表題作万事屋プロトタイプ壱

坂田銀時
死んだ目の浪人
土方十四郎
幕府の犬

あらすじ

※タイトルに『プロトタイプ』とありますが、原作の金丸君とかが出てくる、『旧万事屋』
とは何の関係もありません。

それとなく何処からとも無くかぶき町に現れ、お登瀬と会い、彼女に「やれやれんな商売金になんのかねェ」と
呆れられながらも『万事屋』を始める銀時。
そして同じ頃、まだ真選組になってない土方達が江戸にやってきた。のちに真選組になる彼らと銀時はすれ違い
時間は動き出す…。『攘夷ってなんだっけ?』という声が聞こえ、それにも時の動きを実感する銀時…


銀時はもう攘夷志士では無かった…

作品情報

作品名
万事屋プロトタイプ壱
著者
夏目ココロ 
媒体
漫画(コミック)
サークル
虹グモ〈サークル〉
ジャンル
銀魂
発売日
3

(1)

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萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

全ては例の本にラーメンこぼして捨てたところから

『壱』は銀時がかぶき町で万事屋を始めてから紅桜編でクライマックスで出てきた、
例の本にラーメンをこぼして捨てる所まで描いてます。何気無くさらりと原作で描かれたシーンだったけど
解釈によっては深い意味を持ち、一つの同人誌になる事もあるんですね。という感じ。
銀時は攘夷志士は辞めたけど戦う事はやめては居ない。
原作を見てると解るように銀時は他人のいざこざに巻き込まれたり自分から
首をつっこんで傷ついている。
改めて攘夷志士の時と何が違うのか?この話の中の銀時は攘夷志士はやめても攘夷志士
だった過去は捨てられず、浪人に堕ちながらも自分は侍でありたいという迷いと哀愁を感じる話でした。
そしてラーメンをこぼして例の本を捨てたそのタイミング入れ方が絶妙で『ああまた一つ離別したんだ』
という感じが良かったです。
一応、銀土本なんですが、『壱』ではまだ伏線を貼ってる感じで銀土前提銀時の話といった感じです。

2

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