コ~ンなに甘いラブリーロマンス

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表題作だってキツネなんだもん

経済学准教授 谷屋正志 29歳
人間に変身できるキツネ 紺 15歳

その他の収録作品

  • だってキツネの花嫁なんだもん【書き下ろし】
  • キツネのあとがき

あらすじ

「どうしてだろう、正志さんとは一緒に寝たいし、キスしたい」
顔も良く、賢いのに頭の固い准教授・正志の家に、ある日仔ギツネが迷い込む。なんとその仔ギツネは紺といい、可愛い男の子に姿を変え、父親を探しにここへ来たらしい。そんな紺に戸惑うが、すっかりなつかれてしまう。ひたむきに自分を慕う姿に、次第に紺が可愛く見えて!?
問題も解決、2人はラブラブ 次なる目標は『正志さんの花嫁』!? 続編も超スイート
出版社より

作品情報

作品名
だってキツネなんだもん
著者
加納邑 
イラスト
杉原チャコ 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
ISBN
9784048680011
2.8

(11)

(0)

萌々

(1)

(7)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
28
評価数
11
平均
2.8 / 5
神率
0%

レビュー投稿数8

仔ギツネこんこん

個人的にはショタ(地雷)じゃないギリギリのラインで、ケモミミ萌えもしないので期待せずに読んだのですが、予想外にきゅんとできる切ない作品でした。なんと言ってもキツネの紺が可愛い!素直でまっすぐで、意外と賢いんです。こんな仔ギツネなら我が家にも嫁にほしい(笑)

書き下ろしの続編はBLドリームが強めというか、もはや紺が男の子である必要は全くない展開でちょっとポカンとしてしまいましたが、紺が可愛いので良しとします。

0

かわいいんだけど…

攻め様は経済学部の准教授で自由奔放な父親と二人暮らしで、父親が無節操なため仕事に邪魔になるなら恋人はいらないと思ってる29歳です。
受け様は妖力を持つ狐の子。母親を亡くし父のいる住所の書いた紙とお金と母の形見を持って上京し、攻め様の家の前で狐の格好で訪れます。

クリスマスの日の2人の出会いから父親が海外から帰国する1月5日までの一編と、その後、キツネちゃんが嫁入りするまでがもう一編となります。

受け様は健気だし可愛い‼
子狐姿もほんと可愛いのです。

ただ前編…読んでいて違和感が拭えませんでした。
攻め様が受け様を好きになる過程がよく分からず、気づいたら恋愛感情を持っててどうしても攻め様の告白に本気を感じられませんでした。

受け様の年齢設定も不鮮明で15〜16才に見えるけど…人間社会に慣れないのを差し引いても中身は母親とくっついて寝ていたようなお子様です。
せっかくの可愛い子狐姿でも、始めのうちは狐姿で攻め様のベッドに潜り込むと、怒って禁止を出すことからあまり動物好きでもなさそうだし…
まっとうな人生を歩んできて、始めは有無を言わさず追い出してるのに同情や庇護欲をへていきなり種族と性別と年齢を越えてって…それなりの設定があっても良かった気がします。
受け様にキスされて欲情したのがきっかけらしいけど、攻め様の心情表現がもっと具体的に欲しかったです。

嫁入りの話は良かったです。
甘い新婚家庭そのもで。
イメージ通り攻め様の控えめだけど甘やかしっぷりが良い!
攻め様の父親もキツネちゃんを可愛がってくれてるし。
受け様が傷ついて子狐のまま変身しなくなっちゃうって…かわいそうで可愛いすぎでした。

ただ…裸エプロンや生クリームプレイを受け様が率先して実施するのですが、受け様曰くTVでみたと言っており、生クリームプレイは男女がベッド上でやってたからみんなしてるのかと思ってたと言ってるけど…昼間のTVとなるとアダルトチャンネルか攻め様の秘蔵DVDか…勘ぐっちゃいます。

人外ファンタジーは大好きだし、受け様も可愛いけど再読はないと思うと申し訳ありません。中立とさせていただきます。


嫁もの好きな方は是非お勧めです。

1

正しくキツネの嫁入りです

タイトルからやられた作品です。
だもん、ってなによ、かわいいじゃないですかっ!?

受けちゃんの紺がっ!
とにかくかわいいかわいいかわいいよぉ~~~っ!!!
もぉ、感動もののかわいさです!
これだけ一生懸命懐かれたら、堅物の攻め様だってこれは可愛くなっちゃいますよ♪
なんたってケナゲだし。
ときどき、ちょっと涙もにじんじゃいました。
リアルさなんかかけらもないんだけど、そこがいいです。ファンタジーにリアルは求めません!
攻め様の正志もこまかいことにこだわらず(笑)いい人です。
後編でちゃーんと結婚式v(^-^)v
ドレスでも打ち掛けでも、紺ちゃんならかわいいよ♪
ドレスイラストも涙でちゃうくらいかわいいです。
でも個人的希望わ白無垢!
だって紺ちゃんのイメージじゃない?

ひたすらかわいい受けちゃんを楽しみたいとき、おすすめです。

0

(`^´)ブリブリ

どどどどど・・・どうしよう。
毒吐いていいですかw

『だってキツネなんだもん』なんて
直球タイトルで、読む前から警笛鳴らしてくれてるんだから
嫌だったら読まなきゃいい!
大人げなく文句書くなよ!と、自分でも思うんですけどぉーっ!

突然、家の中にキツネがいてさ
しかもそのキツネが人間の男の子に変化してさ
自分の父親の子供かもしれないってやってくるんですよw
この攻めは、受けがキツネであることよりも
自分の父親の子供かどうかにこだわってる節があって
え・・・気になるのそっち(゚ー゚;)?って思った。

なにしろキツネだからさ、田舎からでてきたキツネだからさ
いろいろ人間社会でハプニングをしでかすし
ヘマしちゃうんだけど、健気なんだよね!

そんでそうこうするうちに好きあう仲になると!

うんうん。そんなの読む前から、たぶんそーじゃねぇかなぁって
思ってたよ!思ってたけどさ!

攻めの職業が経済学の准教授。
わりと現実主義の人が多い職種にしたのはなぜなのかな?
メガネで堅物のヘテロの攻めが
どーして性別、いやいや種別すら超えて恋愛してしまうのかの
設定が甘いんだよっ!!!

攻めはゲイ設定だとか!
最低限、攻めはもともと小動物好きとか
小さい生き物に弱い性質とかそういう設定ほしかったよ!

でね、攻めはなかなかモテる設定で
これまでも言い寄られてるわけ!
で、准教授だからさ、キツネと同じくらいの年頃の子と
つね日ごろ接してるわけなんだよね。
だから、キツネみたいな純真なタイプに触れ合ってなかったっていうのは
どうかなぁと思うんだよね・・・。

曲りなりにも教職だったらさ、みるからに未成年
自分の教え子に近い年齢の子に手を出すときに
もう少し葛藤すんじゃねぇの?
キツネだからその葛藤いらないの???

なんかさ、キツネっていう設定なら
すべて許されると思うなよ!(`ε´)

おめめ大きくて、一生懸命なら
恋に落ちちゃうっていうのは
いくらイロモノファンタジーでも納得いかないんだよぉぉぉぉぉ。



4

こんなキツネがうちにも欲しい

タイトルの「キツネ」って言うのと、あらすじを読んだ感じで
勝手にギャグテイストのかる~い作品だと思っていたのですが
意外にも、切なさと萌えツボをちゃんと押さえてて
ケモミミ以外の部分でも充分楽しませて頂きました^^

