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原作は未読、衝撃的な内容で胸が締め付けられました。互いを傷つけ合う2人、さすがの森川さん×遊佐さん、圧巻の演技で何度も胸が痛くなり、こんなにハラハラドキドキさせられた作品は初めてかもしれません。森川さんのなんとも言えない刹那な復讐心、執着、これらの表現力の巧さ、遊佐さんの狂った怪しい演技にゾクゾクが止まらない一方で、2人が本当に切なくて、苦しくて苦しくて…最後に2人の思いが通じ合ってよかったです。
原作は未読で、森川さんと遊佐さんのお声目当てで聴きました。
最初に聴いた時は、結末も知らないで聴いたので、この2人どうなってしまうんだろう・・・とりわけ和田はどうなってしまうんだろう・・・と破滅の予感すらして凄く怖かったです。
でも!!!!!最後まで聴いて、2人がお互い誤解やわだかまりや傷が消えて、2人で幸せになった事で、とてもほっとしたと同時に、癖になる作品となりました。
2人が幸せになる・・・と知ってから聴くと、怖さも全くなくなり、今はこんな風にすれ違っている2人だけれども、両想いになるんだな~と、感慨もひとしおな気持ちで聴くことができます。
それに、お2人の演技がとても素晴らしくて、非常に聴きごたえのある作品です。
確かにかつて和田が恭一にした事はゆるされることではないけれども、そして復讐と称して恭一が和田にしたことも確かに問題ではあるのだけれども、それでも私はこのお話は素敵だな・・・と思います。
恭一にバスの中で無理矢理犯された時の和田の辛そうな声、その後回数を重ねていくうちに感じるようになってしまい、そのことに動揺するけれども感じるのを止められない・・・しかも恭一への気持ちに気が付いてしまい苦しむ和田・・・この変化、遊佐さんの演技とお声がリアルで、すごく良いです。
高校生時代の恭一は梶さんがされていて、大人になって再会してからの恭一が森川さんなのですが、すっかり卑屈になってしまっていた恭一が、復讐として和田を酷い抱き方をする時の演技や、非情な感じのしゃべり方、そしてその後吐血して倒れてしまった和田を「琢紀!!」と呼ぶ時の相手を思う声、そして、両想いになって最終的にデレになっちゃう恭一・・・と、声と演技の変化、こちらも秀逸です。
最終話の、和田のツンデレ具合、すかりデレデレな恭一。この2人の会話が可愛かった!!!
それに、お互い我慢できなくて貪りあうように抱き合うシーンもとても良かったです。
確かに強姦・凌辱物が苦手な方にはおすすめしにくいですが、強姦・凌辱の果てに2人にちゃんと愛が芽生える、あるいは好きな気持ちが余って憎しみになって強姦・凌辱してしまうけれども、最終的にはちゃんと愛がある・・・という様な流れが好きな方にはおすすめです。
森川さん×遊佐さんの作品は複数あり、どれもさすがの演技力とコンビネーションが楽しめますが、取っ掛かりとしてはこの作品が良いかなと思います。1枚だけなので気軽に聴けるし、ストーリーもしっかりしていて二人の様々な演技を堪能できます。
このCDが聴きたくて先に原作を読みました。絵があまり好きなタイプではなく、前半はかなり鬱展開なのでどうかなぁと思ったのですが(そもそも陵辱モノはあまり好きではない)、音声で聴くとドラマとしての深みや緊張感がアップしていて75分があっという間でした。とはいえ、後半の展開を知らなかったら結構しんどいかも…。
若江は、琢紀を追い詰める中にも痛みや切なさを感じさせる声の変化が絶妙でした。さすが帝王。一方の琢紀は、少年時代の鬱屈した感じと大人になってからの少し厭世的な雰囲気を遊佐さんが見事に演じていて、数回ある絡みのシーンもちょっとずつ違っているのがすごいと思いました。
それにしても梶さんの声が森川さんの声に変化するなんて、一体何があったのでしょう笑
最終トラックのフリトも楽しく、陵辱・レイプなどが地雷でなければ聴いて損は無いと思います。
陵辱、強姦……いたたたた(´□`;)
ファンタジーですから、リアルじゃないですから。
でも遊佐さんの痛そうな喘ぎ声がリアルです…。
森川さんの無理矢理犯してますオーラが恐い。
二人とも大好きですよ!芸達者すぎて憎いくらい。
昔BLCDを聴き漁っていたときどれも好きになれなくて。
どの受け声もバカ可愛い感じなのが気にくわなかったんです。
その当時は流行っていたから仕方ないのですけど。
薄っぺらいやおいエロが多かった中で、この作品は私を虜にしました。
役者の芝居も脚本も尺も演出も素晴らしいです。
完璧だからこその神評価です。
勢い余ってそこまで好きではない絵柄なのに原作を買ってしまうほどです。
最後まで本編を堪能した後面白いフリトを聴けば、満足感でいっぱいになること間違いなし。
実は原作のラストがどうしても納得いかず、手放してしまったのですが
原作以上にそれぞれの感情が理解しやすかったので、のめりこむことが出来ました。
間違えないキャストに、期待通りの演技です。
原作好きな方でしたら、ぜひとも聴いて欲しいです。
H回数は多いのだけど、いい意味で特別なエロさはないんです。
Hといってもこれは暴力なのですから。このさじ加減が素晴らしい。
そして3度目のHで無理やり琢紀(遊佐さん)をいかせる場面の描き方が出色の出来ではないかと思います。
琢紀に感じて欲しい若江と、暴力的なHではいきたくない琢紀。
二人の気持ちのすれ違いにぞくぞくします。
そして心が耐え切れず発した、遊佐さんの狂ったような笑い声に心がざわつかずにはいられません。
本当にぞっとする。
ただ琢紀と若江の再会場面のBGMがちょっと・・・もう少し緊迫感のあるものだったら演技が際立ったと思うのですが。
またこのお二人ならもっともっと狂気さを出せたかな、と思うのは欲深過ぎるでしょうかw
やりすぎては大多数の方が聴けないものになってしまうし、これくらいがちょうど良い塩梅でしょうね。
森川さんの若江は、言ってることは相当ヒドイのだけれど、どこか悪くなりきれなくて。
だからこそ、最後に急激に甘さに転じるのが理解できました。
復讐にとらわれて、自分の気持ちに気付かなかったのでしょうね。
自分がとってる顔つきとか無頓着だし、案外不器用で可愛いヤツなんですよねw
それから、梶さん。
この可愛さは罪だ・・・!!ほんと可愛さ余ってなんとやらですよ。
フリートークは一変して梶さんいじりに徹するドSなお二人に爆笑です。
この落差、好きですね!