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表題作 不確かなシルエット

武村亘晟 → 森川智之

増宮巧真 → 立花慎之介

その他キャラ
加勢原怜司[諏訪部順一]/ 斎木陸矢[小田久史]/ 店員・運転手[樋口智透]

あらすじ

増宮巧真の新しいバイトは、気鋭のデザイナー・武村亘晟の秘書。
仕事は完璧で心地よい気配をまとう巧真は亘晟の日常にすぐ馴染み、二人の関係は順調にスタートしたはずだった。
ある日、創作上の行きづまりを感じた亘晟の、自己流『退行催眠』がうっかり成功してしまう。
しかも中身だけが19歳に戻った亘晟は、巧真に「一目惚れした」と迫り……!?

作品情報

作品名
不確かなシルエット
著者
きたざわ尋子 
イラスト
緒田涼歌 
媒体
CD
作品演出・監督
阿部信行
脚本
佐藤拓
原画・イラスト
緒田涼歌
オリジナル媒体
小説
メーカー
ascolto
シリーズ
不確かなシルエット
収録時間
79 分
枚数
1 枚
ふろく
特典:小冊子SS「重ねるシルエット」
パッケージ発売日
JANコード
4562283060127
3.7

(26)

(8)

萌々

(8)

(6)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
10
得点
93
評価数
26
平均
3.7 / 5
神率
30.8%

レビュー投稿数10

アナタであってアナタでない。

お話としては、退行催眠で19歳になってしまった亘晟から猛烈アタックを受けて、それに陥落し関係を結ぶも、催眠暗示を解いてみればすっかり忘れられてましたよーというある意味、よくある話。
それでも。
やっぱり切ないもんは切ないし、擦れ違いは歯痒い。

29歳の亘晟は自分の立場とかもあって巧真のことをいいなと思いつつも手を出さない。
けれど、19歳の亘晟は本人が「もっと若かったら…」と想像した通りに真っ直ぐに気持ちを巧真に向けて。
全身で包み隠すことなく「好きだ」と伝えて。
そうした愛情を向けられて巧真の方もそれに落ちていく。
「3週間様子を見て戻らなかったら病院に行こう」
そんな約束をしていたから、それが永遠に続く関係だと思ってもいなかったし刹那的なもので構わないと思っていたのが少しずつ欲が出て。
ずっとこのままいられたらいいのに、と思うようになって。
それでも、仕事とかもあるしそんなわけにはいかないから。
最初に関係を持つ時に「忘れないで」と約束をして。

29歳の亘晟までもが巧真を口説くようになり巧真は振り払いきれずに流されていくんだけど、その時の涙が悲痛でした。
同じ顔をした同じ人物が同じように愛を囁いて。
でも、自分の知っている「彼」ではなくて。
求められて嬉しくないわけがないのに軋んでいくというか…。
自分の中で受け入れきれない部分があって疲弊していって。

19歳の亘晟が置いていったパソコンがあるんだけども、それにはいろいろイタズラが仕掛けてあるとか言ってたけど、本当は空白を埋めるようなヒントになるもので。
強がって「大丈夫」みたいなフリをしてた亘晟だって、絶対に忘れないなんて自信はなくて、それでも絶対に忘れたくなくて。
絶対にその約束は守らなきゃならなくて。
そのために一生懸命いろいろ仕込んでいったんじゃないかと思う。

立花くんの泣きがステキでしたvv
普段はクールビューティな感じなんだけど。
でも、寝起きの無意識で29歳の亘晟に「亘晟」って呼んじゃうのとかはすごく甘くて。
森川さんは今回はいろんな声が楽しめました。
29歳のただのデザイナーとしての落ち着いた大人な男の声。
19歳の大学生な無邪気な若者の声。
そして、29歳に戻ってからの巧真への感情も剥き出しの男の声。
もっといえば、最後に19歳と29歳の記憶も全部融合した男の声というのもあるんですが。
それぞれに違ってて、そこはやっぱさすがだなーと。

キャストトークはCDに入り切らなくてWeb特設ページにブックレットのパスワードを入力して聞く方式(13分弱)
メンバーは立花くん、森川さん、諏訪部さん、小田久史くん。
当然なんだけども森川さんが42歳とか言ってて、そうかもうそんな年かと再認識。

2

切ない。音楽もすごくきれい!

