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表題作Heimat Rose -寵愛-

次期王・レイ
元囚人・チュール

その他の収録作品

  • あとがき 鈴木あみ
  • あとがき 夢花李

あらすじ

彼と一緒にいられるなら、未来に何が待っていてもかまわない―。レイと共に流刑島を脱したチュールは、レイが王族の血筋であることを知る。そして彼の敵は、美貌の公爵・フェルマノワール。外国の貴族を騙り二人は都で身を隠していたが、ある日、レイがチュールを置いて姿を消す。探し出すあてもなく悲しみに暮れるチュールは、レイの生存を知ったフェルマノワールに捕らわれてしまい…!?命を賭しても、守りたいものがある―緊迫のシリーズ第2弾。

作品情報

作品名
Heimat Rose -寵愛-
著者
鈴木あみ 
イラスト
夢花李 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
シリーズ
Heimat Rose -繋囚-
発売日
ISBN
9784796400411
4.4

(15)

(9)

萌々

(5)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
66
評価数
15
平均
4.4 / 5
神率
60%

レビュー投稿数1

波乱万丈な2巻

文庫版の2巻で、全ササービスの詳細がようやくわかります。
今回は残念ながら書き下ろしの収録なしで、旧版2巻の宮廷編の所が収録されています。
夢花季さんの綺麗な挿絵が目に眩しいです。
受けが痛めの肉体的拷問、輪姦等の酷い目にあうので、苦手な方はご注意。

次期王・レイ 俺様攻め×元囚人・チュール 健気強気受け
レイが女を口説くのが嫌で、チュールの色仕掛けを使って、自分達が世話になる家を決める。
二人でいちゃいちゃ新婚さんごっこをしながら、貴族の屋敷に潜入してフェルマノワールの様子を探ることに。
屋敷に置いていかれたチュールが、レイを捕まえようとする追手に捕まってしまって。

ほんっとにバカップルだなという前半は安心して楽しめますが、中盤から痛いです。
見当違いな嫉妬をして、チュールの事さえ信頼出来ないレイの人間不信の深さに悲しくなります。

フェルと憎しみあったまま終わったらレイが一生引きずるのもわかるので、チュールの行動にも納得出来ます。
そんな甘さが通用しない世界でもあるので、フェルを逃した事を裏切りだと思うレイの気持ちもよくわかります。
レイの場合、現在では憎かったフェルの事よりチュールの事が気になっていて、自分のことが好きなはずのチュールが、よりにもよってなぜ?と、嫉妬の理由が大きいかなと思いました。
この巻は、レイの嫉妬が運命を捻じ曲げていた気がします。
一体、チュールはどうなるの!とすごい所で終了しているので、次巻も待ち遠しいです。

夢花季さんの1ページイラスト後書きが面白かったです。
私もチュールの長い三つ編みをとても愛していただけに、意見に同意でした。
そこまで愛していたという先生が好きです♪

エロ:★4 輪姦、いちゃいちゃ甘いH、誘い受け
総合:★5 波乱万丈で目が離せない展開で、次巻へと興味を誘われます。

2

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