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10DANCE 2 コミック

井上佐藤 

私的このBLがすごい!一位!

前回の終わりではスタンダードで上手くいかず二人はすれ違う…
という感じで終わりましたが、杉木の友人のアーニーの一言をきっかけにそれが解決します。
なので今回の一番の波はイギリスが舞台のワールドチャンピオンシップスでのジュリオとの対決です。色々切なかった~

鈴木は大会に出ませんが、杉木の計らいでテーブルを用意してもらいそこでニーノ達から沢山のことを聞きます。今回衝撃だったのはジュリオのパートナーのリアナが杉木の元パートナーでプロポーズもしたところで寝取られてしまったという…
そしてもう一つ、何故杉木が一位になれないのか。ジュリオと杉木の実力はほぼ互角で、その僅差を埋めるコネクションが杉木にはなく、会場で一位を取れると信じ続けているのは杉木だけ…ここが本当に切ない…彼が頑張るほど業界は盛り上がり、観客は苦闘の末負ける杉木を見に来る。ここで笑顔で喝采を浴びる杉木に場面が映るのが何とも言えない気持ちにさせられます。鈴木と同じようにこちらまで悔しい気持ちになりました。

今回もジュリオに負ける杉木、だけど彼は折れずに微笑みを絶やさず力強く踊ります。
鈴木はなんで(折れないんだ。なんで崩れないだ。)と心の中で杉木に糾弾します。ここは本当に杉木のダンス一筋で魂なんだな、と強く感じました。
この漫画のダンスシーンの作画はいつもすごいのですが、今回はよりダイナミックで惹きつけられました…空気を切り裂くように激しく動く厚い体、杉木の怖いほど真剣で色気溢れる表情にうっとりです。この大会の杉木、ヤバいくらい格好良い!!客席の鈴木と踊る杉木が目が合うような瞬間の見開きページが素晴らしいです。ここで鈴木が恋のようなものを感じますがそれを心の中で否定して消し去ろうとするのがまた…両想いまでは遠そうですねぇ…

この大会のあと、杉木の宿舎で二人で会うのですがここが萌えましたよー。見た目によらず鈴木は世話焼きなしっかりものでした。対して杉木はお菓子を食い散らかすわ、服は脱ぎ散らかすわ(笑)女王様になるし!
ここでの鈴木の手料理、キス(ここ凄い迫力でした。まさにダイナミック・キス←)、ベットで二人で寝る…んんん!もぅ付き合っちゃえ!とじれじれさせられましたよ。
今回のキスで鈴木はヤバイ何かを感じて振り切って無理やり終わらすのですよ〜もうお前とはしねぇ、と言ってたので暫くキスはなさそうです…残念よ…
そして杉木のコーチであるマーサとの電話でのやり取り…そろそろ引退を勧められていました。
引退は待ってください、やり残したことがある、という杉木が切なかったです。

今回は気になる伏線がたくさん出てきた気がします。まとめると…
・鈴木のタトゥーは聖バルバラ、なぜ彫ったのかは言いたくなさそうな様子
・杉木の回想で出てきた子供時代、父親が何だかあやしい感じ(顔は出てない)…何か違和感を感じた。
・一巻で初めて鈴木が杉木をDVDで見たときの杉木の黒いドレスを着たパートナー、あの女性は房子ではなかったこと。

などなど盛りだくさん謎が出てきました。まだまだ続きそうですね!
最後、夜の公園で手を取り合って踊るシーンはロマンチックです。二人の表情が輝いてますよ!
今回もいっぱい萌えを吸収しました!特に杉木の不屈の精神、鈴木の心情の変化が見所です。今まで読んだ中で一番好きな作品になりました。二人の関係、10danceの行方が次回も楽しみです。

バランス

英田サキ先生の作品は初めて読んだのですが、
凄く魅了されたし内容の濃さはまさに脱帽です。
何よりもそのクオリティーの高さは圧巻でした。

この作品の魅力はたくさんありますが、まず惹かれたのはアクションと
そのリアリティーな迫力が凄いと思いました。
ラブな面よりハードな事件とアクションの割合が多かったのですが、
何故か物足りなさは感じさせない。凄いと思いました。

二つ目はセックスです。
その多くは同じような書き方で読み慣れてしまった身としては流し読みするか、とばすかしているのですが、
この人は読ませてくれました。場面に合わせた雰囲気や心理描写、
喘ぎ声だけで埋め尽くされない絶妙な駆け引きが堪らなかったです。

本当にのめりこむように読んでしまいました。
まるで二人が実在するかのようにリアルで綿密に構成された展開の数々は
外国映画を見ているようでした。
最後の一ページまでページを繰る指が止まりませんでした。
まさに玉石混合の中の玉!読後も興奮は収まりませんでした。
必ず読んで後悔はない作品です。自信を持ってお勧めします。

もっと………っ

あらすじとタイトルに惹かれてしまい購入したのですが。
読み終わった後、思わず「うー」と唸ってしまいました。
何かが足りない。ストーリー性が生かされていない。と感じました。
この設定は結構おいしいのにそれが生かされていなのでちょっと買って損
したかも…と感じました。
そんなに悪くはなかったのですが、何ですかね…あえていうなら
セックス以前の問題にもっと主人公二人の絡みが欲しかったっ!、という点ですかね。
過去の話でこれで恋したと提示していたようで、現在の心理描写にぬかりが
みえました。そして好きになったきっかけと言うものに少し足りなさを感じて中立とさせていただきました。

そして一気にがっかりさせられた所は終盤、攻め様が化けの皮をはがした瞬間。最後ってBL小説にはほぼセックスは必須と言っていいほどあるパターン。その前に攻めが理性を崩すという関門?がありますが、そこで一気に落とされた気がします。あまりにも凶悪で苦手だな、と感じました。
まとめていうといろいろありますが、
心理描写が欲しかった。もっと絡みが欲しかったです。

衝撃の・・・・・・

ここでの評価がよかったので、興味本位で買ってみました。
ですが!!これが正解。まだ腐女子歴が短いせいかもしれませんが
こんな衝撃作、小説で読んだことなかったです。
新人作家だそうですが、これは期待のルーキーです。

お話自体の構成もまとまっていて読みやすかったです。
本のボリュームもあるので読み応えがありました。
まずは執着。これは何よりも強烈な印象を植え付けた。
そんなそこらの可愛いもんじゃない、恐ろしいほどの妄執。殺意にも近い
彼の中の最大の愛。ストーカー行為にも走るところは気持ちの悪さと恐怖を持覚えるほどだ。そして見所は
受け様が攻め様に執拗に執着され追い詰められていく様を受けの笠井の視点
で描かれていました。
じわじわと心が崩れ落ちていく所をじっくり巧みな文章に惚れ惚れしました
普通はたとえノンケでも激しく求められる受けは攻めに愛情が芽生えていくというパターンが多いというか主流なんですが…これは見事に期待を裏切り
最後の最後まで逃げまどい拒絶し続ける。だけど期待を裏切ったとしても
がっかりさせない所がこの作者さんの持ち味なのかもしれない。と思う。
終盤になるまでどうなってしまうのか?とはらはらどきどきさせていただきました。数少ない圧倒的な心理描写の書く佐田先生に期待してます。
この作家さんの次回作が出たらぜひ買ってみたい、そしてこの作品と出合った時のような感動を味わいたいです。

ファントム・オブ・ジ・オペラ

最初から飛ばしてますねー。と思いました。
黒乃先生が描く吸血シーンは凄艶です。恐ろしいほどエロい。
ヴァンパイアといえば首筋と決めつけていたものが一気に覆されます。
まるでセックスと比例するかのようにエロく感じます。
そしてマスター、眼鏡もいいですね。と思いました。もちろんチャーリーの
不良コスプレもハートを撃ち抜かれました。

この作品は本当に非BLなのか!?と新たにまた感じさせられたこの一冊。
もしかしたら同性を超えた愛なのかもしれません。
二人の深い絆と、吸血シーンのエロ度は巻を増すごとに上がっていきます。
展開も構成も入念にられている作品でストーリー性を求める方にはお勧め。

そしてタイトルにした「ファントム・オブ・ジ・オペラ」とは
「オペラ座の怪人」といいます。
この巻の終盤はオペラ座だったからです。
マスターの招待でオペラ座にチャーリーは行き、そこで彼の内股に跪いて
そこを吸血するという!何ともハードでエロスな吸血をするんですっ
仮面をした二人に惚れ惚れし、チャーリー君のオールバックはさらに彼の色気を引き立てていて素敵でした。
ガストン・ルルー著「オペラ座の怪人」のセリフをなぞりながらの二人の会話は今の二人の状況にリンクしていて感嘆のため息が思わずもれました。
バリーに捕われの身?であるマスターは役としてはクリスティーヌで、
バリーにマスターのために立ち向かうチャーリーはラウル。
マスターに執着し体を貪るバリーはファントムこと怪人。
凄くぴったりで思いついた黒乃先生に脱帽。
チャーリーのセリフをなぞりながらのマスターへの告白に胸がギュッとしました。「誓いましょう! 私はあなたをこの世の片隅に匿す そこまでは彼もあなたを探しには来ない あなたは救われる! もっと高く! もっともっと高く!」素敵でした。「もっともっと高く!」のマスターの切ない顔。
消えていきながらチャーリーに引き連れられる所は綺麗でした。
ですが、甘い時間もここまででマスターは落とされ、バリーの魔の手がチャーリーに忍びますが、手を取りそうな所でマスターの登場!チャーリーも目が覚め彼の手を振り払います。「今の私は不器用な生き方しか出来ない 愛おしいヴァンパイア レイフロを信仰している…!」とキリスト教カトリックなチャーリー君、マスターに愛の告白!
そしてバリーをロザリオで跳ね除け、戦いが始まる!!でいい所で終了。
五巻が出るのがすごく楽しみです。

うーん……

タイトルと綺麗な受け様のイラストに惚れて購入しましたが、
壮大なスケールで描かれているのと思いきや、別に…という感じでした。
二人の間の恋愛感情の芽生え方についても少し不純と言うか矛盾と言うか
結局行きつく先はセックスの相性が良かっただけ?かなとか…。
中盤はほぼセックスだったと思いますが、それで恋愛感情が芽生えるというのは目の前の幻を見ているのに過ぎないと思いますし、もう少し心理描写が欲しかったっ!と思ったのが率直な意見でしたね。
あと、アンリの美貌でフラフラするのもなんだそれフェロモンか!?としか思えず。
うーん中立とつけさせていただきました。イラストがよかったのが救いでした。
ファンの皆様には申し訳ないです。

美しい物語

アーシアンのスピンオフの秘密の花園、とても素敵なお話でした。

アーシアンで登場したメインキャラクターの中の二人、
ラファエル×ミカエルのお話でした。本編でも少し妖しい関係を覗かせていた二人ですがこの本でいろいろと明らかになり嬉しかったです。
秘密の花園の絵は現在の高河ゆん先生の絵だったので更に嬉しかったです。

ラファエル、ミカエル、ルシフェルの三角関係が複雑に綴られていて凄く切なく深く読ませていただきました。
ほぼラファエル視点で描かれていてラファエルとルシフェルのやり取りがたくさん描かれていました。
ラファエルはミカエルへの思いを胸の秘密の花園にそっと隠しながらも、何よりも萌えるような身をも焦がすような愛がルシフェルとのやりとりで垣間見えました。ルシフェルはミカエルの双子の妹でミカエルのことを溺愛しています。最後の最後にはミカエルをレイプ?して彼との間の子供を身ごもったのですね。彼女はラファエルにお前も女だったら私と同じことをしている、と言われて否定してましたが本当はそうするのだろうな、と思いました。
欲望こそが私の神。
ルシフェルは禁忌を恐れずミカエルをまっすぐに躊躇することも迷うことなく愛し続けた。ラファエルは言う私は彼に罪しか与えられないと…そこに彼は迷いがあったのですね。だからそのルシフェルの突き刺すような狂気以上のミカエルの愛があまりにも純粋で穢れていてラファエルはその真っすぐな瞳が憎かったのでしょうね…いや、もしかしたらうらやましかったのかもしれません。
ルシフェルはラファエルに前で黒色ガン末期の体で現れ狼狽しながらも死ぬ前の女とは思えないほどの美しく穢れた思いをラファエルに突きつけ、最後に動脈をたち去っていく。
お前はいつか罪を犯すよ。
これは多分、ルシフェルが予期して言った言葉。ラファエルは本当に罪を犯すのかもしれません。同性愛は死罪…、もうそんなことも構っていられないほどのディープな愛情と欲望がラファエルの奥底に眠っていることをルシフェルは知っていたのかもしれません。
お前がミカエルを奪え。
確かに!私もラファエルにミカエルを奪ってほしい!!!と思いました。
ルシフェルは死ぬけどラファエルは生きてゆく。だから彼女は彼にすべてを託したのでしょうね。私がお前の神、いわく本当は譲りたくないけどルシフェルはそのラファエルの狂気以上の熱情的な愛に少し自分を照らし合わせていたのかもしれません。
このお話は三人がまだ学生の頃のお話でした。卒業後もラファエルは確かにミカエルの傍にずっといましたね。それからあまり二人の間に進展はなかったのですが、ミカエルが地球に追放されたその後のお話が見たい場合は同人誌でチェックできます。

この本で私は本編のメンイ、影艶×ちはやよりもラファエル×ミカエルの方が好きになってしまいました。この救いようのない愛が切なくて愛憎めぐりが哀しくて仕方ありませんでした。
多分二人はずっと互いを思い続けたはず、この恋に男や女関係ない。二人がどの性別に生まれようと二人は関係なく惹かれあっていたのだと思いました。
とても美しい物語でした。厚みもあって、お話も十分堪能できました。
とても素敵でした。やっぱり高河ゆん先生は凄い!!!と感じました。
もっとたくさんの人がこのお話を高河ゆん先生をもっと知ってほしいとやはり思えた読んで後悔のない読みごたえ有りの一冊です。
世界観が美しく切なく痛い素敵なお話なのでぜひ、皆さま読んでください。

綺麗

儚く細やかな線が綺麗な作家さんですね。
淡い感じの綺麗な絵を好む方にお勧めします。中身の話も面白いですし。

これはG線上の猫のスピンオフですね。
サキさんがもう可愛くて仕方ないです。
大人の不器用な恋が切なくて、すれ違いが綺麗に描かれていて胸がきゅっと
締め付けられるようにドキドキします。
本編よりも遠い日の蝶の方が好きになってしいました。
本編の爽やかで格好いいサキさんとスピンオフの可愛くて蝶のように
ふらふらしているこの相違した感じが堪りません!(後者がサキさんの本性だったのか!!)
攻めのアーヴィンくんもバシバシドカドカ攻めているのでエロの方も充実してると思います。

綺麗な絵だけじゃなくこの人の作品は話も面白いのでお勧めします!

LOVELESS 1 コミック

高河ゆん 

美しい絵とネコミミ

萌えポイントはやっぱり立夏のネコミミ!
黒髪と黒いミミ、本当に可愛いです。そしてこの人の作品の絵は美しいから
好きですね。
アニメを見て最初、興味をもったのですが漫画を見てよりいっそうファンになりました。アニメより原作ですね。
もちろんアニメの絵柄も綺麗で好きでした。
そしてこの人の作品って言葉の力が凄いと思いました何回読んでも飽きないです。
巻を追うごとにどんどんシリアスな展開になっていくので見ごたえも抜群だと思います。

LOVELESS 6 コミック

高河ゆん 

キスシーン

この巻はLOVELESSの中でもお気に入り巻です。
たった数ページの立夏が草灯を抱きしめるシーンが大好きです。
そこで草灯が立夏にキスする一コマの絵がトーンの使いも美しくって
初めて見たときは魅入ってしまいました。
清明も生きていることが明確になって、これからが楽しみになってくる巻ですよ!
この巻ではそんなに展開はないけれどやっぱりあの数ページのシーンに美しさを感じました。