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ブルーサウンドシリーズ第3弾。和輝×笙惟。初っ端からエロでした。たぶんシリーズの中で一番エロの量と質が高い作品。っていうかそれがメイン?まさか瀬里の弟の和輝視点で主人公とは思ってなかったです。ブラコンがここまで成長するとは…感無量。笙惟は笙惟で和輝との関係性の中で少しずつ変化を見せてくれるのがよかったです。
笙惟は私の大好きな淫乱誘い受け。男慣れしてて経験豊富で和輝を翻弄しちゃってるのがもう最高。さらに和輝が呻いてリードされてるのがいい。さらにさらに一夜限りの関係っていうのもつぼ。そんで攻めの方が受けを忘れられなくてもう一度会いたいってシチュエーションだったらなおさらいい。後はセックスの最中、和輝を下手くそ呼ばわりしてるのがウケました。
笑える所もあったけど、やっぱり笙惟の過去は重かったです。そんな笙惟を和輝がどう口説いて落とすのかが見どころ(?)だと思います。「俺がどうやったって頭から消せないのは、胸もないしかわいげもないし、おまけにエロくさくてすれきった、十も年上のあんたなんだ」という口説いてるのかけなしてるのかわからない台詞が好きでした。率直すぎる本音がいいですね。
「都合のいい男でもいい」という和輝にとうとう落とされた笙惟。今までは笙惟が常にリードして翻弄していたのに、この夜はなんだかぐだぐだなかんじがかわいかった。相手に最初から最後まで全部されるのはあんまり経験のない笙惟。生でやったのも中出しも和輝が初めてっていうのは読んでる側も興奮しました(笑)っていうかこのドラマCD絶対欲しい!だって笙惟の声は神谷さんですよ!
同時収録の『リベラリストは恋に溺れる』は大智×瀬里の話。大智に浮気疑惑が浮上します。悩んで傷ついて不安になって、それでも大智を待つ瀬里が健気で切なかった…。もうこの二人、大智の放浪癖が治らない限り平穏は訪れないような気がします。っていうか今回の大智はサイテーと言われても仕方ないな(笑)誤解とはいえ、不安がってた瀬里になんという仕打ち!まぁエロくて良かったですけど。
仲直りの後のHもいいですね。瀬里がんばりすぎ。なんていじらしいんでしょう。お口もがんばって自分で上に乗って腰振って「なんでもっ……するから、ほっ、ほかで、しないで、ね?」って……鼻血噴くかと思いました。「瀬里にだけして」って萌え死にさせる気ですか!ああ…瀬里ちゃん大好き。……いつの間かなんか男視点になってた。ああ…この二人の続編が読みたい…。
生まれつきオーバー・アチーバーという知能指数の高い子供だった和樹
完璧であるゆえに、周囲の友達からは浮き
母親の過度の期待にうんざりし
唯一の拠り所であった兄・瀬里は、離れていってしまって
どうしようもない苛立ちを抱えた夜に出会ったのが
ショーイという男。
ショーイは、魔性の誘い受け。
年齢も経験も上手であるショーイのセックスに
和樹がどっぷりハマった夜からスタートするんです。
一晩限りの濃厚なセックスの相手に執着し
再会したのは一年後。
身体だけの関係とはいえ、一年も忘れられないショーイという男。
この感情は恋なのかもわからず、ショーイに執着し
ショーイを手に入れたいと思う和樹。
そんな和樹の思いをスルリとかわし
あくまでセックスだけのつきあいをするショーイ。
身体を開くよりも心を開くのには時間がかかる。
心を開いてからのセックスは、いままでのものとは
まったく別物!
同じCP同士のセックスなのに、前半と後半ではまったく別物!
