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千束x波平シリーズの3冊目です。
今回も新しいキャラが登場して、なかなか波乱の展開でした。
千束さんは相変わらず超俺様で、言葉数も少なくて分かりにくいのですが、今回はそれがもう冒頭からそんな感じで、その傲慢な態度に辟易する人もいるかもしれません(私がそうだったわけですが…)。
俺様で強引な攻め様は大好きなんですが、冒頭の波平への言葉はあまりにもきついような…。何も説明なしにあんな言葉を投げつけられたら誰でも傷ついちゃいますよ…(汗)。
その冒頭の印象が後半まで続いてしまって、残念ながら終盤近くまで萌を感じることが出来ず…
よほど中立評価にしようかと思ったのですが、終盤に萌え所が沢山あって、挽回しました(笑)。
最初に突き落とされましたが、その分浮上力も強力でした。
千束さん、初めからちゃんと言ってくれればいいのに~(笑)。
なんだかんだあっても甘々な2人には癒されます。
梅太郎さんのリーマンものです。梅太郎さんの作品で2番目に好きなシリーズ、第3弾です。セレブ攻めと不器用で一生懸命な受けが、かけがえのない存在になっていく過程が丁寧に描かれています。今回は、千束に秘密を作ってしまった波平が苦悩するお話です。
波平の部署に販売から移動になった筒見が来ます。筒見は、営業成績のいい波平を慕うように見せて、実は気にくわずに弱みを握ろうとしています。ある日、千束と付き合っていることを気付かれてしまいます。そして、筒見は、波平の元彼とも知り合いでした。
そんな中で、千束と対等じゃないことを悩んでいた波平は、職場の飲み会で飲み過ぎてしまいます。朝目覚めた波平は、筒見と裸でベッドにいたことに驚きます。記憶がなく、エッチをしたのか自信のない波平に、千束に教えると脅されるのです。
ホント、この筒見が嫌な奴でした。波平の成績がいいのは、千束の影響だと思って千束にも近づくし。
最初はウジウジしていた波平も、ちゃんと自分で気付いて、前向きになれたのが良かったです。
「安心していい。おまえはあの男とは寝ていない」と自信満々で言い切った千束が、彼らしくて萌えました。言葉が少なくて波平を不安にさせるけど、やる時にはやる、男な千束がカッコイイです。最後から2ページ目の、大きなあそこを出して悠々としている千束には、驚愕でした(笑)
千束×波平シリーズ、三冊目。
お話は安定していて読みやすいですが、安定して千束さんの個人的好感度も微妙なままです(笑)
読みやすいし、好きな作品です。絵もありえないデッサンが出現しても気にならない程度には慣れました。時々、ハッとするような綺麗な表情があったりするのに、デッサンの狂いは勿体ないなあと思います。(主に千束さんが時々バランス可笑しいですよね。顔がでかかったり)
好きなのに踏み込めない理由ってなんだろうと考えてみて、矢張り原因は千束さんでした。
波平くんはゲイ関係のグダグダうじうじ感以外はかなり思考や価値観がマトモでとても好感が持てます。お仕事も彼なりに頑張ってるし。(しかし、売り上げトップに見えないんですよね。そこがギャップ萌えなのか?私は、仕事は頑張っているけれど、結果はそこそこな子でもいい気がします。)
それでいつも「千束さんの事信じられなくてごめんなさい!」みたいな、千束さんは全て正しくて波平くんが悪い方向で話が進むのが駄目なのかも。
前も書いたのですが、何も云わないで分かれって無理ですよ。波平くんが不安になるのも当然だし、私なら別れますな。無理です(笑)
もう少し千束さんが分かりやすかったら、もっと好きになれる気がします。
しかし、最後のド派手なトーンは笑ってしまいました。
え?このオチでいいの??(笑)
シリーズ3巻目。
幸せの中にいる波平だが、ある日、千束が自分との関係を周囲に隠しているのに気付いてしまう。
そのことに傷ついた波平は飲み過ぎてしまい、目が覚めると隣に裸の同僚が寝ていて…。
相手がセレブのせいもあってか自分になかなか自信を持てない波平。
それは目覚めて裸だったこともそうで。
きっと何もないだろうとは思いながらも、「でも、もしかしたら…」と不安は消えない。
千束に素直に話せればいいのだが、捨てられるのが怖くてなかなか言い出せず。
そうこうしてるうちにその同僚が元彼の従兄弟だとわかり、意味ありげなことを言って波平を揺さぶって。
同僚が波平にその話を告げた時の千束の迫力がとてもステキでしたv
それだけ愛してるってことだとは思うのですが。
少しも波平のことを疑ってなかったり。
波平を信じてたり。
波平がすぐうじうじぐるぐる揺れちゃうのでこれくらい強引な人の方がいいのかな。
そして、「千束さんの食卓」
これ、完全にやられました。
途中まではフツーに軽い描き下ろしのイチャイチャ的な話なのかなーと思ってたんだけども。
だけども。
ラストから2ページ目の絵で全てがひっくり返りました。
この巻の本編の切ない感じとか全部吹っ飛びました。
もう笑いました。
笑激でした!
ちょいちょいコミカルな部分はあってもまさかこんな笑いを描くような方だと思ってなかったので。
いや、このシーンもそこまで見事なトーンを貼らなくても軽く流すことは出来たと思うんですよね。
あえてあのトーンを貼ったことで完全な笑いになりました(笑)
あんなにかっこよく俺様な感じでキメてるのに!(言ってることはトーンに見合う大概さなんですが)
非常に面白かったです。
さすが梅太郎さんっていうほどに、切なくて胸が痛かったです。
千束×波平シリーズ第三弾です
でも私はそうとは知らず、これから読んでしまいました。
でも全然大丈夫!
なんか、この前にもう一冊ありそうな感じだなーっと思っただけでした。
(自分鈍感なのかな??)
でもその前の作品が読みたくなるほどよかったです!
千束が同僚といるところに出くわしたとき、自分との交際を隠すようなそぶりをされ、友達としてすら紹介してもらえなかったことから始まります。
結果的にそれは波平のためだったのですが、
いくらなんでもあんな風ににらまれ続けたら紹介したくないんだなと思ってしまうよ!
と最後につっこみを入れてしまいました。
それほど千束のにらみはすごかった・・・
ふつう恋人にはいい顔したいものでは?
なのに千束は波平が自分を思っているのは当たり前的な態度で、もう・・・・・・
俺様★
そんな千束に萌!
さすが今まですべてのものを手にしてきた男!!w
でもそんなだから、自分に自信のない波平は落ち込み、新たに現れた井筒のことで惑わされて、さまざまなすれ違いを生んで、極限まで追い詰められました。
そんな二人の行き違いに胸が痛い。。。
それでも、過去のようにさることが出来ない波平・・・
ついに自分の思いが離れられないと気付いて千束のもとへ!!
自ら強くなる受けはこれほどまでに美しいものですね^^
そして最後がよかった!!
タイトルの『薬指が知っている』
なかなか普通に考えての薬指とは違っていて、そこがまた梅太郎さんらしくてとってもよかったですw
本当どうしてこんなに胸を打たれるのかしらっ