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表題作地上の竜と汚辱の白衣

佐上竜樹(ヤクザ/患者)
籠宮瑛(外科医)

あらすじ

外科医の籠宮瑛は、研修医時代に当直先の個人医院で暴漢にレイプされ、対人恐怖症になってしまう。あれから七年――。心の傷を抱えたまま仕事を続けていた瑛は、二十代の肺がん疑いの患者の担当に指名されるが、その患者はかつて暴行を働いた張本人・佐上竜樹だった。若頭の兄弟分として将来に野心を持ち、病の自覚症状もない竜樹は、瑛の動揺を見て取ると脅迫まがいに関係を強要し始める。職場である病院内でところ構わず犯され、追い詰められた瑛は思い余って禁断の一言を口にしてしまうが…。ヤクザ×医者のアンモラルラブ。
出版社より

作品情報

作品名
地上の竜と汚辱の白衣
著者
矢城米花 
イラスト
椎名秋乃 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
ISBN
9784576091372
2.3

(6)

(0)

萌々

(0)

(3)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
11
評価数
6
平均
2.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

痛いんですけど・・・

お話はお堅いクールビューティのお医者様が、若いやくざに脅されて襲われる王道ものです。
この受け様は屈辱に震えながら何も出来なくて、それでもいつしか酷い攻め様を好きになるというのがよくあるパターン。
今回も、それはありなのですが、この受け様、やられっぱなしで
キレちゃうあたりが職業柄マズイでしょうってぐらい
患者にとっては最悪な精神的逆襲に出ちゃいます。
この攻め様からの7年前のトラウマで極度の接触障害やら
対人恐怖症になっている受け様が、憎むべき相手と
医者と患者として再会、そして、悪夢再びです。
しかし今回のお話の面白いところは被害者が加害者となり、加害者が被害者に変わる瞬間が面白いです。
凌辱の限りを尽くされる受け様ですが、実はとんでもなく芯が強い人だと後半は思わせてくれます。何気に男前に変身です!
逆に攻め様はヘタレになって受け様に縋ってる展開で
矢城ワールド全開って感じです。
エロエロ系ですが巧みな心理描写も面白いです。

ですが、この受け君、職業を傘に来てとんでもない逆襲にでました。ポッキリ折れそうな風情のくせして、爪を隠してましたね~。

こういう王道を一ひねりしてあるお話を読むと、「おお!そう来ましたか~vv」と嬉しくなります。

3

鬼畜陵辱系

三回に一回は触手・四回に一回は制服。そして鬼畜陵辱は標準装備。
矢城先生。私は貴方に感服いたしました(*´Д`*)ノハァハァ
あとがき読んで思わず「神」つけたいところではありますが、本編としてはちょっと「う~~~~・・」だったかな。
お話。
瑛先生がまだ学生自分。バイトでたまたま入ったとある病院の夜勤。
薬物中毒の友人のために、薬(痛み止め)を盗みに来た竜樹に強姦される。
痛みしか伴わないその好意。それ以降、他人に触れられることが怖くなってしまう。
それは7年たって、病院勤めも長くなった今でも変わらない。
自分から触れることはできるが、相手が老若男女だれであろうと触れられると萎縮してしまい、酷いときは吐き気をももよおおす。
ところが、それは突然。
癌患者として再び、自分を犯した男と再会してしまう。
ヤクザの幹部となった男。自分のトラウマの原因となった男。
再び瑛は竜樹に犯されてしまうのだが・・・・!?
というところですね。鬼畜陵辱プレイの数々は恐ろしくエロくてよかったです!
痛みしか伴わない好意や、勝手に連声を抱いた先輩に脅されて無理やり~なプレイもありますので、陵辱系苦手な方にはおすすめできませんが、エロスキーにはたまらないエロさかげんでしたwwウマww
ちょっぴり大人になって、自分の快楽をむさぼるだけではなく、相手に感じさせるように~な行為を覚えた竜樹とのプレイ。感じてしまう瑛~な画き方はウマい!
トロピカル+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
ただなんと言うか、「好き」「愛してる」そんなものじゃいえないくらい・・・
の、具合がよく理解できなかったのです。
竜樹も、途中から雰囲気がガッと変わってきます。それは、瑛に対する気持ちの変化なのはよくわかるのですが、唐突というか、なんの心理描写もないために、彼の中にどれだけの真理変化があったのかがよくわからなかったんです。後半ちょっとフォローとも思える昔の話があったんですが、それでもまだ足りて無かったかな~。
瑛にしても、犯されて、トラウマもって。でも、ほかの人に触れられてもあれなのに、竜樹のは・・・・・・自然な流れてはぐくまれた愛・・・なんでじゃい!
かふ。悪くは無い。悪くは無いんだけど・・どうもなっとく出来ない自分がいるのが少々残念です。三回に一回・・・・次回は触手がくるかしら。次回に期待

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