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表題作うちの巫女が言うことには

麻績冬真,26歳,キャリア組の刑事
咲坂葵,27歳,美人禰宜

その他の収録作品

  • うちの刑事が言うことには
  • あとがき

あらすじ

連続殺人事件の被害者が持っていたおみくじ。頭は切れるがやや性格に難ありの年下刑事×ツンデレな美貌の禰宜の恋は!?
出版社より

作品情報

作品名
うちの巫女が言うことには
著者
神奈木智 
イラスト
穂波ゆきね 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
うちの巫女が言うことには
発売日
ISBN
9784344816640
2.9

(16)

(2)

萌々

(3)

(5)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
6
得点
41
評価数
16
平均
2.9 / 5
神率
12.5%

レビュー投稿数6

わりと固めな印象

神奈木さんが幾つかシリーズで出しているうちの一つで、表紙の男性・冬真(実は刑事だった)と巫女さん・葵(ホントは禰宜さんと呼ぶのが正解では(^^;)?)に興味を惹かれたので、読んでみようかなと思ったものの積読にしてしまっていた次第だ。

とある連続殺人事件の捜査の一環で知り合った二人だが、出逢いの第一印象がお互いに最悪だと言いつつも惹かれるものを感じて、それが『好きだ』って感情からくるものを意識するまでが書かれている。
但し、二人にはそれぞれ過去に理不尽な事件に巻き込まれたのが原因で前職を辞めて今に至るといった経緯がある。
更には冬真と捜査のコンビを組んでいる矢吹が上司である蓜島との不仲や、その蓜島が実は葵と知り合いだったりといった人間関係も背景にあるので、サブキャラでもカップルが成り立ちそうな雰囲気もある。

甘々なムードを期待いていたのだが、まず一冊目を読んだ限りではシリアスで堅めな印象だった。
しかし、そんな堅苦しい空気を、おーい君達、普段からナニ読んでるんだ!?(笑)って突っ込みたくなるおませな葵の双子の弟達が和ませてくれる。
神奈木さんの話は手堅くまとまっていて安心して読めるので、引き続き次巻も読んでみる。

実際は1冊目で無事にくっついたものの、何だか二人のその後について話を引っ張られるこの焦れったさは、何故だか(出版社違いだが)20年程前にあったパレット文庫を思い出したかな。

0

嫌いではないんですが

穂波先生の絵と神奈木先生のお話し ということで読んでみました
嫌いじゃないです
嫌いじゃないけど、何回も読み返すか というと、それはなさそう・・・
なんでかよくわからないんですよ。
受けの禰宜さんも、攻めの刑事さんもキャラが一応あるんですけど
ちょっと弱いのかなあ?
もちょっと強引とか どっかあくどいとか あればいいのかなあ?
二人ともキレイすぎるから ? なのかも。
2作?ほど続編があるのですが、続き読む気にあんまりならなかったです。刑事さんの上司が一癖あって、続編で盛り上がるらしいんですが、なんとなく触手のびず。
痛いところなし、あまあまもあんまりなし、せつないもあんまりなし。。な印象でした。
設定は好きなんだけど。残念。先生ごめんなさい。

2

タイトルに惹かれて……

ルチルのSSを貰うのに、
タイトルから設定的に面白そうと購入したのが「うちの巫女、知りませんか?」、
帰ってみてみたらシリーズ2作目だということで、ヤレヤレと遡ってこちらを購入。

麻績冬真(おみとうま)は、警視庁捜査一課の刑事。
N区で起きた連続殺人事件の聞き込みで、高清水神社を訪れる。
そこで出会った禰宜(ねぎ)の葵に、いきなり礼がなっていないことを叱られ
最初は反発するものの、何故だか気になって惹かれて行く……

事件の犯人自体は、そう複雑な謎解きはなくあっさり分かってしまう。
謎解き物やミステリーと思って読むと、物足りないこと甚だしいが、
主人公達の過去と事件との関係が明らかになっていくストーリーは
それなりに面白く読んだ。

恋愛はあっさりだが、優秀な二枚目麻績が意外にヘタレなところとか、
めがねで堅物の葵のツンツンぶりとか、キャラは好き。

何より、神社、弓道、狩衣、と美味しいアイテムが並び、
さらには、双子の弟巫女達が小生意気で優しくて
まぁメチャクチャ楽しくて可愛いキャラ!

事件が解決してメアドとケー番を交換するまでが本編で、
その後の「うちの刑事が言うことには」では、初デート初Hです。
Hはいらないような気もしたんですけれどね、お約束で必要なのかなw

麻績の上司で何を考えているか分からない端正なエリート蓜島と、
バツイチの先輩熱血オヤジ刑事の矢吹。
この二人がなんだか訳ありっぽいんですが、どこかで明らかになるのかな?
それは、ちょっと楽しみかも。

4

『巫女』は弟たち。

う~ん、設定は悪くないと思うし、ストーリー自体はまあそれなりには面白かったんですよ。

ただ、麻績(攻)にも葵(受)にも、あまり魅力は感じませんでした。キャラクターというなら、葵の双子の弟たち(タイトルの『巫女』)の方がよっぽど存在感ありましたね。

正直なところ『BL(ラブストーリー)』としては、いったいどう評価すればというか、評価しようがないと思ってしまいました。
この2人の恋愛そのものに違和感を覚えたほどで、『ラブストーリー』としてはもうまったく乗れなかったですね。

いっそ、ラストのHがなければもう少し評価できたかもしれません。あまりにも唐突過ぎて、正直余計だとさえ感じました。

とにかく、そこでそのシーンを入れる必然性がまったく伝わらなかったんです。それまでの恋愛面でのゆっくりした流れは一体何だったのかと呆然としてしまいましたよ。
『BLだからHなしじゃ終われないから』としか思えませんでした。

つまらなくはなかったんですが(神奈木さんではホントにマシな方)、なんとなくさら~っと読み終わってたいして印象にも残らない・すぐ忘れそうという感じでしたね。
あえて言うなら双子の弟たちくらいでしょうか。

5

タイトルの巫女はいったい誰?

結構ストーリー、面白かったですね~・・・
実は私全然違う事想像してたんですよね~「巫女×刑事」だから、巫女の葵になんか能力があって、麻績が頼ってっていう、関係なのかと思ってました~なんたって「うちの巫女が言うことには」・・てなタイトルだから・・でも全然違ってましたね~能力なんて、無いし~って感じですが、ストーリーは面白かったです~さすが、神奈木さん!って感じで・・

でも、私個人の感想で、言うとHは要らないんじゃないかと・・・あそこで・・あのタイミングでは、この2人は、早すぎるって感じがしますね~
BLだからいれなきゃ・・って感じで入れた~って感がとっても感じられる取って付けたような展開だったような・・気がします~
それがなんか、ちょっと残念な気がします~別に無くてもこの物語は良かったような気がするんですが・・
私はあの双子の巫女で満足なんですが・・って・・あの二人はかなりいい味だしてましたね~将来が楽しみ~出来れば麻績の妹に走らずに・・こっち方面に走って来て欲しい感じですね~
ストーリーの内容は、なんか、ちょっと最後は辛い感じの終わり方だったような気がしますね~犯人が、ちょっと可哀相な気もしましたが・・
先輩刑事の伊吹がいい味出してましたね~あの、蓜島(はいしま)課長とくっ付いたら面白いのに・・なんて思ったりもしたんですが・・・どっちが受け?伊吹だと・・面白いかも~挿絵では、蓜島が出てこなかったんだけど・・それもありかと・・思います~

6

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