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表題作 耳をすませばかすかな海

宮上和輝 → 鳥海浩輔

大澤笙惟 → 神谷浩史

その他キャラ
宮上瀬里[野島健児]/ 中河原大智[小西克幸]/ 藤木聖司[鈴木千尋]/ 林田真雪[松岡由貴]/ 遠藤[古宮吾一]/ 和輝の母[森夏姫]/ 和輝の父[最上嗣生]/ クラブの店員[松林大樹]/ カフェの店員[高橋研二]

あらすじ

全てにおいて秀でていること自体がコンプレックスの大学生・宮上和輝。なにもかもに鬱屈していた高校三年生の夏、勢いにまかせて、不思議な魅力を持つ男・笙惟と一晩だけ肌を重ね、そして一年後、偶然再会する。和輝の矜持や兄・瀬里への執着を、子供の甘えだと鼻先で笑う彼の、甘い毒のような色香に翻弄されるのは、いっそ心地よかったが、だからこそ真面目に向き合おうとする和輝に、彼は底の見えない瞳で笑うばかりで――。(公式HPより転載)

作品情報

作品名
耳をすませばかすかな海
著者
崎谷はるひ 
イラスト
おおやかずみ 
媒体
CD
作品演出・監督
菊田浩巳
音楽
Root Three
脚本
大西千尋
原画・イラスト
おおや和美
オリジナル媒体
小説
メーカー
マリン・エンタテインメント
シリーズ
目を閉じればいつかの海
収録時間
133 分
枚数
2 枚
ふろく
なし
発売日
JANコード
4996779014316
4.4

(43)

(28)

萌々

(8)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
10
得点
189
評価数
43
平均
4.4 / 5
神率
65.1%

レビュー投稿数10

神谷さんの作品で一番はまり役

原作未読です。
冒頭からいきなりの濡れ場でびっくり。
たくみな誘い受けと手慣れた感じのセリフの数々に
冒頭5分たらずで聴いてる私達と受けに強烈な印象を焼き付ける演出は
すごいな、と。
まんまと一気に心鷲掴みにされました。
作品を何度もリピートしており、レビューするにあたって改めて聞き直しましたが、
本当に計算しつくされたストーリーの展開、セリフに無駄がなく引き込まれる世界観がすばらしいな。
シリーズ3作品とでてますが、この作品だけでも聞いて損はないと思うほどの名作。あと、他のレビュアーさんがおっしゃってますが
時系列はほぼ同時進行てめずらしいと思う。他のキャラにいったいなにがあったの?
てなると他作品で回収される作り。
音だけでこれほどまでに頭に海と塩の香りをつれてくる雰囲気ばっちりなこの作品。夏になると聴きたくなる。

一気に聞いてしまうのでお盆休みのたびに聞いてる気がする。
本当におすすめ。名作です。

0

湘南の海がここにアル

ブルーサウンズ シリーズ 3部作 いずれも2枚組CDで、丁寧に作られた名作です。
あとは好みの違いで意見が別れるのみ。
私はこの3作目の [大澤笙惟] 推し。
3作品の時系列はほぼ同時進行で、主役の目線を違えて描かれる(エロかれる?)。
同じシチュエーションがアングルを変えて、デジャヴのようにやってきます。

他の2作品を聴かずとも、1作品を聴くだけで充分面白さを堪能できると思います。偉大な作家さんのおかげです。

おすすめ度 150%

2

鳥海フィーバー炸裂❤︎

鳥海さんて、こんなに可愛かったのか⁉︎
と、鳥海さんラブが爆発し
愛しはじめてしまった一枚です。

神谷さんがこういう、カッコいい系のすかした時のお芝居はあまり好きじゃないけど、
もっと、声から細やかな感情が読み取れたらなぁと、
思いながら俺に聞く力がないのかもしれません。


とにかく鳥海さんが、やんちゃ面倒くさいやつで、
手のかかる構ってちゃん。
負けず嫌いの性格で
この手の男はこうやって落とすのかと、
思いながら聞き入ってしまう一枚ですね。


いじけたり、嫉妬したり、怒ったり、おねだりしたり、
鳥海フィーバー炸裂です。


シリーズの一番最初から続きで全部聞いて欲しいです!

2

シリーズ三作目は「誘い受け」の「年下攻め」

ブルーサウンド・シリーズ三作目。
湘南に店をかまえるカフェ「ブルー・サウンド」を舞台に繰り広げられるさまざまな愛のカタチ、っていうのがこのシリーズなんですが、
1では店長と、思いを残したまま別れた恋人との再会モノ、
2では風来坊のようなシェフと超コンプのウェイター
3でなにが来るかと思ったら…コンプレックスの塊モジモジ君の弟かーーーっ!!!

いやーーーーいいお店ですねぇーーーーー(棒読み)
まず、モジモジ君の瀬里とその弟・和輝がいつの間にやら和解モードなのにビックリ。
しっかし、兄弟でホモ恋人相談て、なんか女子高生ちっくでどっかチクチク痒いなw

さて、弟の気になる人は、一晩限りのお相手だと思っていたDJ、大澤笙惟。
絶世の美形ながら、コメカミにうすく残る傷がある男。
傷の残る男、っていうところがすでに思わせぶりですねー。
さて、この大澤がとんでもない誘い受けで、18歳の弟はあっさりその魅力にとりつかれてしまう。
1作目、2作目では、トラウマや過去というのがキーワードになっていたかと思いますが、3作目はさしずめ、相手の過去とこれからどうしたいのかの「未来」を問う設定になっております。
それにしても、神谷浩史さん演じる大澤、非常にスレて冷めたふりをしている受け。
一見すると、純愛とは対極にあるようですが、やはり1、2同様、愛に飢え怯えている身です。

これ、ぜひシリーズ通して聞いていただきたい。
時間軸がカブっているところがあって、いろいろな視点からドラマが楽しめます。

それにしても、「ブルー・サウンド」の面々、なんだか下町人情物語ちっくで面白い。

2

やっぱりこの二人が好き

原作もレビューしましたがこちらも。

原作のレビューで、私は笙惟を強いと書いたような気がしますが、CD聴いて少し考えを改めました。

彼は強がりなんですね。和輝を遠ざけたのは自分が本格的にハマる前に距離を置こうとしたから。和輝が「瀬里のほうが強い」と言った理由がわかった気がします。

しかし和輝の強引な押しにより結局折れて、人を呼ぶつもりのない自分の部屋に連れて来たり、携帯電話を所持するようになったり、だんだん吹っ切れてきてるのがわかってよかったです。

一番笑ったのはフリトです。本編の余韻を吹き飛ばすフリーダムなトーク(笑)。神谷さんも鳥海さんも大好きです!

1

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