お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
この作品はジョジョ三部のメインキャラ花京院典明役の平川大輔さんと黄金の風グィード・ミスタ役の鳥海浩輔さんも悪役で出てるので買ったのですが、鈴木達央さんは[美しいこと]で聞いて知ってました。永江俊一(平川大輔)は某有名塾講師。高校時代の同級生葛原祐介(鳥海浩輔)に頼まれて祐介の弟高3の葛原育美(鈴木達央)の勉強を見ることに。育美は俊一より7歳年下ですが、見た目は一人前の男に成長してました。育美は俊一を子供の頃から好きだったので最初はかなり強引に俊一を抱きます。結果恋人同士になりますが、祐介が邪魔をします。どうなることかと心配してたけど、まるで推理小説のような意外なオチで、初見はビックリさせられました!平川さん演じる俊一に。マジ予想外。こんなBLドラマもあるんだな~と感嘆しました。平川大輔さんも演技派ですね。ますます好きになりました。
原作未読です。
BLCDは結構聴いている方ですが、これは文句なしに神評価です。
なにが神評価かっていうと、やはり鈴木達央さんですよ!
ヤンデレ年下執着攻めさせたら物凄いハマるなあと感動しました。
彼の攻めを聞いたのが2作目なんですけど、偶然にもどちらも同じシチュエーションっていう!(→勘弁してくれ! これもオススメですよ)
元々、彼の演技やセリフ回しはとても自然で、特に感情の推移を表現するのが抜群に巧い方だなとは思っていましたが、受けより全然攻めの時の方が感情豊かに演じられている気がします。
ホント、素晴らしい!
受けの平川さんは、正直お声が好みではなく、ずっとボヤンとした感じだなって思っていたのですが、今回のCDでは通常聞いてきた甘ったるい感じではなくて、控えめで敢えて大人っぽく演じられていて今まで聞いた中で一番良かったです。
あと、鳥海さんが珍しく悪人でしたね・・・。
最初から最後まで悪人だったので、いっそ清々しかったです。
ホント、クズっぷりがブラボーでした。
ストーリーも少しヘビーな感じで、エロなだけでなくて、ちゃんと心の機微が描かれていて聞きごたえのある大人向けな作品でした。
平川さん演じる俊一が抱える傷を、なんとか必死に包もうとする鈴木さん演じる育美にグッと来ました。
この話の素敵だなーって思うところは、ちゃんとキャラクターの中に芯があるところでしょうか。初期の反抗的な育美に、大学に行ってどうしたいのかを問うシーンや、育美のなぜ塾講師になったのか、という問いに俊一が答えるシーンは、本作のキャラを描くにあたって必要で重要なシーンだなと感じたのでとても良かったです。
ここで、あのシーンがなくサラっと流されていたら、この作品の深さは表現できなかったんじゃないかな、と個人的に思います。
キャラ、ストーリー、エロ、キャスティング全てにおいて、文句なしの作品です。
鈴木さんや平川さんのファンでなくても、是非とも、聴いていただきたいCDです!
原作未読です
最初は王道物の教え子×家庭教師モノなのかと思いましたが、攻めも受けもなかなか病んでいらっしゃる。
以下、ネタバレです
傲慢でプライドの高い祐介に学生時代、ずっと犯されていた受け。両親からも愛されない受けにとっては、男の家で会う7歳年下の男の弟だけが癒しでした。その弟に、犯されている場面を見られていることを自覚していた受け。
数年後、弟は高校三年生になり、受けは塾講師に。かつての関係をなかったかのように、弟の家庭教師を依頼してくる祐介。弟は、兄や家庭を顧みない両親に反発しており、祐介に依頼されて家庭教師になった受けにも最初は反発しているかのように見えますが、実は子どものころからずっと受けに惚れており、「男の味を教えて」と受けを強姦します。
攻めは高校生なだけあって(?)、えちに興味しんしんで、トイレの中で咥えたり、兄の隣室でやったりと、シチュエーションやプレイをどんどん繰り出してくる・笑。
兄と違って、優しくしようと不器用ながらも努力してくれる攻め?に惹かれていく(・・・と思っていたのですが・・・)。
普通はここで終わりそうなものですが、この話はここからです。
祐介が、弟たちの関係に気付いてしまい、体面を気にするあまり、受けに「二度と弟に近づくな」と迫り、そこにやってきた攻めと殴り合いに。攻めは、受けのマンションに転がりこんできますが、さらにクリスマスの日、受けの勤める塾に告げ口をされ、塾から解雇される。「これでやっと俺だけのもの」と攻めは言いますが・・・
実は、全ては受けの策略。7年前、わざと強姦シーンを見せて自分に惚れさせたのも、塾講師になったのも、攻めに罪悪感を抱かせて繋ぎとめるため、だったという・・・
受けのほうは、ずっとどういう人格なのか、何を考えているのか分からないところもあったのですが、最後の最後で受けのモノローグがあり、ああ、受けが心理学を学んでいたというのも伏線だったのねー、と色々分かる感じです。
ただの王道、ハッピーエンドで終わらなかったー!!