意識の退行で10歳若返ってしまう攻め、
その人を愛してしまう受け。

森川さんの演技がとにかく巧みで、声質まで若返ってしまう感じに驚いてしまいます。
19歳の時の声は、森川さんが10年くらい前に演じていた「青の軌跡」の
中の三四郎に非常によく似ていて。
演技を若くすると声質まで…と感動。

一生懸命、まっすぐに愛情を表明する19歳、
考えを巡らせて動けなくなる29歳、
記憶を取り戻して全てわかった上で愛情を表現する29歳。

この演じ分けが非常に新鮮で、メリハリがあって。

一方、19歳の彼に惹かれてしまい、
29歳にもどって記憶をなくしてしまった彼を受け入れられない巧真。
惹かれることを止められないところ、大事な時間をなくした相手に
哀しさを覚えるところ、
立花さんの切ない声と演技が雰囲気を盛り上げています。

綺麗に、効果的にBGMが入っていて透明感のある世界観を作っている
演出は流石、阿部さんです。

とにかく切なくて、綺麗で、優しいドラマでした。

1

純粋に泣いてしまいました

原作未読。
ストーリーはよくある感じなのですが、かえってそれが落ちついて
安心出来る感じでした。

巧真(立花)は大変美人さんな声でしたv
19歳の亘晟(森川)にツンとしながらも心惹かれてしまう様子や
29歳に戻ってしまった亘晟(森川)に戸惑う様、
さらに泣いてしまったり…寝起きの甘えた声…なんて可愛いんだ!!!
もちろん色っぽい受声もきゅんきゅんします!!

亘晟(森川)は29歳、19歳、29歳に戻った時と変化があって
聴きごたえあります。
さすが!
個人的には19歳の素直な亘晟(森川)が巧真(立花)にアプローチするところが
とても可愛くって愛おしくなりました。

怜司(諏訪部)はほんの少しだけのご出演。
ほとんどが巧真(立花)と亘晟(森川)の2人で成り立っています。
その分、集中して聞く事が出来、事あるごとに泣いてました。

フリトはリレー形式で森川さん・立花さん・諏訪部さん・小田さん。
質問→回答な感じで13分。

0

立花さんー!

原作未読です。
退行催眠という設定が私はあまり入り込めずにいて、
すきではなかったのですが、これは割と普通に入り込めた作品です。

ただ展開がよくわからなかったところがあったり、
「どうしてこうなった?」って所が多々ありました....(汗

あとは、他の方もおっしゃっているとおりに、声優さんの演技が本当に神すぎてました(*^o^*)
立花さんの声からわかる美人なイメージとかは本当に凄かったです!
森川さんはもう、言うまでもなく完璧ですw
29の時と19の時の声のトーンの差もとっても上手かったです!
原作を読んでみようと思いました(*^o^*)

0

少し粗削りな感じはあるけど。

作品未読です。
他のレビュアーさんはよくある設定とおっしゃってますが催眠術ものって私は初めてでした。
記憶喪失ものはよく目にしますが。
設定が独特なので、いろんな演じ分けをされている森川さんがやはりすごいなーと改めて感心してしまいました。
立花さんの美人声も、もう安定の安定です。
相変わらずの色気にそこは、文句なし。
やはり評価の別れてしまう要因は脚本のようです。
ストーリー自体重視しない方なら神をつけるところですが、やや、納得のいかない
とんとんとクライマックスに持っていかれるので、何だったの??となる箇所が少なからずあるのでそこがやはり残念。

0

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