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表題作虜囚花嫁

狩野北斗,25歳,環境保護の為海辺調査する狩野家三男
春川世浬,17歳,借金で財閥の跡取りの嫁になった高校生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

高校生の世浬の平穏な日常は、突然現れたダークスーツの男たちによって、いとも簡単に壊されてしまう。立派な屋敷に無理やり連れていかれた世浬は、そこの主から、自分が生まれるより前に父親によって売られていたことを知らされる。今は亡き父親は、世浬を大財閥の跡取り息子の「嫁」として差し出すことを約束した手紙を残していたのだ。驚いた世浬は、自分は男なので無理だと主張するが──!?

作品情報

作品名
虜囚花嫁
著者
真崎ひかる 
イラスト
わたなべあじあ 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
ISBN
9784775514597
2.8

(6)

(0)

萌々

(1)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
16
評価数
6
平均
2.8 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

今のままでは、消化不良です~

難しいですね~終わり方がなんか納得いかない感じですね~・・・最後は人妻から嫁に昇格するんですが・・・そこで終わってしまっていて・・・その後がすごく気になる終わり方です~
内容は結構奥が深い設定になってるから、もっと掘り下げて欲しかったです~続編とかが、出てその辺を書いて頂けるのなら納得って感じですが・・・今のままでは・・・消化不良です~
キャラも美味しいキャラが多いのに・・・上手く生かせてないって感じですよね~兄弟3人も出てくるんだから、4人でいろいろとまでは行かなくても取り合いみたいなのでも面白いのに~

3

契約特記事項

これが店頭に並んでた時分、インパクトな表紙とあらすじに
心浮かれいたのを思い出しましたヽ(´▽`)/
結局中古でかって、放置半端なかったのが私らしいというかなんというか。

ま、一言で言うなれば
思っていたのよりもインパクトは弱い、
キチクにエロスなんだろうと思っていただけに、あれれ?な
甘めなお話でした。
設定はわりと非道に見える部分の折込はあるものの、
真崎さんの作品らしい雰囲気の作品だな~やっぱりという印象が強い。
ただ、読みやすい文章は好印象なので、嫌いではないのです。

お話は、昔父親が借金の担保として生まれる前の受を差し出したのが始まり。
「後継の嫁に」という条件だったのだけれど、生まれたのは男。
約束は男の子ならば大丈夫であろう・・・あってほしいという願い叶わず
結局16をすぎたころにお迎えがwww
さらわれて嫁になるために、、、
夫になると言われた長男は冷酷で冷たい男。
けれど、好きになったのは・・・・!?

可愛らしくて良い作品ではあるのですが、せっかくの強姦シーンも
せっかくの次男乱入シーンも・・・・
せっかくの強制ご奉仕シーンも・・・・
ガッツリ描かれない・・・途中で邪魔が入る諸々で
不完全燃焼でした。噛ませの悪い子はせっかくなら
テッテーてきにやって頂きたかったというのが願望でした。

さて、よく見ると、この作品、続編が出ているみたいじゃないですか
しかも長男受!!!!そう!長男には男が似合うとおもっていたの!
しかも攻ねwww長男は受のほうが美味しいとおもっていたら案の定でした。
読みたいな~久しぶりに衝動の虫が騒ぐw

2

夢の中に視えるのは

今回は環境保護の為海辺調査する狩野家三男と
借金で財閥の跡取りの嫁になった高校生のお話。

二人の出会いに攻様一族の相続問題を絡めてまとまるまで。

受様には断片的な明晰夢を見る特殊能力が有りますが、
現実化する夢に両親にさえおびえられ、
夢を話す事はなくなります。

しかも父も夢で視た通りに事故死、
経営していた旅館も人に任せる事になった受様は
力を隠すよう目立たないに生活していました。

夏の間、
受様は母とともに浜で浜茶屋をしていますが、
オープン準備のために向かった浜で
怪我をした男と出会います。

普段なら他人とあまり関わらずにいる受様ですが
彼を見た瞬間、規則的な波の音も遠ざかる程の
強烈な既視感に捕らわれます。

その男は環境保護のための調査をしているらしく
名を告げないままに去りますが、
受様は彼との再会を確信していました。

なぜなら
時折やってくる未来の断片に彼を視ていたから…。
もちろん、彼こそ今回の攻様です♪

夢に出てくる攻様に出会った事が転機だったのか、
この後、受様の生活が激変する出来事が起こります。

夏休みまで二週間あまりとなったある日、
茶屋の準備に向かった浜で、
受様は奇妙な男達から父の手紙をネタに
ある人物の元へと誘われます。

見事な日本庭園を持つ屋敷の主人は
生前に父が借金を申し出た人物で
父への資金援助をした際の条件が
三ヶ月後に生まれる子供を彼の跡取りの嫁にする
という事だったのです!!

男の自分が嫁になれるわけがないという受様に
当主はさらなる衝撃を与えます。

彼の家は代々占術によって栄え、
当代の占術師が後継として指名したのが受様で
受様を嫁とすれば更に安泰だと言うのです!!

まるで受様の特殊能力を知っているかのよう。
当主の言葉と借金で成り立つ今の生活故に
有無を言わせず彼らの家で暮らす事になる受様。

攻様の受様の接点はどこに?!

タイトルそのままの花嫁モノです♪
実は受様が嫁にと言われた家の次代は三人兄弟で
攻様は後妻の産んだ三男で、
冷淡で冷酷な長男とは犬猿の仲の人物でした。

受様は跡取りとされる長男から
礼儀作法の練習と女物の和装をしたり、
嫌がらせを兼ねたセクハラをされたりと
結構、散々な目に会いますが
端々に攻様の未来視が挟まれていて
まとまるまでハラハラしつつも
最後まで安心して楽しく読めました♪

あじあさんの女装イラストも
お話の雰囲気にバッチリで良かったですよ。

今回の花嫁がテーマなので最近リメイクされた
雪代鞠絵さんの『有栖川家の花嫁』はおススメします。
こちらも受様の花嫁修行付きの本格派?!

1

うーん

わたなべあじあ先生のイラスト可愛いくて好きです。

ただ、この作品のイラストで頭をポンポンされている世浬の顔は……
アヘ顔に近いものがある!と思ってしまいました~。

イラストで決めて、あらすじも読まずに購入したりするから
表紙を見て、この受がこの攻に嫁ぐんだろうなという単純な解釈で
読み始めましたが……
読み始めからすでに状況が違います(笑)

世浬が嫁ぐのは北斗の兄であって、でも、世浬はもう北斗が好きなんですよね。
最後はちゃんと北斗と一緒なるんですけど、
北斗の兄も男の嫁なんていらなかったっぽいですが……
駆け落ち的な何かもなかったですし……お話に山がありません(^-^;

0

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