手のひらから伝われ、君だけが大好きってコト。

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表題作そばにいてよ

生まれてすぐ捨てられた子供 ルディ
同じ日に孤児院に引き取られた年上 クルト

その他の収録作品

  • しあわせなねむり
  • DOUDOU
  • もしも願いが
  • もしも願いが2
  • もしも願いが3
  • オレが天国に行く条件
  • あとがき

あらすじ

生まれてすぐ孤児院の前に捨てられていたルディは、同じ日にやって来たクルトといつも一緒。
そんな彼を意識し始めた時、もう子供のままではいられなくて-。
表題作のシリーズに加え、他4編を収録。
ハルタハナの心ほんわか温まる世界に、純粋な涙が溢れる・・・!!

作品情報

作品名
そばにいてよ
著者
ハルタハナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
ISBN
9784893936462
2

(3)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
4
評価数
3
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

そばにいたい

好きだから、そばにいたい。
この、ずっとそばにいたい「好き」は、はたしてどんな「好き」?

この作品、一応BLのカテゴリーに入る作品だけど、匂い系に、限りなく近い。
好きだから、ずっと一緒にそばにいたいからといって、二人はまだまだ子供なので、それが即、性的な意味での恋愛につながるかというと、まだそこまでは、っていうところ。
この先、性的な関係を含む恋愛に本当につながるのかどうかも危うい。
まあ、BL作品が全部セックスにつながらなくても、こういうぬるいホノボノでも、いいけどね。

1

どうなんだろう

外国人の名前は覚えられないので
買うのに迷いましたが
孤児院という設定にひかれ結局購入

重いものが底にはあるのですが
ライトな進み方で
そこはほっとしました

男として恋愛対象なのかどうか
が少し見えにくかった気もします

好きで大切です守りたくて
失いたくなくて
でもそれは、恋愛なのだろうか
その気づきや葛藤が見えなかったです


表題いたいに短編が入っており
・もしも願いが
は、飼っているペットが人間姿になります
飼い主以外には犬に見える状態での
人間姿です
わりと好きな設定ですが
想いを遂げるまで人間の姿に・・・・という
約束らしいので、その後は一体どうなるのかが

気になって仕方ないです
今回はその後はわからないままです
どうなるのですか????
好みとしては脇役っぽいですが
黒い犬のレオンくんが好きです

もう一つの話は
・オレが天国に行く条件
タイトルどうなの?と思いました
幽体離脱して好きな相手にあいにきた
そこで互いに好きだったとわかる
結局死んでいなくて身体に戻り
カップルになるわけです

話のふくらまし方がもっとあったのではないかと
妙にざわざわしました


BL業界どうなっているのだろうと
ふつふつと考えました



0

BL未満なのに無理してるかも?

初読みの作家さんです。
表題は、元々商業未発表の『DOUDOU』が元のお話です。
『DOUDOU』はBLでなく、日ごろ忙しく構ってもらえない少年が、夏休みにブドウ園の収穫の手伝いに嫌々参加し、そこで、表題のカプであるクルトと幼児時代のルディに出会うことで、自分に素直になることを覚えて帰るというお話です。
作者さんの裏設定に、このクルトとルディが将来的にカップリングというものがあって、一応BLに近い設定になったそうです。

表題はじめ、『しあわせなねむり』は赤ちゃんの時に孤児院に捨てられたルディと、捨てられた日に身内が亡くなり孤児院に引き取られてきたクルトのお話です。
最終的に、ルディがクルトを押し倒すラストが待っていますが、それまでの経過としては、ルディが孤児院に来た日からずっとずっと、クルトと一緒にいて、それでもまだまだずっと一緒にいたいという、狭い世界の中での、長きに渡る付き合いの延長のような結びつきなので、クルトのトラウマがいくらあっても、設定ありきといってしまえばそれまでな感じがします。
ほのぼのはしているんですが、トキメキとか新鮮味とかは薄く、ただ”あったかいね”で終わってしまうような、、、

『もしも願いが』については、飼い犬が主人の高校生を大好きなあまり人間になる(しかし、人間に見えるのは高校生限定)という、BL未満作品。
ひたすら犬だけにワンコです。

『オレが天国に行く条件』は幽体離脱した魂が、ずっと好きだった昔の同級生の元を訪れて、最後の悔いを残さない為に告白をするが・・・といったファンタジー。
これは、早急な結末があり、前半のほのぼのBL未満作品の後では異色な感じがします。

この作家さんBLじゃないほうがいいかもしれません。
匂い系の乙女系でいかれたほうがいいのでは?と思ってしまいました。
ちょっと辛辣ですが、無理に恋愛を持ち込まなくても、どうして編集部はBLを勧めたのか不思議です。

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