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西岡成ニ(平川大輔さん)×篠原尚登(遊佐浩二さん)の大学生ものです。
「ひとり占めセオリー」で登場した西岡先生の大学時代の話です。
原作は既読でレビュー済みです。
そういえばレビューしてなかったと思い、久しぶりに聴いてみました。
2人は友達で、篠原は西岡のことが好きだけど、その気持ちを隠して、オカンのように西岡の世話を焼いていました。
そんな時に平野に告白をされるのですが、なんやかんやあり、西岡に篠原の気持ちがバレてしまいます。
一応付き合うことにはなりましたが、お互い本音を言えず、2人して平野に相談します。
まず、同級生の平野(高橋広樹さん)がいなければ、2人は付き合うことは無かったと思います。どうか、彼を救済してあげてください…
なんとか付き合っていたけど、今度は篠原の元カレ?セフレ?(千葉一伸さん)が登場し、そこでやっと本音を言えるようになりました。
役者さんの演技はさすがはレジェンドで文句ないです!本当に素晴らしいです!
特に西岡は普段ポヤポヤしているけど、怒ったときとのギャップがあって萌えましたし、篠原も正直、女々しいな!と思いつつ、気持ちはめっちゃわかるのと、普段とえっちなシーンのギャップは素晴らしいし、お二人の演技は本当に好きです!!
コミック既読です。
自分の中では、原作とCDでのキャラの印象に違和感はそうありませんでした。原作に沿った場面も、原作と違えた場面も楽しめました。
主人公である篠原の目線に集中していて、篠原にやめようと告げられる前の、西岡と平野の会話部分は、原作と違えて、西岡が篠原に再現して語るように変更していて、未読者にも分かりやすい展開にされていたと思います。
チャプターは7つ。最初4つの「親友」「告白」「不安」「恋人」までが、恋人になってエッチをするまで。「その後」「特別」が、篠原が以前関係のあった大峰が登場するストーリー。残り「TALK」は遊佐さん、平川さん、千葉さん、高橋さんによるキャストトークです。
原作を既読してる身では、コミカルさが足りない気がしました。
例えば、篠原が西岡に不意打ちキスをされた後の、ぐるぐると悩む場面。
「突っ込む穴なんて通常出す専用だぜ」
「男の俺で勃つのかよ」
は原作ではコミカルっぽい雰囲気なのですが、篠原の独白だけだとそれが伝わらないなぁと思いました。篠原役の遊佐さんの演技が悪いというのではありません。ちょこっとコミカルテイストなBGMがあれば良かったのに、と。後にシリアスな場面が控えているのですから、メリハリをつけて欲しかったです。酒屋の場面のように相手役がいればまた違うのでしょうけれど。
ただ、その不意打ちキス場面は、私のお気に入り場面でもあります。
手をつなぐ場面は原作よりちょっと長めなのも嬉しかったですし、キス音までの無音にドキドキしました!
キャストトークは、5分43秒。4人の会話が楽しそうでした。千葉さんの出番は後半しかないのですが、最初からおられたとのことで、その辺りが面白かったです。平川さんは「ひとり占めセオリー」の話もされていました。
コミカルさはちょっと不足気味ですが、原作にあわせた忠実なCDです。既読者にも満足できる作品だと思います。
正直なところ、原作既読で篠原のイメージは遊佐さんじゃなかったんです。
(のっけから言いきってしまってすみません;)
でも、CDはCDで楽しんでこーぜ的な!ww
遊佐さんは私の中でBLCDだとクールな美人受け、
普通の(腐ってない)アニメだと超変人とかクセがありまくりなイメージなのです。
だから今回の篠原が
せっかく好きだった西岡と両想いになれたというのに
過去のツラい恋愛歴から素直に西岡の気持ちを喜べなくて
いつもぐるぐる考えて遠慮してしまう遊佐さん(篠原だけど)が
非常に新鮮で貴重に思えてなりませんでした!!
片想いのままで仲の良いただの友達のフリして
あれこれ世話を焼く姿とか、やっぱり健気でしたし
想いが通じ合った後の西岡の言動に戸惑ったり
甘えたいのに会いに行きたいのに我慢するとか
きゅ───ん!!!
平川さんの西岡は、『ひとり占めセオリー』でもぴったりすぎだったので
1ミクロンの違和感もなかったですw
私としては平川さんも受けの方がイメージ強いのですが(国宝級喘ぎ技)
ほわんほわんして頼りなさすぎ&優しすぎる、けど
決める時は決める西岡、さすがでした!!
ヘタレからの、あのトーンの切り替えがうまい!!と唸りましたよ!!
意外にも、と言ったらかなり失礼ですけども、
篠原に振られた後も二人の相談に乗ってあげざるを得なかった平野役・高橋さん!!w
なんといいますか、篠原に言い寄ったあたりの軽さがすごく好きでした!!
高橋さんって、すごく当て馬とかお上手な気がするんです。
しっかり脇を固めてくれる感じ!!
平野がいたから西岡と篠原がちゃんと想いを通じ合えたのだとも思うし
大事な役どころがとっても素敵でした♪
他の作品で、高橋さんを王子様系ボイスだと思ってましたが、
チャラいこちらの方が好みですw
篠原に復縁を迫る元カレ&元既婚者の大峰役・千葉一伸さん、
いやーな感じに強引な様子をきっちり演じられていましたw
私も嫌でしたもん、大峰から電話来たり、部屋の前で待ち伏せされたりしたシーンww
不快に思わせるのも技量があってこそでしょうから!w
とにもかくにも遊佐さんの言い回しがいちいち感情こもってて
「そんな悩まなくていいんだよ!
