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表題作Lamento -BEYOND THE VOID- expiatio

ライ
真っ白でふさふさの大型種
コノエ
若い枯葉と白のツートンカラーの小型種

あらすじ

恋に落ちた瞬間を覚えているか?
ライ視点で紡がれる 『Lamento -BEYOND THE VOID-』小説版。ゲームの中では語られなかったライのコノエへの感情が紡がれます。森の中で出会ったコノエを気になりながらも別れ賞金稼ぎの生活へ戻ったライ。再び出会った時、ライはコノエに“賛牙(さんが)”の能力を見出し供に旅にでることにしたが…

作品情報

作品名
Lamento -BEYOND THE VOID- expiatio
著者
金巻ともこ 
媒体
小説
出版社
エンターブレイン
シリーズ
Lamento -BEYOND THE VOID-
発売日
ISBN
9784757748668
3.4

(5)

(2)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
16
評価数
5
平均
3.4 / 5
神率
40%

レビュー投稿数1

ゲーム後が望ましい

本編のゲームは主人公であるコノエの軸と視点で進みますが、小説「Lamento -BEYOND THE VOID- expiatio」はコノエの軸にライが視点となります。ライ視点ということでストーリー展開はライコノですので、ゲームでライコノ(真相ルート)を終えてから読んでいただくのがベストです。

コノエが思っている裏でライはこんなことを思っていたのか! ということが分かり非常にいいのでライコノの方にはおすすめしたいのですが、何分、小説というよりは脚本ちっくなのが難です。そのためか、補填しきれていない部分があるように思えてしまうところと、あるべきシーンが抜けているところが残念でした。

約三センチという厚みがあるにも関わらず、中は一段、少々文字でかし。正直2310円の価値は…ライコノが好きでも微妙な値段なのではと思います。
表紙に関しては、ちょうどこの頃に作画のたたなかなさんがフリーになるということもあって書き下ろしではなく、使い回しでももう少しやりようがあったのでは…と思うと、いろいろと残念な本としか言いようがありません。

残念なことばかり書いてますが、いいことは、ライをより深く理解できたこと。ライは素直に感情を出すタイプではないので、思うよりもコノエをコノエとして大切にしているんだってことが分かったことがよかったところです。

「この、馬鹿猫が!」の中にものすごい愛が詰まっています。

2

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