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人生ってうまくいかない。ご都合主義じゃない。
芸人なんて狭き門、そうそう簡単にくぐれない。
そんなリアリティを感じさせてくれて、それでいて笑えて切なくて苦しくなって幸せを一緒になって願えるお話。
ストーリーの雰囲気は人間くささも現実味もあってお笑い芸人のサクセスストーリーを読んでいるような感じ。でも最終的に「成功して2人でネタをやってる」という所まで描かれなかったのが余韻を残してくれています。サクセスしてないんです。
田舎から出た二人の芸人人生、わんこ攻とツンデレ受、前途多難だけど今度は離れずしっかり一緒に歩を進めて欲しいな。
あと私的な話ですが、表紙が大好きです。ふんわりしたタッチ。寄り添って同じイヤホンでネタを聴いてるという…たぶん2人にとって一番幸せ時間なんだなってほっこり、そして物語の後半を思うとたまらなく切なくなります。
共通点が無さそうな二人が
好きな漫才師が一緒というだけで急速に仲良くなり
ネタを作ってコンテストへ出場ー!って
ありそう。だいぶありそう。
そして、やはり相方への愛情って
普通の友情を卓越していて、
お互い「お前でなくちゃやれない!」って、
もうそりゃHな事するしか無いような気になってしまいませんか?w
そういう腐脳はさておき、
お笑い芸人目指すって半端な気持ちじゃ無理だし、
自分の人生かけなくちゃいけないって
相当勇気と決断がいると思います。
お笑いが好きってだけじゃ食べていけないし、
自分たちを信じていても
売れるかどうかもわからない。
だから、工藤が大学進学を決めたのは当然だと思いました。
裏切られた気持ちになる荒牧にも共感してしまう…。
大学中退して働いても充実感はない。
そんな時、荒牧が新コンビを組んで舞台にも出ていて
漫才を続けていたのを知り
偶然の再会に平静を装う工藤にズキズキ…(泣)
工藤は荒牧の誘いで彼らのライブを見に行きますが、
「お前が誰かと漫才やっとんの 見てておもんないねん…ッ」
電話で暴露し、もう携番も変え二度と会わないと宣言します。
でも、それは充分な告白で、二人はようやく体を重ねる…♡
ちっともアホエロじゃなくて、きゅうぅーん!!
またコンビを組む事になり、良かった良かった!の大団円。
『素顔はタブー』
眼鏡をとると途端にエロ魔人になってしまう、
普段は真面目っこがとろとろな表情で銭湯の息子にせまるw
いいエロっぷりでした♪
誰彼かまわずそんな顔見せたらいかんよ!?w
柚摩さんはやはりこれくらいじゃないと、若干物足りないかも…?
でも、やはり『花道恋しぐれ』は良かった♪
ネタ合わせちゃんとやってるか?ついイチャついてしまうんじゃ?
っていう腐ィルターでつい漫才師を見て妄想してしまう。
普通ですよね??w
なにはともあれ、続編があったらいいのになぁ…と思わずにいられない
荒牧×工藤でした。
(そう、荒牧の「悦っちゃん」呼びがまたかわいらしい…♡)
どっちかというと「突飛な性癖を持つ人」の描写のイメージの強い
柚摩さんにしてはまともな作品です。
いや、まとも過ぎてうそって感じになるというか。
「花道恋しぐれ」
荒牧が初登場のモッサモサさからは想像もつかないほど意外と全編通していい子で真摯なのです。やる事にも一本筋が通っています。
それに対して工藤の方がまともそうに見えて実は人生の筋書きはよれよれ。
志望校に落ちて底辺校に行き、そこから漫才に誘われ才能を見せかけたと思ったら大学推薦を取ってそれをけり、そしてその大学を中退して漠然とアルバイトを行い・・・。
そんな工藤が最終的に荒牧への思いとともにお笑いへの情熱も思いだしていくわけですね。
最終的に二人でもう一度組む羽目になるきっかけもエロだったという。
「素顔はタブー」
いつもの柚摩さんですw
「潔癖症が原因で眼鏡を取るといきなり淫乱になる」
とか、もうどこかで読んだ感満載なのですが、
柚摩さんの少しエロシーン自体が好きなのでそれだけでも個人的にはOKです。
なんというか「萌え」という評価があまりにも妥当。
誰が読んでもはずれないけど、テーマが明るいわりに淡々とした本だけに
どストライクにもなかなか当たんないのかも。
『花道恋しぐれ 』
これはあとがきで作者さんも言っているように、いつものギャグエロテイストではなく、人生ドラマ中心です。
私はとにかく、工藤に共感してしまった…
荒巻に誘われ、漫才を始めるものの、やはり大学に行くことにした工藤。この時の、逃げた工藤の気持ちがすごいわかる。
だって、怖いよね…漫才師目指すなんて、人生が全然変わっちゃうわけだし。
そして工藤が上京する日、必死に電車を追いかける荒巻がすごい切ない…
再会は二年後になるわけだが、この時の2人の状況もなかなかリアルで良い。人生って、だいたいこんな感じだよね…と妙に納得してしまった。
しかし結局は、お互いまだ好きなんだよね…ということで仲直り♪はい、エロのターンです。
「入れて…みる?」ってwwそりゃ入れますよww
その後、現在の荒巻の相方・神埼に焚きつけられてもう一度漫才を始める工藤。
ちょっとこっからの展開が急速なんですが(゜v゜;)あっさり神埼が荒巻とコンビ解消しますww
これがほんとに惜しいんですよね…もっと、工藤が頑張って荒巻とコンビ再結成するとこまで読みたかった…
しかしこの最終章は描き下ろしなので、仕方ないのかな…ここまでいい話だったので良いです。
(ここでもう一回えちシーンあったし…w)
『素顔はタブー 』
これは安心のクオリティーww「メガネをはずすと欲情する」というトンデモ設定ww
エロです!黒髪の真面目ッ子が、メガネはずすとエロエロになります!!
自分からあそこスリスリ…なシーンは可愛すぎるwwww
表題作がシリアスでエロ少なめだったので、こっちでエロ補完ということでしょうか♪
柚摩様は「パンティノン伝説」でノックダウンされ
それからは もぅ名前だけで捕獲する作家さんです。
今回もぇろはすくなぃんだけど・・・
かなりぇろく感じるのはぅちだけかしら・・・(*ノノ)キャ
なんか関西弁もクルのか 結構どこかしこに
耽美じゃなぃけど、ぇろがある・・・
二人のエピソードがちょっとなんとなく
あてはまる芸人がぃるけど・・・( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ
まぁ 違うだろぅと思うけど・・・w
同時収録の風呂屋の話の受けちゃんも
最後淫乱様になっておられましたので
もっそぃ萌えれました。
柚摩様 今回もごちそうさまでした。(*- -)(*_ _)ペコリ