西岡は甘えて欲しいって思ってるから!ベタ惚れだから!!」と
心の中でエールを送りながら聴かせていただきましたw
Hシーンが、特別長くないし一度だけでしたが
これまたベテランの域に達しているんじゃなかろうかというお二人なので
すごく安心して聴けるのです!
篠原が西岡のを口でしてあげるところなど
「…エロいって!!」とドキドキしちゃいましたw
ずっと片想いしていた相手の……はさぞ美味しかろう(ぅおい!!)
BGMも綺麗でしたし、すごく聴きごたえがありました!!
ちなみに、巻末トークで遊佐さんが
「大峰の半生をCDに…」みたいな事を冗談でおっしゃって
平川さんが「そんなの聴きたくない」と遠慮がちに
やんわりツッコんでいたのが面白かったですw
原作既読です。
こちら、読み返せば読み返す程、大好きになっていく原作。
これがドラマCDで聴けると思うと嬉しくてたまりませんでした♪
とある老舗和菓子屋の息子・篠原。
その篠原の親友で恋人・西岡は、背が高くイケメンでモテるのに空気の読めない一人好き。
けれど篠原のことは大好きで仕方なくて――というお話。
この世話焼き篠原を遊佐浩二さんが、ぽわん男・西岡を平川大輔さんが演じています。
こちら、メインは二人の10年前、大学時代の回想シーンが殆どです。
親友だったけれど、篠原はずっと西岡を好きで、でも傍に居たいがために想いを告げずにいて。
とあるキッカケで西岡にそれが伝わってしまうのだけれど、西岡はそれをすんなりと受け入れた……と進んでいきます。
このすんなり具合が原作を読んで居てもドラマCDを聴いて居ても、無理があるなぁと思ってしまう箇所ではありましたが、全体的に楽しくまとまっている1枚。
というのも、遊佐さん演じる篠原の葛藤が面白いくらい分かり易く表現されているんですよね。
元々ゲイだった篠原ですから、当然ノンケで親友の西岡が何故に自分を受け入れられるのかが分からない訳です。
そして、引き込んでいいのか、という点でも迷いが生じる。
声のトーンは遊佐さんの方が低めで男らしいのですが、そのうじうじ?加減が絶妙で良かった。
そして平川さん演じる西岡。
天然と言うのか何と言うのか難しいラインに居る男でしたが、ほんわかふわふわ、篠原の事になると感情が揺れ動く、という演技がお見事。
時折、「もう少しトーンを抑え気味でも…」と思ったりもしたのですが、全体的に柔らかなお声に癒されて良かったー♪
そして、終盤に出て来る、篠原のモトカレからの電話。
その時の篠原に対する自身の気持ちを伝える時の低めなお声にもずきゅん。
……ギャップってスバラシイ!(笑)
全体を通して幸せであたたかい空気が流れているんじゃないかな、と思える1枚♪
しあわせな癒しを貰える気がします。
最初と最後は現在ですが、回想部分が殆どです。
ずっと親友のような付き合いをしてきた西岡にひょんなことから片想いしていたことがバレて付き合うことになるんだけども、付き合ってみても篠原の不安は消えなくて…。
いつまでも続く親友と、いつか終わる恋人。
それまでの西岡の恋愛をずっとそばで見てきている篠原には「終わり」が見える関係の方が不安で。
その不安を素直に口に出来る性格なら、まだ西岡もフォローしやすいんだろうけども、自分の中に溜めてグルグルしちゃうタイプ。
なので、2人の仲もなかなか噛み合わないんですよね。
こういう篠原の性格って結構好きなんですけどね。
西岡がまたもう誰が見てもヘタレワンコって感じのヘタレで。
なかなかガツンと言えなくて。
男前なとこはちょっとでした(笑)
篠原役のゆっちー(遊佐さん)は世話焼きな感じで声は男らしいかな。
西岡が甘いこととか言ってドギマギしてるところとか、自分の中でぐるぐる不安抱えてるところとかステキでした。
あと、現在に戻ったところの西岡に掛けた声がすごい優しくて10年の積み重ねを感じる声でした。
一方の西岡役の平川さん。
前作の「ひとりじめセオリー」の方にも登場してたんで声はわかってたんですが、ヘタレワンコなのほほんとした感じがバッチリですね。
まあ、個人的には西岡ののほほん具合はちょっとイラッとしてしまったりもするのですが。
そして、実は私が篠原よりも好きかもしれないのが平野。
カミングアウト済みのゲイなんですが、もう、この子いい子だー。
そして、そんな平野が高橋さんには似合う似合う!
なんて言うんだろ、「残念ながら、イイ人止まり」みたいな役(笑)
この感じがピッタリだよ!!
そして、一伸さん(千葉さん)の大峰は実に嫌な感じの当て馬らしい当て馬でした。
フリトはゆっちー、平川さん、高橋さん、一伸さん。
自己紹介、「平野雪之丞役」「大峰某役」「大峰一郎でしょ?長男だから」と勝手に下の名前を作る面々。
自分のキャラも好きだが彼氏にしたら大事にしてくれそうなのはユッキー(雪之丞のこと)
みんなユッキーが大好き。
ユッキーと大峰は咬ませ犬1号2号。
しかし、ユッキーは咬ませ犬にさえなれてない件。