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オトコマエ刑事×美貌のボディガード――愛のミッション!!!!!!
この作品、前回出た『蒼炎』のスピンオフだったんですね。
読んでいたら私設警備会社CAPSSの名前が出てきて、おや?
前回のイラストが小山田あみさんだったので、気がつかなかった!
その『蒼炎』に電話で登場していたヨーロッパ支部長のアンリが現役だった頃のお話ということで、そこに登場していたラウルもアンリの遠縁ということでチラと登場、尚人の様子を訪ねていました。
でも、その『蒼炎』は自分的に今一つ作品だったんですよね。
今回はそれよりは、まだ無理がなくてよかったと思うんですが、それにしてもアンリが、すげ女王様でびっくりしたですよ!
ICPOのリヨン本部に出向している憲吾が任務の受け渡しで出会ったのがアンリ。
トラブルに巻き込まれ怪我をしたアンリを送ったホテルでアンリは憲吾をおいしく頂いてしまってww
体が気に入ったアンリは憲吾を待ち伏せては襲い受け!!
男は初めてなのに、淫乱なアンリに翻弄されてすっかり体がトリコになる憲吾。
と、強引な受け様によって、物語中盤までエロエロに進みます。
しかしながら、警察とSPですから、きちんと仕事をしてもらわないと困るわけで。
イタリアマフィアの子息の警備で、一緒に仕事をすることになるのです。
命の危険もありながら、それぞれに優秀なようできっちりと仕事をこなす2人。
何がおいしかったといえば、憲吾は体格もよく結構過激任務にも耐えられるのに、ICPOでは事務職メインで、身体を使う仕事をしていない。
だからアンリは、体力がありあまってるだろうから、自分の為に体力を温存してもらって、自分の満足の為にそれを使ってもらおうと考えたところ!
実に快楽にどん欲で腹黒な受けなんでしょうww
この性格がいいですね~♪♪
しかし、考えてみるに、そんな激しいエチをしてSP任務でもし激しい体力消耗が必要な場合になったことを考えると、そんなエチにのめり込んでては体が動かないんじゃないのか!?と、アンリの体を心配してしまったりww
一緒に仕事をしてお互いの有能さを知ったので、対等でいい関係だとは思うけど、愛と呼ぶにはどうか・・・?
憲吾よりイイ体の、似たような有能な男が現れたらアンリは乗り換えそうだと思うんですけどね~
体目当ての受けというのが新鮮で楽しめたデス。
タイトルと綺麗な受け様のイラストに惚れて購入しましたが、
壮大なスケールで描かれているのと思いきや、別に…という感じでした。
二人の間の恋愛感情の芽生え方についても少し不純と言うか矛盾と言うか
結局行きつく先はセックスの相性が良かっただけ?かなとか…。
中盤はほぼセックスだったと思いますが、それで恋愛感情が芽生えるというのは目の前の幻を見ているのに過ぎないと思いますし、もう少し心理描写が欲しかったっ!と思ったのが率直な意見でしたね。
あと、アンリの美貌でフラフラするのもなんだそれフェロモンか!?としか思えず。
うーん中立とつけさせていただきました。イラストがよかったのが救いでした。
ファンの皆様には申し訳ないです。