• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作ぼくのステキな王子様

紀行作家・高堂櫂
高校生・有坂夏芽

その他の収録作品

  • 王子様からのプレゼント

あらすじ

高校2年生の有坂夏芽は、大人の雰囲気漂う寡黙な紀行作家・高堂櫂と金髪碧眼で王子様のような美形モデル・マリユスの二人から『どちらがきみを恋人にできるか競うためにやって来た』と、突然告白されて大パニック!! 実は、夏芽を恋人にできた方が彼らの父親である欧州ホテル王の跡継ぎになれるというのだ。思いも寄らぬ事態に戸惑う夏芽だが、魅力的な二人に心乱されて――!?
出版社より

作品情報

作品名
ぼくのステキな王子様
著者
桂生青依 
イラスト
日向せいりょう 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
ISBN
9784861343674
1.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
2
評価数
3
平均
1.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

先が読めるので

表紙を見ていただけたらわかるように、王子様然とした大人の魅力ある男性が、高校生に求愛。
それもこれも、父親であるホテル王が、後継者をどちらかひとりに決めかねて、真ん中にいる高校生の恋人になれたものが後継者だ! なんていう突飛もないところからスタート。
まぁ、その前に、右の黒髪の男性の方が、偶然とはいえ先に高校生と知り合っちゃってて、思わぬハンデが付くんですが。

恋人にして欲しいと名乗りを上げたふたりは異母兄弟。
それぞれ、ホテルに思い入れがあって夏芽に求愛していますが、夏芽にとっては心から好きになってくれているわけではないと思っているし、それ以前に男だし。
同級生に相談を持ちかけると、櫂の出している本のファンだとわかり、仲良さそうに話をしているふたりに嫉妬したり。

ふたりが登場した時点で先の展開が読めちゃって、それだけで興味が薄くなってしまって。
どこかでこちらの思いを裏切るようなエピソードがあれば良かったのになぁ~と思うほど。
しかも、夏芽の同じクラスに芸能人がいたり、もうひとりの後継者候補がモデルをしてたりするんだから、そっち方面で何かあれば良かったかも。

0

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP