ゴメン。ガキで、バカで…… でも、あんたがスキだーーー。

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表題作恋の呪文

榎本翔太・高校3年生・ギリギリ17歳
三原智・塾講師・たぶん23、4歳

あらすじ

分がゲイじゃないことを証明しようと思い訪れたゲイバーで、モテ系高校生・翔太になぜか惚れられ、強引にホテルに連れ込まれてしまった塾講師の三原。なんとか抵抗し、貞操を守ったものの、それ以来翔太のことが頭から離れなくなってしまう。
次の日、塾の生徒にまぎれて現れた翔太を避けようとする三原だったが、見た目とは違い真面目で一途な翔太に、次第に惹かれ始めている自分を自覚しつつあった。だが、真剣な翔太の想いを素直に受け入れられない三原の心には、過去に負った恋の傷があり――!?
おおやかずみが贈る、甘い呪文がかけられたオトナとコドモのトキメキ・ラブ!!
(出版社より)

作品情報

作品名
恋の呪文
著者
おおやかずみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
シリーズ
恋の呪文
発売日
ISBN
9784048544139
3.2

(20)

(0)

萌々

(7)

(10)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
10
得点
61
評価数
20
平均
3.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数10

きれい!!!

丸ごと1冊1つのストーリー。
えっち度も低めでとても読みやすいです。

何よりも絵がきれい!!!
絵は個人個人で好みがあると思いますが
私にはドツボなくらい好きな絵でした^^

お話の内容も、王道・・と言えるかもしれませんが
笑えたり切なかったり色々なエッセンスが詰まっていて
とても楽しめました。

受けである「せんせー」が
自分がゲイである事を認めたくないという思いからか・・・
キレイで大人しそうな顔をしているのに
「翔太」くんにはとっても凶暴w
でもそれがとってもかわいいです^^

ほんわかとかわいくて楽しい作品です!

2

翔太のカッコ良さに萌えます

高校生と塾講師の、甘酸っぱくてちょっと切ないお話です。おおやかずみさんの綺麗な絵が好きです。

とにかく、高校生の翔太の魅力にやられます。もうカッコイイの一言です。性格は一生懸命で、男らしくグイグイ引っ張ってくかと思えば、我慢もちゃんとできるし。ビジュアルは文句なしです。告白シーンでは、キラキラしててキュンキュンします。「せんせー」と呼ぶのもなんか可愛くて(笑)
お相手の塾講師の三原も意地っぱりで可愛くて、好きです。
唯一可哀想なのは、翔太のお兄ちゃんです。なぜお兄ちゃんではダメだったんだろう…。
でも、翔太が子供の頃に三原に会ってた設定とか、萌えます。
なぜか手放せない1冊です。

2

ドラマCDと共に・・・

おおやかずみ先生の絵は、タクミくんシリーズ以来大好きです。

攻め様がとっても色っぽくて格好良くて美しくて素敵だし、受け様は程よい可愛さと格好良さと美しさがあって、そんなカップルのお話は見ていてため息物の美しさです。
今作は、先にドラマCDの方を聴いていたので、読みながら脳内で声優さん達のお声が再生されていました。
受け様が年下に翻弄されたり、強引に迫られたり、ドキドキさせられたりする姿、とても良いです!!!
ラブシーンも生々しさがない分、逆にドキドキします。
実は攻め様が小学生の時に、兄の同級生だった受け様を見かけてそこで恋に落ちてしまった・・・というのもロマンチックで良かったです。しかし、攻め様、小学生の時点で受け様の色気にドキドキし性への目覚めをするとは、なかなかのおませさんです。

1

安心感。

非常に安心して読むことが出来ました~。

ゲイかも知れない?自分を認められないでいる主人公。
自分を確かめるため初めて行ったゲイバーで出会った
高校生・ショータに猛アタックをされる日々。
最初は拒んでいたのだけど…。
ワンコ年下攻のツンデレ受、ですかね。
設定やストーリーとしては、特に目新しさを感じるわけではなく
定番と言った感じです。

受の意地っ張りな性格がちょっとイラっと来るところもありましたが
まぁ、段々かわいくなってくるので・・・。
ショータの押せ押せには参りました~。(いい意味で)
一生懸命で、我慢の出来る賢いいい子~。
ナチュラルに殺し文句…。天然タラしだ~!
キメ顔のキラキラ感とか、キャーvvvって感じで(こっぱずかしい///)
ときめきを楽しめました♪
乙女ゲーとか少女マンガっぽいノリなのかな~?
私はそっち方面ほとんどノータッチなので、たまにはこういうのもいいわv と思いました。

ショータのお兄ちゃんが個人的に非常に気になります。
屈折した人生送っちゃってるんだろうか…。

3

お兄ちゃん…!!!><

何よりもお兄ちゃんが好きです…!!!
三原が榎本兄とくっつけば文句なくよかったのに…!
女の人と婚約してるような兄だけど、ずっと三原に未練たらたらだったんだなぁ…という兄の表情を見るたびにキュン②しました…。せつない…!(>_<)

という私の叶わない思惑はおいとくとして。
全体的にも、切なくて柔らかく、好きなお話でした。とても優しい目をかく作家さんです。今まであまり手にとったことのない作家さんなので新鮮だった。絵柄もそうですが、細かい心理描写の描き方が、少女漫画の藤原よしこ先生の作品に似てるな~と思ったり。捨て犬のような…弱々しく、庇護欲のそそられる眼差しがきゅ~~んときます。

『恋の呪文』というタイトルの通り、いくつかの呪文がキーになっていて、ちょっとキザだなと思うセリフとかあります。が、なんというか作品の雰囲気でふわ~っとカバーされていて、全然違和感なく読めました!(ちょっと照れくさいけど)

キャラについて。
翔太くんは、はじめイケイケで攻めていて、手馴れてるなーという軽い印象でした。でも、回が進むごとに押し付けがましくない純粋な健気さがあらわになり、「お!」と見直した!押しが強いんだけど、引くとこ引くという真摯さがいい。

三原は、…態度があやふやでシャンとしろ!と何度か思いましたが、気持ちが揺れ動く様がかわいい。ツンデレのほだされキャラ。
ただ、昔の片思いの相手である兄より弟を選んだのが解せぬ…。兄が不憫でなりません…。両思いだったのに怖くて拒絶しちゃったという三原が、トラウマ抱えたまま大人になって、ゲイの世界への関心が捨てきれないというのもわかるけど……榎本兄への気持ちのケジメのつけ方がちゃんと描かれていないので、弟を選んだ理由が弱い気がします。
兄が出てきた瞬間から、弟が横恋慕してるようにしか見えなくなってしまったのが残念。それまでは、恋の相手として翔太もそこそこいい感じに描かれてたのに…。

榎本兄の登場がもう少し早ければ……というか、伏線としてもっと前から描かれていたら話に深みが増すのに…、と思わずにはいられませんでした。
塾の生徒を出すくらいなら、兄を出せ!と。そのせいか、話の前半がスローテンポに思えなくもないです。他の方のレビューにもありますが、兄の扱いが中途半端なんですよね…。

まあでも、甘いんだけどベタベタすぎない雰囲気は素敵でした。所持するかは悩むけど、途中で投げ出すこともなく、読んで後悔はしない!という感じ。笑
エチは淡白。ラブストーリーと優しい作風を楽しみたい方向けかと☆(・∀・)ノ

★★★★・ :ストーリー
★★・・・ :エロス
★★★・・ :キャラ
★★★★・ :設定/シチュ
★★★・・ :構成

2

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