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表紙にダマされてはいけません、コメディです♪
のもさんの同人作品「スーハー」が一冊にまとまったこの本。
「スーハー」って店の名前なんです（笑）
ということで、シリアスな表紙にだまされてはいけませんよ！関西弁のコメディマンガです♪
阪神優勝で仕送り半年分を道頓堀に落として極貧生活中のショーパブの人気者・いろはが、ショータイムで生チューとかセクハラまがいのことをする新人・ケンタに餌付けされて、次々にわかるいろはの正体とケンタの正体。
あれもこれもみ～んな いろは の特異体質のせい（家系の遺伝らしい）
ショータイムで生チューされていろはが怒るのは勃っちゃうからなんです！
ケンタには特別な匂いがするみたいで・・・恋の匂い？
それのせいで、実はいろはは今までとっかえひっかえ女性を喰い漁り（？）すぐ捨てられて？
そんないろはを説得して溺れなければいいからやってみよう、ってうまいことやっちゃうケンタ、その実は！
仕事だったはずなのにいろはにのめりこんでいくケンタはワンコ♪
いろはに恋愛感情があるかどうは最後まで不明・・・コメディだから許せちゃう。
のもさんの作品って受けの愛が薄いよな～といつも思うが
なので、これは恋愛というより色々なネタや展開を楽しむ話ですよね。
ケンタの仕事依頼人として中盤より出てくるいろはの腹違いの弟。
この弟がクセ者なんですが変態！
兄ちゃんのエロビをオカズにする為にケンタを雇っていたと言う、ビックリなんですよーー♪
この弟の側近のゴツイあんちゃん、弟の為なら牛とでも寝るって！！爆笑
そしていろはの特異体質は花粉症に弱いとか。
随所の笑いが楽しい話でした。
そしてもう２編『昔のカレシ』と『子供の特権』の２編で生徒×先生の年下攻めです♪
結構シリアスに進むのに、やはりコメディ。
一見突っ張ってる高校生がものすごーくヘタレだったオバカな結末がついた『子供の特権』はとても短い作品だが、この本の中で一番気に入りました☆
盛りだくさん過ぎた？
ショーパブダンサーのいろはは、相手役の新人・ケンタから積極的なアタックを受けている上、彼が発する魅力的なニオイに大変そそられちゃったりするものの、別に好きだというわけではなくて・・・
でも、ケンタにあれこれ世話をやかれるうちに、だんだんほだされてきちゃったから・・・
ところが、ケンタにはいろはに近づく別の理由があったりして・・
一風変わったシチュエーションなので、なおさらスムーズな展開にするのに無理が生じるのではないかと思うのですが、なぜそうなるのが必要だったかといった“必然性”が感じられない部分がちょこちょこあったのが残念でした。
初出が同人誌とのことなので、楽しむためにあれもこれも好きなことや興味のあることを沢山いれちゃったのは仕方がないのかなっとも思いました。
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