そこが読みどころですね~v
年下攻めモノ。
知能指数が高いといえども、和樹は年下攻めv
年下ゆえのかわいさもたっぷり描写されており満足~v
ショーイは、セックスにスレた大人の男なのに
心を開いてからのウブっぷりは、たまりませんっ。
恥ずかしいから、しゃべる。
ふたりとも素直じゃないところが好きだーっv
そして同時収録されております
『リベラリストは恋に溺れる 』は
大智×瀬里 編が収録されてます!!!
ブルーサウンドシリーズは、CPごとに本がでてますが
時間軸は一緒で、『耳をすませばかすかな海』本編でも
前作『手を伸ばせばはるかな海』のお話が動いてるんですよねー。
ちらちらっと語られる大智の浮気疑惑!?
の結末が『リベラリストは恋に溺れる 』に収録されています。
これが、もぉー!たまらんっ!
いつもやさしい大智が瀬里に無理矢理挿入!?
瀬里にフェラを教えたりしちゃいますv
もぉー強烈でした。
和樹×ショーイのお話がぶっとびそうになります。
それほどに、やはり私は大智×瀬里CPが大好きです。
もお、受けが綺麗カッコよすぎます!
年上大人ビッチ系受けなんですが、本気になるとクールを装ったり、大人ビッチを装って煙に巻こうとするんですけど…
気持ちが通じあってからは逆にウブな反応がポロポロでます。
やばいです!萌えます!
大人ビッチって新しい分野な気さえします。
受けは猫オンリーの綺麗系お兄さんなんですけど、この人は攻めにしても良いくらいの人ですね。
ビッチっぽいですが、格好いい系ビッチですね。
崎谷はるひ作品でも私的上位です。
シリーズ3作目。
今回はブルーサウンドウエイター瀬里の弟和輝が主役のお話です。
前作でなんともどろどろの兄弟関係が浮き彫りになり
なんだかちょっと嫌な弟、嫌な母親・・・
という印象だった瀬里の家族でしたが
どうしてそんなことになったか、弟の本心が見えてきました。
そして、今回はその弟が少しづつ兄である瀬里に心許しながら
大澤を愛し、いろいろ回り道しながらもお互いの愛を認めるというもの。
瀬里の弟和輝は大学生。親の期待を一身に受けて東大に合格。
そんな和輝が恋に堕ちたのはDJ大澤。
何もかもに嫌気がさしていた高3の夏に行きずりの男と一夜と共にし・・
19歳の年下攻めに年上受け。
もう二度度会うこともないと思った相手だけど、
人はどこで繋がっているかわからない・・・
今までなんとなく好きになれなかった和輝だけど
意外な一面も見れたりして、恋は人を優しくして大人にもしてしてくれる
そんな気がするストーリーでした。
後半は、大智と瀬里のお話。
私はどちらかというとこっちの方が好き。
瀬里ちゃん大好きの大智が、いつものごとく出かけた海外で撮った写真が
とんでもないトラブルを起こすこととなり・・・
2か月も留守にしている大地から送られてきた手紙と同封されていた写真。
それを見た日から、瀬里ちゃんの様子がおかしい・・
そう、この写真こそが誤解の始まりで。
離れているからこそ、信じたくても信じられなくなってしまう自分。
大智の幸せを考えたら、自分が身を引いて・・・
そんなことまで考えてしまう瀬里ちゃん、健気です。
ブルーサウンドのメンバーは、そんな瀬里ちゃんを痛々しいと思い
そんなことになっているとは知らないで帰って来た大智に冷たい・・・
ここからが、面白いんです。
みんなはなんとなくよそよそしく、瀬里ちゃんも様子がおかしい・・・
写真が原因でちょっと揉めるんですが、結局Hしながら仲直りなんだよね
この二人は・・・
お互いにすごく愛し合ってるのに、なんだかんだと揉めることが多いのも
この二人で・・・まあ、原因はだいたい大智にあるんだけど・・・
可愛い瀬里ちゃんと、ワイルドだけど優しい大智のCP。
まだまだいろいろありそうな予感がしてなりません。