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表題作空を抱く鳥

久保寺奎介 充絃の世話係・長和製薬諜報員 
加室充絃 長和製薬研究員

同時収録作品空を抱く鳥 / 花を濡らす鳥

賀野瑛介 長和製薬社員
江藤冬稀 アカデミー出身の長和製薬研究員

同時収録作品花を濡らす鳥

久保寺奎介
久保寺充絃

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

長和製薬に勤める加室充紘は、過激な団体に拉致されてしまう。殺人兵器を作るよう脅迫を受けた充紘は…。「鳥」シリーズ最終巻!!
出版社より

作品情報

作品名
空を抱く鳥
著者
きたざわ尋子 
イラスト
陸裕千景子 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
シリーズ
啼けない鳥
発売日
ISBN
9784344815155
2.4

(7)

(0)

萌々

(0)

(4)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
14
評価数
7
平均
2.4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

心の傷を癒す温かい愛情

鳥籠シリーズの最終巻

前作までの話をきちんと伏線にしての久保寺×充紘の話です。

会社が業界一位になった事で、過激な団体に狙われやすくなった長和製薬。その研究員の充紘は過激な団体に拉致されてしまいます。
久保寺を信じ、ギリギリまで耐え続ける充紘。
同僚の冬稀達の協力もあり、無事に助けだされますが、その時に受けた心の傷が充紘を苦しめます。

今まで、自分の欲求に忠実なだけに見えた久保寺が温かく、優しく支える姿が頼もしく、苦しむ充紘に何度も切なくなりました。

3

これで完結

『鳥』シリーズ最終巻!
今回は久保寺と充絃です。

前作でひかれた伏線が、ここにきてやっと理解できました。
ライバル会社の陰謀に巻き込まれる充絃。
拉致監禁されますが、痛いことはないです。むしろ物足りない感じ。
脅迫されてどうしようもない充絃がかわいそうだけど、悲壮感はないです。
前作で登場した中津と久保寺がミョーに意気投合している感じで、面白いです。
この二人がタッグを組めば、過激な事するんだろうね。
それが見れなかったのは残念。

サクサクと脱出し事件も解決し、やはりどこか物足りない感じは残ります。
最後に、充絃は久保寺の籍に入った事で、呼び方を変えました。
賀野と冬稀も幸せになり、みんなハッピーなラストです。

1

最後まであっさり・・・

『鳥』シリーズ4作目・完結編です。

2作目『鳥は象牙の塔にいる』の久保寺×充絃CPがメイン。向こうのレビューでも書きましたが、私はこっちの2人がものすごく苦手というか大キライです。賀野×冬稀の方がず~っとマシ。

個人的に、このシリーズは好みじゃないんです。なんの思い入れもない。
設定のわりに盛り上がり(下がり)もあるのかないのか、こちらも拉致はあるけどとにかく何もかもがうっすいんだよなあ。

とりあえず、このシリーズは1回読んだらもう充分です。再読しようとは思えませんでした。


・・・シリーズ通して、よかったのはイラストくらいでした。

1

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