えちだけではなく、ドラマとしても非常に聞きごたえがありました。
ヤンデレものは、ちょっともやっとする終わり方というか、余韻を残すBLが多いですが、これもやはりちょっともやっとする終わりかたでした。
フリートークのほうは、盛り上がって、声優さんたちの赤裸々なお話が聞けて面白かったです。
なかなかすごいですね(笑)
もうエロ祭り!みたいな感じでもあって。
それでいてダークな病んでる感じもあって。
いや、病んでる感じは全面には出てないのかな。
最初の方はちょっと育美が俊一と関係を持っていくにあたってとか、その後の執着っぷりとかからそう思える部分もあるんだけども、もう育美の病み方なんてかわいいもんです。
ラストになるとそう思わざるを得ません。
塾のあたりでのやりとりからそれらしい片鱗は見せてはいましたが、俊一…。
この人、静かに病んでるので逆にコワイですよね。
もう、いろいろいろいろ計算し尽くした結果がコレなわけですから。
高校生が小学生にそういう気分になった時点で病んでるような気も。
大人になってからの7歳とかならそうも思わないけど、小学生に見せつける感じとかもうトラウマものでしょうよ。
むしろ、それがインプリンティングされたんですか?と育美をちょっと心配したくなるような。
でも、まあ、トラウマになるよりかはいいのか?
とにかくすごかったです。
キャスト陣の演技もそれぞれのキャラにぴったりでした。
まずは圧巻な喘ぎの俊一役平川さん。
今回とにかくえちシーンが多くて。
その度に、それぞれの雰囲気に合わせた喘ぎが素晴らしかったです。
今まで聞いた中で一番好きかもしれません。
それから、育美役のたっつん(鈴木さん)。
今時の高校生っぽいがっつき感や甘えたなところがありつつ、えちシーンはなかなかな攻め具合でえろかった。
そして、祐介役の鳥ちゃん(鳥海さん)。
最初から最後まで見事な暴君。
個人的には2人の関係に気づいて俊一を呼び出したシーンの祐介の雰囲気が好きです。
特典フリトはたっつん司会で平川さんと鳥ちゃん。
7ラウンドで疲労困憊な平川さん。
映像的観点で繰り広げられるトーク。
学生時代、母親にオナってるところを見つかっちゃったたっつん(後ろ姿だけど)
「事務所的に大丈夫?」@あまりに曝け出すたっつんを心配するような鳥ちゃん。
平川さんはよく社会の窓が開いてるらしい。
で、先日ワールドワイドにオープンしていたらしい。
YKK開きっぱなし。
「ウィンドウズはオープンしっぱなし。たまにフリーズするけど」@平川さん。
本編はダークでしたがフリトは楽しかったです。
7ラウンドの濡れ場、喘ぎに喘いだ平川さんお疲れさまです。もちろん攻めた鈴木たっつんも。
すんげーエロかった。69しながらの食わえ喋りとかスゲー。69ってBLだとめったにないので、なんか新鮮でした。
畳みかけるような濃厚な濡れ場に圧倒されつつ聴いてたら、ラストでぐいっと捻ったオチがくる、この素晴らしい展開。ここでの平川さんのモノローグにぞくぞくしました。優しい声ですさまじい執着を語るのって、たまらんです。
ただ、脚本が残念なんだよね~。
チェスや香水などの小道具は、もうちょいちゃんと描くべきだったと思います。
原作未読ながら、「原作ではきちんと意味のある小道具なんだろうなァ」と分かるんだよね。それだけに、描写の中途半端さが非常にもったいない。
まあでもそういう瑕疵を差し引いても面白いです。
エロだけを求めるなら100点だし、さらに軸のあるストーリーが乗っかってるし。
原作が読みたくなりました。