• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作Take Over Zone 2

陸上部のクールな先輩・紺野瑛史
元天才スプリンター・橋下瑞樹

その他の収録作品

  • 青春の日々

あらすじ

波乱の県大会を終え、身も心も
紺野(こんの)と結ばれた瑞樹(みずき)。
けれど紺野が中学時代の先輩と再会して状況は一変!!
親しげな二人に動揺し、調子を崩した瑞樹に、
紺野はしばらく距離を置こうと提案する。
しかも優しい先輩だと思っていた山内(やまうち)から
「俺と付き合わない?」とキスされて!? 
陸上部員達の熱い恋、ついに最終コーナーへ!! 
(出版社より)

作品情報

作品名
Take Over Zone 2
著者
水名瀬雅良 
作画
水名瀬雅良 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
Take Over Zone
発売日
ISBN
9784199604515
3.1

(6)

(0)

萌々

(2)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
18
評価数
6
平均
3.1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

陸上競技をしている男子を堪能するマンガ

1・2巻をまとめて。
お話は、あまり意外性がない王道路線で、安心して読めるかなってところです。
が、
このマンガの真の価値は、
「陸上競技をしている最中の男子の姿態は、ひっじょーに美しい!!」
と再認識できるマンガだということです。
とにかく水名瀬さんの絵が上手い、美麗。
その上手い絵で、「カモシカのような躍動感」ある動きの身体を描かれたら、もう目が、目がぁ…、美味しすぎて満腹です。
今まで、テレビの陸上競技の実況中継を見て、ふと「くらっ」とときめいちゃっている自分にかるーく罪悪感を抱いておりました。「いかん、いかん、選手はあくまでも真面目に競技をしているのだから、不埒なことを想起しちゃ悪いでしょう」と、我にかえって気づかなかったふり。
BLマンガになってくれちゃうと、堂々と堪能しまくれて、実にありがたいですなあ!

4

走る彼らの美しいことよ!

短距離に懸ける高校生たちのスポーツBL、第2巻。

冒頭、紺野と橋下が結ばれる描写から始まります。
ラブラブが続くかと思いきや、当て馬が出現して橋下は動揺し、調子を落としてしまう。集中できないのは俺のせいか?と考えた紺野は距離を置こうと言い出して…
このギクシャクに山内も絡み、陸上部長と顧問の教師の恋もあり、こう書くとなんだか色恋だらけの部活みたいだけど、全然そんな事はなく心で悩みながらも練習や自分の役割を頑張る皆の姿や、素直になって思っている事を言葉にしようとする姿は好感度大です。
クライマックスシーンは、関東大会の4x100mリレー決勝。熱くて爽やかでいいシーンです。
勿論2人もハッピーエンドです。Hシーンもありますが、絡む2人よりもトラックを走り抜ける彼らの肉体が美しいですね。

「番外編 青春の日々」
紺野x橋下、教師x部長が上手く行き、なぜか山内はあぶれてる。イケメンで優しいのにね。

2

晴れて恋人になれたはずなのに・・・

前巻でお互い両想いということが分かって、晴れて恋人同士になった紺野と橋下。
お互いこれからもっとよく知っていくんだ、という所で、紺野が言った一言がきっかけで、二人の間がギクシャクしてしまいます。
しかも、二人ともそれぞれ別の人から迫られて、恋人になったばかりなのに、このカプは一体どうなるんだ~?と思いながら読みました。
全く、紺野が言葉が足りないばっかりに、受けを振り回してしまってます^^;
もっと話し合えよ~!!って思うんですけど・・・(笑)。
まぁ、恋愛物の王道といえば王道かもしれません。

1

誤解というか思込みというか

今回は受様があこがれていたハイジャンパーと
中学時代は将来を嘱望されていたスプリンターカプ続巻。

受様が失ったと思っていた陸上への夢をとり戻すまで。

陸上に対するトラウマを克服、
リレーのメンバーに選ばれた受様は
陸上部員として練習に打ち込むうちに
攻様に告白されます。

受様は元々攻様に憧れていた為
徐々に気持ちが傾いて行くのですが
なかなか素直な返事が出来ません。

県大会当日、
高熱を押して走ったリレーを完走した受様は
そのまま昏倒してしまいます。

目覚めてから攻様に
巻頭大会出場を知らされた受様は、
勢いに任せて攻様に告白、
二人は名前を呼び合う関係になります♪

しかし、
大会を控えて参加する事になった
大学での合同練習で
攻様が中学時代の先輩と再会して以来、

受様は何かと攻様を連れ出す
件の先輩と攻様との仲が気になって
調子が悪くなってしまいます。

その上、
受様の不調の原因を勘違いした攻様に
しばらく距離を置こうと言われてしまい?!

妙なところで鈍感な攻様は
自分ががっついてこれ以上負担をかけまいと
距離を置こうと言ったのですが

意地っ張りな受様は不調の原因が
嫉妬によるものだとは言いだせず
距離を置くという提案に頷いてしまいます。

しかし、
攻様と距離ができた受様は
ますます調子が悪くなった上に

攻様は先輩に告白されて
受様も攻様の親友に告白されてと
二人の恋は大混乱?!

受様の様子を見かねた顧問と
部長のおかけで攻様の誤解が解けるまで
受様のグルグルは続くのです(笑)

リレーの結果はおしくも1位を逃すも
インターハイでリベンジな順位でして

受様は陸上への情熱も取り戻した上
攻様ともしっかりした絆が出来あがって
お話的には大団円でしたが

全体的に細々した起伏が合っても
予定調和で終わった感じで
最後がちょっとモノ足りなかったです(苦笑)

なので評価は『中立』にしました。

最初のとっかかりは
とってもとっても良かったし
絵的にはとっても好みなのに残念!!

今回は本作同様いじっぱりな受様で
北上れんさんの『ひとり占めセオリー』を
オススメです。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP