表題作あの夏、君と歩いた海 葉芝真己短編集

高校生で人気俳優 久々湊哉
ふつうの高校生 柾也

その他の収録作品

  • 煙が目にしみる
  • ささやかな人生の真理
  • 第三ピリオド
  • Graduation
  • リビング・ドリーム
  • インサイド
  • Back Up
  • Being

あらすじ

普通の高校生柾紀也の恋人は、幼馴染みで人気俳優の久々湊哉。彼を想いながらも
哉が遠くなってゆくのを感じる柾也。そんな時、フラッシュバックするのは哉の出演
映画。もう一度哉に恋をした、あの映画だった…。
葉芝真己が贈る珠玉の短編集。
出版社より

作品情報

作品名
あの夏、君と歩いた海 葉芝真己短編集
著者
葉芝真己 
媒体
漫画(コミック)
出版社
冬水社
レーベル
冬水社リバイバルコミックス
発売日
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

BLの変遷がうかがえる?

“リバイバルコミックス”なので、普通のコミックスのほぼ2倍の厚みがあります。
半分がBL、あと半分は匂い系です。

表題作は1993年の作品です。
幼馴染みで既に両思いの関係にある二人なのですが、片方が人気俳優なものだから悩みも尽きず・・・お互いがお互いを尊重し認め合う、なんていい関係にあるんでしょう。

「煙が目にしみる」は1995年の作品、最後で泣けます。
最近あまり見かけない死に別れ・バッドエンドものですが、ただ哀しいだけでなくどこか救われるお話です。

そのほか、短編ばかり沢山入っていますが、BLといっても心の機微を読ませてくれるものばかりなので、いいとこキス止まりです。
1989年から1995年まで、絵柄の変遷も楽しみながらBLの変遷もわかるかと思います。

0

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP