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内田さんって初期の短編の濃いオヤジ受けってイメージしかなかったのですが
長編でこんなお話が描ける人だったとは。
何をするにも「先輩、先輩」って縋り付く藤代のヘタレっぷりと
ヤクザのような態度だけど男前で包容力があり
かなりの世話焼き女房な坂口さんのかっこよさ!
自分の気持ちはあまり語らないけれど
藤代のことを誰よりも理解して考えてあげていて
マンガを描けと叱咤し、テンパッていればフォローし
最終的にはマネージャーとして公私ともにサポートしていく。
最初やる気のなかった坂口さんが自身の力をフルに使って
藤代を支えようと深く食い込んでいく姿がすごくすごくよかったです。
そして、内田さんと言えば受けの巨乳っぷり。
坂口さんは胸の大きく開いたシャツを好んでらっしゃるので
見事な谷間を見せてくれます。
Hシーンでの藤代との体格差や
坂口は脛毛や腋毛がきっちり描かれてるのに
藤代はつるつるなのがギャップに萌えた。
合間や巻末、カバー裏など4コマもたくさんあるのですが
こちらのデフォルメされた坂口さんにも谷間があることに
作者のこだわりをとても感じました。
これで終わりなのが残念です。
あと、短編で入っていた「彼について」は
続編の予定はあるもののページの都合でこちらに入れられたとのこと。
プライド高いのかと思った倉西さんが矢内さんの一言で
しゅーんとした様子は意外と素直さのギャップがとっても良い。
でも、その後の発言とかなんか可笑しいw
お話の導入部なので全然進展しませんが
この倉西さんに矢内さんがどう落ちるのかこちらもすごく楽しみです。
この漫画ヤヴァイヾ(*´∀`*)ノ゛
久しぶりにズドンときましたww
編集者と漫画家。
二人は高校時代の先輩と後輩なわけです。冴えなくて描くまんがもつまらないと言われ続けていたのを唯一みとめてくれたのが先輩。先輩も、後輩の漫画みて漫画あきらめた口。それが再会してみれば後輩はコンビニでバイト。漫画も書いてないっていうからさぁ大変!!
ちょっとノロい後輩攻。このノロい後輩に、ヤクザみたいな怖い雰囲気な受がいい(*´ω`*)
ちょっと攻よりか小さくて胸の筋肉がえろい。
なにより、強面で言葉足らずだがために、わかりにくい面が多々見えたのが逆に良かった。
告白されて、自分の気持ちに気づいて。嬉しくて相手も可愛くてしかたないのに、言葉にしない。表情も強調してまでみせないから相手は落ち込むばかり。
同棲を始めてから~もなんだかんだで世話をやき。見放されてしまう時がこわい。とか、縋って~な時がくる~なくだり。後輩くんを大事に思う一瞬一瞬の表情が好き。
抱かれて気持ち良さそうな顔。『気持ちいいか?』聴くあたりが恐ろしく可愛かった。
しばらく、内田先生の作品は単品オヤジばかりだったので、ある意味新鮮で、1冊まるまるのストーリー読めたのも良かったです。
個人的には今年の殿堂にいれておきたい1作。
巻末の短編。
オヤジを欠かさないのは流石(´∀`)
恐ろしくポジティブな攻に落とされる日は近いと思うww
続編希望
最初から『神』評価にしちゃうべきか、読み終わった後の最後の巻をそうするべきか
悩んだ末の最初から神評価。
どーもほのぼの系っぽくて、リアルな男性像っぽいイメージだったこの漫画、
ここでの評価が高くても「きっと趣味じゃない」とスルーしてました。
でもあんまりにも三部作すべて好評価なので、思い切って中古でそろえたんですが。
中古でそろえた自分、何様?
