、涼鸞を后妃のように着飾らせたが…!?
出版社より

作品情報

作品名
中原の覇者、胡天の玲麒
著者
橘かおる 
イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
シリーズ
天翔る光、翠楼の華
発売日
ISBN
9784829624128
3.6

(5)

(1)

萌々

(1)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
18
評価数
5
平均
3.6 / 5
神率
20%

レビュー投稿数2

騎馬民族!!!

またもや今頃古い本のレビューをして申し訳ない。
あまりに好きな絵があるのを思い出して。
8割みずかね先生の絵、2割橘先生のお話に対する評価です。
受け様が金髪で、攻め様の国までやってきて、馬の扱いに長けているという設定・・
中国西域好きな人間、サマルカンドあたりが
受け様の故郷??なんて連想して、うきうき!

何が素敵って、受け様がりりしいんだわー。王子なんだけど
馬に乗れるわ、戦い上手だわ、きっぱりあっさりした性格で
超好みー。うーん、横に並んで戦いたい・・・って実際受け様が
攻め様の横で戦うんだよー。カッコよすぎ。(ま、小説なんだけど)
で、とどめが最後のページに橘先生が駄々こねて(?笑)載せたという受け様と馬のラフ!!!!!!
みずかね先生いわく、「練習」だったとか。うそでしょ。出来すぎ。
中身も好きだけど、この最終頁のためだけでも、この本買うよ、あたし。
てなぐらい、好き。
橘先生、このラフに出会わせてくださって本当にありがとうございます。
感涙ものでした。。。。
みずかね先生好きな方なら、ぜひ、この最終頁はチェックください!
(あ、ラフなんで。もちモノクロっす。)

8

あらゆる意味で、深謀遠慮な聖帝サマ

プラチナ文庫で展開している橘さんの中華シリーズでは、この作品が一番好き。
今までの2冊とは違い、聖帝様が攻です。

受は国交がわずかにある程度の遠い国の王子。
イキナリ戦争を仕掛けてきた隣国のおかげで窮地にたたされている受の国は、やはり戦争を仕掛けられて苦慮している華朝と同盟を結ぶべく、受は旅をしてきました。

で、敵の目を欺くために旅芸人一座として聖帝の前に現れます。
密かに聖帝の寝所を訪ねた受は、同盟を結びたいと申し出るのですが、聖帝は「やり方に信用が置けない」と断ります。

まあその押し問答の中で色々あって、嫌がらせの為に受を押し倒すのですが…だんだん乗り気になって、本気ではまっちゃいます、聖帝サマ(笑)。


受が武人で、時刻の将軍だというのもいいです。
美人で強くてカッコイイ受、すき~。

攻の聖帝様もいいですよ。
側近が目を話したら姿を消してて、探し出したら城下の娼館にいたとか。
受を女装させ、側にはべらしてニヤニヤしてたりとか。

好きなタイプの攻ですね。
シリーズの中でも再読率の高いのがこのタイトルです。

3

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