ある寒い日の夜、玄関の前にうずくまって寝ていた小動物を
酔った勢いで家に入れてしまったら
翌朝、その小動物が人間に変身して
しかも、ここの家に自分の父親が居る、と言い出して。。。
と、プロローグからツッコミどころ満載な感じなんですが
そんな事どーーでもよくなるくらいにキツネの紺が可愛いくて
正志がどんどん絆されていくのも仕方ないかなって気になりますw
ケモミミ好きで健気系が好きなら、間違いなく萌えられます!w

でも、それだけじゃなくて
随所に、超定番ながらも
ホロッとさせる場面が用意されていて
雑誌掲載時に読んでいて、大体の話の流れを知っていたにもかかわらず
不覚にも思わず涙してしまいましたw

書き下ろしは、紺と正志の両方の父親まで出てきて
またまたドタバタな雰囲気なのか?と思わせておいて
最後にウルッとさせるいい場面を用意してくれちゃってました。
紺のパパGJ!w

ケモミミ・小動物好きにはたまらない
紺(キツネver.)のイラストもすごく可愛くて
とても満足でした^^

1

キツネの嫁入り

キツネ設定、浮世離れしてキツネで男な花嫁を普通に認めちゃう周囲などなど細かいことにツッコミを入れてもキリがないトンデモっぷりでした。
唯一、二人をお邪魔する攻の親友仁科に、「君こそこそが一番まともなんだ」と言ってあげたいくらい(笑)

受のキツネの紺君がそれはもう健気で健気で、攻の正志さんが大好きで懸命に懐いてくるのがとっても愛らしい。
人間の生活に慣れようと失敗を繰り広げる訳ですが、そこに笑いつつも、
手間がかかってもやっぱり健気で可愛い。
そんな彼の好物がイチゴのショートケーキだなんて可愛い生き物過ぎます。

ストーリー性を求めるより、お気楽に挿絵と可愛さを楽しんでしまうのがオススメです。さくっと読めました。

ただ、せっかくのケモノ物なに、
人間化、キツネだけで、人間状態+ケモノ耳尻尾状態がないのがちょっと惜しいです。

0

かわいい~

加納さんの、またしても人外本。今回はキツネです。

大学で経済学を教える准教授の正志が帰宅したら、玄関に小さな犬のようなものが丸くなっているのに気が付きます。
とりあえず玄関マットにくるみ、正志はそのまんま寝てしまいます。
翌朝、気が付くと隣には小さなキツネが寝ていたのです。そして、キツネも目を覚ますと、なんと15歳くらいの少年に姿を変えるのです!
裸だった少年は、う~んと唸ると服まで着ちゃい、名前を紺と名乗るのでした!

もうあり得ない展開なんだけど、人外ものだから、そういう突っ込みはなしで。
服まで妖力で着るのかと。
たしかに、魔女っ子たちも変身しちゃうとなぜか洋服まで替わってますけど、そういうのを正面から書いたものはなかったなと。(超どうでもいいことですが)
ぶっ飛んだ設定ではありますが、紺が一途で可愛いし、健気でホロリとさせられるし、料理も上手になったし、父が紺を可愛がるのも頷けました。
おままごと気分も感じられますが、本人たちが幸せならそれでよし!

1

ケモミミを多く書かれてる加納邑さん

なにげに、読んだのは初めてかもしれない。
予想通りポップでキュートなケモミミファンタジーでした♪
受けがケモミミで、人間にしたら15歳のキツネの男の子なんですけど、
とっても純粋で(ある意味ワガママ)、いかにも動物の子って感じです。

ケーキが食べたいと思えば“つい”万引きしちゃったり(笑)
攻めが勤めてる大学の女子生徒や同僚に嫉妬したり・・・
困るとすぐに泣いちゃったりするし・・・

だけどこの子はキツネで、人間だったら中学校に通ってるくらいの歳なんだよな~って考えると、そのワガママな部分も可愛らしく思えます。

ちなみに、少年の姿も良いけど、挿絵はキツネ姿のが自分好み。

2

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