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表題作おとめ妖怪ざくろ 1

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あらすじ

※BL作品ではありません。

ざくろたちは人間に悪さをする妖怪を取り締まるため、政府に集められた半妖の少女。陸軍軍人の総角たちと組んで妖怪に立ち向かう!
(出版社より)

作品情報

作品名
おとめ妖怪ざくろ 1
著者
星野リリィ 
作画
星野リリィ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
発売日
ISBN
9784344811874
3

(2)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

紅の代わりにさすのは刃!

アニメ化もされややマイナー?と思っていたこの作品も、BLの読者以外の方々にも広く知られることとなったのでは?
ざくろの魅力は華やかで可愛い着物のデザイン、タイプの違う半妖の少女たちのしっかりしたキャラクター性かと思われます。
大正あたりの時代がモデル(?)な世界観もストーリーにばっちりハマっている。

久々に再読すると、最新刊の5巻(2010年12月現在)のシリアスな展開などと比べ1巻はとても明るく楽しく、乙女たちがきゃっきゃしてる。
彼女たちは半妖という特殊な立場だけれど、かっこいい殿方に憧れも持つ夢見る乙女で。
自分達が人間と組み、悪さをする妖怪たちを退治するという仕事に就く前に、お年頃の少女なのですね。
暦の占いを信じる薄蛍と、信じない!と言うざくろ。
でも、本当はちょっと信じてるのに、素直じゃないところが可愛い。
気が強く、妖気も一番強いざくろは人間嫌い。
人間の男性とパートナーを組むのは本当は嫌で、でも仕事だから嫌なんだけど仕方がなく組んで仕事するんだから!
そんな勢いだったのに・・・
現れた男性たちは王子様のようにカッコいい。
ざくろが一番嫌がっていたはずなのに、パートナーとなる総角景の紳士的な佇まいやキラキラした容姿に一気にのぼせあがってしまう。
けれど、実はこの総角景、極度のヘタレだったのです。
しかも、妖怪が怖い。
おどろおどろしい妖怪ならまだしもマスコット(?)的存在の豆蔵相手に悲鳴を上げてる姿、ああ、駄目だこいつ。

もう凄いがっかりだよ!
ざくろもがっかり、というか猛烈に引いてたけど、私も凄く引いた。
外見詐欺だ!

ヘタレな自分を隠すために必要以上に紳士で王子様のように振舞っていたせいで、本性がばれた時のギャップといったらありません。
けれど、総角もヘタレなりに活躍しているし、ざくろの心の傷である母親の話をしっかり聞いて、慰めの言葉をかけてあげたりできる優しい男なのです。

一巻では人間側と妖人側との顔合わせ、ざくろ・薄蛍・鬼灯&雪洞達とそれぞれのパートナーたちの人となりが分る感じのエピソードが収録されており物語はまだまだ序章です。

キャライチ押しは薄蛍と芳野葛利劔のコンビです。
控えめで静かだけど、とても一途な薄蛍と言葉数は少ないけれど男組三人の中で一番頼りがいがあり、さりげなく薄蛍を気遣う優しさのある利劔。
薄蛍は男性に免疫がないだけでなく、大柄で無表情言葉数の少ない利劔を怖がっていた。
それに気付いた利劔が薄蛍の前で膝を折り上から見下ろすのではなく、低い位置から
「これなら怖くないか」と問いかけてきたのです。
その時の薄蛍の表情ったら!
恋ですよね!?
間違いなくきゅーんとしてる。
おおっぴらに感情を出さない同士だけど、これはきっと良い組み合わせのパートナーになるはずです。

久々の再読で気が付きましたが沢鷹兄さま、1巻で既に登場していました。
かなり戦慄。
深読みすると、総角たちが半妖のざくろたちと組んで仕事をする、とう流れを作ったのは、実はこっそりと秘密裏に軍部を操り影で糸を引いていたのは沢鷹兄さまなのかな?
そうなってくると仕組まれた出会い、ということになりますよね?実際どうなんだろー!

0

これもレビューできるんですね

確かに総角はヘタレです
ヒロイン怖がるヒーローとかどこにいるんだよw
でも、神隠しの村では、大きな人食い妖怪相手に、我を忘れて向かっていきます

総角の着替えで恥ずかしがるざくろにニヤニヤしました
このシチュエーションBLではないですよね
(あったらキモイよね、同性なんだからw)

脇役・綾さんも素敵なお姐さまです

巻末にはラフ画が載ってます

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