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原作未読です。
冒頭からいきなりの濡れ場でびっくり。
たくみな誘い受けと手慣れた感じのセリフの数々に
冒頭5分たらずで聴いてる私達と受けに強烈な印象を焼き付ける演出は
すごいな、と。
まんまと一気に心鷲掴みにされました。
作品を何度もリピートしており、レビューするにあたって改めて聞き直しましたが、
本当に計算しつくされたストーリーの展開、セリフに無駄がなく引き込まれる世界観がすばらしいな。
シリーズ3作品とでてますが、この作品だけでも聞いて損はないと思うほどの名作。あと、他のレビュアーさんがおっしゃってますが
時系列はほぼ同時進行てめずらしいと思う。他のキャラにいったいなにがあったの?
てなると他作品で回収される作り。
音だけでこれほどまでに頭に海と塩の香りをつれてくる雰囲気ばっちりなこの作品。夏になると聴きたくなる。
一気に聞いてしまうのでお盆休みのたびに聞いてる気がする。
本当におすすめ。名作です。
ブルーサウンズ シリーズ 3部作 いずれも2枚組CDで、丁寧に作られた名作です。
あとは好みの違いで意見が別れるのみ。
私はこの3作目の [大澤笙惟] 推し。
3作品の時系列はほぼ同時進行で、主役の目線を違えて描かれる(エロかれる?)。
同じシチュエーションがアングルを変えて、デジャヴのようにやってきます。
他の2作品を聴かずとも、1作品を聴くだけで充分面白さを堪能できると思います。偉大な作家さんのおかげです。
おすすめ度 150%
鳥海さんて、こんなに可愛かったのか⁉︎
と、鳥海さんラブが爆発し
愛しはじめてしまった一枚です。
神谷さんがこういう、カッコいい系のすかした時のお芝居はあまり好きじゃないけど、
もっと、声から細やかな感情が読み取れたらなぁと、
思いながら俺に聞く力がないのかもしれません。
とにかく鳥海さんが、やんちゃ面倒くさいやつで、
手のかかる構ってちゃん。
負けず嫌いの性格で
この手の男はこうやって落とすのかと、
思いながら聞き入ってしまう一枚ですね。
いじけたり、嫉妬したり、怒ったり、おねだりしたり、
鳥海フィーバー炸裂です。
シリーズの一番最初から続きで全部聞いて欲しいです!
ブルーサウンド・シリーズ三作目。
湘南に店をかまえるカフェ「ブルー・サウンド」を舞台に繰り広げられるさまざまな愛のカタチ、っていうのがこのシリーズなんですが、
1では店長と、思いを残したまま別れた恋人との再会モノ、
2では風来坊のようなシェフと超コンプのウェイター
3でなにが来るかと思ったら…コンプレックスの塊モジモジ君の弟かーーーっ!!!
いやーーーーいいお店ですねぇーーーーー(棒読み)
まず、モジモジ君の瀬里とその弟・和輝がいつの間にやら和解モードなのにビックリ。
しっかし、兄弟でホモ恋人相談て、なんか女子高生ちっくでどっかチクチク痒いなw
さて、弟の気になる人は、一晩限りのお相手だと思っていたDJ、大澤笙惟。
絶世の美形ながら、コメカミにうすく残る傷がある男。
傷の残る男、っていうところがすでに思わせぶりですねー。
さて、この大澤がとんでもない誘い受けで、18歳の弟はあっさりその魅力にとりつかれてしまう。
1作目、2作目では、トラウマや過去というのがキーワードになっていたかと思いますが、3作目はさしずめ、相手の過去とこれからどうしたいのかの「未来」を問う設定になっております。
それにしても、神谷浩史さん演じる大澤、非常にスレて冷めたふりをしている受け。
一見すると、純愛とは対極にあるようですが、やはり1、2同様、愛に飢え怯えている身です。
これ、ぜひシリーズ通して聞いていただきたい。
時間軸がカブっているところがあって、いろいろな視点からドラマが楽しめます。
それにしても、「ブルー・サウンド」の面々、なんだか下町人情物語ちっくで面白い。
原作もレビューしましたがこちらも。
原作のレビューで、私は笙惟を強いと書いたような気がしますが、CD聴いて少し考えを改めました。
彼は強がりなんですね。和輝を遠ざけたのは自分が本格的にハマる前に距離を置こうとしたから。和輝が「瀬里のほうが強い」と言った理由がわかった気がします。
しかし和輝の強引な押しにより結局折れて、人を呼ぶつもりのない自分の部屋に連れて来たり、携帯電話を所持するようになったり、だんだん吹っ切れてきてるのがわかってよかったです。
一番笑ったのはフリトです。本編の余韻を吹き飛ばすフリーダムなトーク(笑)。神谷さんも鳥海さんも大好きです!