めちゃくちゃよかった。
すっげーはまりこんだ。
気づいたら夕方から夜中まで読みふけって浸りまくって
BLというものに浸りこんだ休日。幸せか!(幸せや。)
思わず「BL」というものについてそのあと某つぶやきッタ―で熱く語ってしまいました。
なんぞこれ。
主人公はほんとどうしようもないやつなんです。
リアルに身近にいたら、彼氏だったら、嫌悪通り越して拒絶で別れますたぶん。
もうへたれとかいうレベルではない。
一人じゃ何もできないし(ほんとになにも。)、すっげーネガティブで周りに言われたい放題。
「はあ…すみません~~~~~~。ぼく何もできないんです~~~~~。」を
地でいってるような奴。
なのになんでこんな嫌いになれないのか。
それは彼に構う先輩の存在がでかいのか?(たぶんデカすぎる。)
真逆の性格の先輩で編集者で元漫画家志望のヤーさんみたいな人。
ゴツイ体の割にまさかのこっちが受け。(うそやん…)
一見ドSで口が悪くて怒りっぽくて人間に興味なさそーなこの人こそ、
すっげー世話焼きで誰よりも主人公の描く漫画に惚れていて、かつ、エロい。←
もうね、一度別れそうになったときなんか、主人公、先輩に号泣しながらしがみつくんですよ。見捨てないでええええって。いやあああああって。いやあああああじゃねーよ!こっちのセリフだよ!情けなさすぎて泣けてくるわ!ってね!本の向こうでこっちが思うほどですよ!!!!怒
でもびっくりするほどそんな嫌悪抱きかけてたこっちまで好きにさせる主人公の人の良さ?(良さではないか…?) なんかよくわかんないけど嫌いになれないんです。ろくなやつ登場しないのに。←
内田カヲル先生の作品読むの初めてだったんですが(たぶん)、すべてを良い流れ?良い印象?に持っていくというか、ポジティブにわくわくさせてくれる力?(何言ってんの私。)なんかよくわかんないけどなんて言ったらいいか語彙が乏しくて伝えられないのが悲しいですが、とにかくすんごい先生見つけたと思わせてくれる作品でした。
1000字もパッションだけで書いてしまって…失礼しました。
元々オヤジ受け好きの筋肉体毛バッチコーイ派なので、
内田先生の作品を読み漁っている内に辿り着きました。
他作品に比べると筋肉や体毛は控えめ。
(ただし元々苦手な方からすると、
やはり筋肉盛り盛りに見えると思います…)
攻めが年下のヘタレでひょろ体型で気弱でネガティブで先輩に夢中、
受けが年上の強気で筋肉で口も目付きも悪いチンピラみたいな世話焼き。
ただのヘタレ攻め・男前受けに留まらない、
ストーリーのじわじわくる感じが絶妙です。
やはり短編よりもこういう巧さは露骨に出ますね。
ぐぐっと一瞬で読者を引き込むような感じではなく、
じわじわと浸食される感じで沁みてくるような、
繊細な心理描写、表情、構図が何とも言えません。
BLは受けもしっかり男らしい方が好みなので、
エロシーンも個人的には垂涎モノ。
夢中でがっつく後輩と、男前な色気垂れ流しの先輩という組み合わせ。
余談ですが「BL読んでみたい」と言った男友達に貸したところ、
「めっちゃええ話やった!絵柄は…エロシーンが…うん…」でしたw
絵柄が苦手な方にも思い切って読んでほしい一冊です。
是非とも3冊合わせてどうぞ。
気持ち悪いタイトルで申し訳ないです…!
こちらのシリーズが3巻出ていて評価が良いのも知っていたのですが、なかなか読むタイミングがなく…
予備知識はほぼなしで、評価がいいからおもしろいんだろうなーぐらいの感覚だったのですが、予想の上の上をいきまして個人的には大大大満足です。
今回やっとこさシリーズすべて読み終えたのですが、なんじゃこりゃあ!とあまりに素敵な内田ワールドに完全にやられました!!
くーっ、もっと早く手にとっておけばよかったー!
きちんと読ませてくれるうえに萌えが詰まっていて、読み応えのあるとってもとっても好みの作品に出会えてホクホクです♪
学生時代の後輩〈攻め〉・藤代と偶然藤代のバイト先のコンビニで再会した〈受け〉坂口。
学生時代に自分のマンガ家への夢を打ち砕くほどの才能を持った藤代に出会い、坂口の卒業以来連絡を取っていなかった彼ら。
才能ある藤代にてっきりデビューしていたと思っていた坂口は、再会して藤代がもうマンガを描いていないという事実を知り、自分の所属する出版社の麻雀マンガを描け!とまた彼にマンガを描かせますが…
「才能のカタマリ」だと坂口が称する藤代は、もう本当にヘタレで…。
でもずっとずっと先輩が好きで。先輩が自分のすべてで、先輩のためにマンガを描く。
このヘタレな藤代が、憎めないのです。「先輩いないとダメだから」と一途でまっすぐでヘタレで可愛い!と思えてしまい、そしてその先輩・坂口はもう男前です。
彼の数々の名台詞には何度ドキドキさせられたことか…!
藤代の一番のファンであり、そして藤代の才能に焦がれ、夢を諦めた坂口。
しかし、再び藤代と出会うことによって、藤代を通してまた夢を追う。素敵です。
マンガを描いていない、という藤代がまだ画材を持っていたことに安心して、彼の作品に関われることを嬉しく思っていて、本屋にある発売された藤代のマンガを手に取って笑って…。
藤代が売れ、出版社を退職した後はマネージャーとして彼をサポートして、家事やらなんやら身の回りのすべての世話をして。
とってもいい男で、言葉こそあまり多くはないですが、藤代に対する深い愛情を感じます。もう先輩がめちゃくちゃ男前すぎて、それだけで満足度がアップでした♪
こちらのシリーズ1巻では藤代と坂口の再会、藤代のマンガ家デビュー、藤代が売れ、また離れたと思いきや…から
坂口が藤代の専属マネージャー、そして恋人へ…。
しかしそれからも2人にはいろいろな問題がふりかかり、またもや離れてしまう…!?という見事なストーリー展開で最後まで飽きさせることなくたっぷりと読ませていただきました。
何度も読み返す作品になりそうです♪