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表題作砂上を征く花

鳳西国将軍 沙門
紅明国将軍 白蓮

その他の収録作品

  • 夢の先まであと数秒
  • ~epilogue 終章

あらすじ

紅明国の将軍・白蓮は戦場で出逢うたび、敵将である凰西国の沙門に意識をひきつけられてやまなかった。
ある日、廃屋に逃げ込んだ白蓮は偶然やってきた沙門とふたりきりで夜を過ごすことに。
一晩かぎりの話相手をと望む沙門に応える白蓮だが、昂ぶったものに触れてくる彼の手をはねのけることができず――敵将どうしの許されない愛。
惹かれあってしまうのは、運命なのか!?

作品情報

作品名
砂上を征く花
著者
安曇もか 
媒体
漫画(コミック)
出版社
日本文芸社
レーベル
KAREN COMICS
発売日
ISBN
9784537109764
3.6

(3)

(0)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
11
評価数
3
平均
3.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

もっと壮大にして欲しい

戦国の世、東洋的な国が舞台のお話です。
紅明国の王子・蒼苑と兄弟のように育った将軍・白蓮は、砂塵舞う戦場で鳳西国の将軍・沙門に心惹かれます。
ひょんなことから互いの思うところを知り、身体まで繋いでからは、密かに逢瀬を繰り返すことになるのですが、それを蒼苑が知ることになり・・・

敵同士の恋と幾重にもなる主従の関係、一方通行の恋もあれば諦めようとする恋もあり、守り守られるそれぞれの関係。
皆が間違ってはおらず、それなのに哀しい事件も起きてしまい、惹かれあいながらも離れ離れになる運命なのか・・・といった展開です。

最終的に一緒に死ぬことを選ぶ二人、ああ、久しぶりの悲恋ですなぁ・・・

だったのですが、描き下ろしにて復活されていました。まあそれでもよしとしますか。

戦の必要性であったり、主従のあり方であったり、それぞれの国が置かれている状況であったり、背景はしっかりできていたと思います。
惜しむらくは、そのせっかくの設定がさらっと流されているところ。
もっと壮大なお話にしてもよかった気もします。

同時収録は学園文化祭もの。江戸時代風の不思議空間で思いを伝え合っちゃったり。

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