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えーとこのシリーズは名作の部類に入る作品ではないです。
所謂B級の面白さというかツッコミながら読むという楽しさはあります。
その前提でレビューをば。
主な登場人物は主役の正志[受]、その親友で元恋人の優、正志が旅行先で出会う男リュウ[攻]、リュウの兄雄一、従兄弟で雄一の恋人悦郎。
中学からの親友で恋人だった優と別れて本当は2人で行く筈だった北海道ツーリング旅行を1人でしている正志、そこで出会うのがリュウ。
小柄がコンプレックスの正志は大柄で筋肉質なリュウに反感を持つんですが、ツーリング中に行動を共にする内に次第に打ち解けいいヤツだと思い始めます。
しかし途中で強姦されて傷付いた正志は、悦郎と雄一によって自宅へと帰してもらいます。
その傷も癒え、大学へと進んだ正志はそこでリュウと再会し、更に正志をまだ好きな優が絡んできて三角関係になるんですな。
あらすじだけ書くとなんかまともっぽいですが、登場人物が全員どっか変わってます。
読んでる最中一番理解しやすいと思っていたのは優だったんですが、それも巻末の書きおろしの優視点の話で脆くも崩れ去りました……。
「僕の足下にひれ伏し給え」って…君はそんな人物だったのかー!唯一感情移入出来るかもって思ってたのにー!!
そんな番外編も含めて内容はぎっしり詰まってます。
1巻目はかなり読み応え有り。
これが面白いかどうかは人によると思うんですが、自分的には変な話だけとやっぱ面白いなあ。