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表題作涯外殻の番人

アシュアス・フォルネルクス,新入隊員
デュラント・ボナベルグ,涯外殻警備隊長,魔術師

その他の収録作品

  • あとがき/カバー下:イラスト

あらすじ

城下から遥か遠い“涯外殻”の警備隊――“涯外殻の番人”と呼ばれる閑職に着任した名門貴族・アシュアス。いわば左遷されたのだが、辺境の戦いで、アシュアスは率いた部隊を全滅させたからだという。自分一人が生き残ったと自嘲するアシュアス。その日の夢を見、魘されるアシュアスに魔術師デュラントは魔術で夢を取り除いてくれた。口は悪いが、気にかけてくれるデュラントに「君を好きになった」と告げるアシュアスは!?

作品情報

作品名
涯外殻の番人
著者
星野リリィ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344851702
4.4

(45)

(28)

萌々

(10)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
10
得点
199
評価数
45
平均
4.4 / 5
神率
62.2%

レビュー投稿数10

続き待ってます

もう最後にいつ読んだかも思い出せないほど、星野リリィ先生から遠ざかっていました。
でも先生もBLから遠ざかっていましたよね。

私はかなり昔の先生の作品が大好きなのですが、今の星野リリィ先生の圧倒的に美麗な絵も好きなのでBL作品を再び読めてとても嬉しく思います。

BLとしてはかなりソフトな仕上がりになっていましたが、これはこれで良いと思いました。

ただ、やっと2人の想いが通じ合ったところなので、是非この続きが読んでみたいです。

涯外殻の前の部隊長とのやり取りを見てみたいし、デュラントの師匠を懲らしめる話も読みたいし、このメンバーで活躍するお話が凄く読みたいと思いました。
デュラントを男性として見てない女性陣のエピだって知りたいです。

凄く魅力的な設定なのでシリーズ化を希望したいと思います!

6

マジシャンズバースディ って誰も知らないか

恥ずかしながらビギナーなのでこの先生のお名前も存じ上げず、掲載雑誌の表紙イラストを見てこの2人がとにかく美形で印象には残っていました。
コミックスが出る事を知りツイとか拝見しますとフォロワーさんも多くて少女漫画中心の方なのでしょうか。
とにかく綺麗な画面でお花とかレースとかドレスとかあー、懐かしいっ♡
少女漫画とか「NANA」以来読んでなかったかも!
なにより貴族のアシュアスと魔術師デュラントが綺麗でカッコよくて久々に眼に良いものを見たなぁと心から思いました。
ラスト近くではイケオジも登場し思わぬオマケを頂きました。
3人の女の子達も可愛いかったですね。

アシュアスにかかった死の呪いをデュラントが解くのに
ゴア! の文字だけで済ましていたのにはちょいひいてしまいましたが。

続編ありそうですね。
このコミックスのグッズまで出るみたいです。
イラストが綺麗なのでそれもアリかなあ。
きっとデュラントが創造したとかいう可愛い生き物アルートちゃんぬいが人気出そうです♡

最近はブロマンスでもキスだけのBLでもだいじょうぶ、一周廻って寧ろこの方が萌えるんです。
このお話はファンタジー満載で2人のエロシーンとかはないんで、正直失望するかもとチラッと思いましたがそんな事なかった、きゅんきゅんしましたもん。
是非是非イケオジ師匠との対決編をお願い致します!

5

ナポレオンジャケットを着て白馬に跨った貴族の青年

今作『涯外殻の番人』は星野リリィ先生の8年振りの単行本だとのことです。まず、とにかく絵が美しいです。

その遥か遠くの地を思わせるタイトルに惹かれ、試し読みをしました。
ナポレオンジャケットを来た王子(のような訳あり美男子)が柔和に微笑んだ時点で読まない選択肢などはもはやありませんでした。口の悪い天才魔術師のお兄さんと少しずつ距離を近づけていくさまに引き込まれ、あっという間に読み終えてしまいました。

人物の描き方のみならず、建物や服装の細かな描き込みが非常に美しいです。
舞台は神や呪いや魔術の存在するヨーロッパ風ファンタジー世界ですが、その空気感と二人の関係性の進み方が良く、個人的な好みど真ん中でした。セリフ回しも心地良いです。萩尾望都先生を愛読していた自分にとっては故郷に帰ってきたかのような気分にさえなる作品でした。

名門貴族の三男アシュアスはとある失敗を犯し、都市部から遠く離れたその果ての地へと赴任して来ます。
癖毛の金髪に長い睫毛の目元が見目麗しく、剣技に長けていて、王子様然としたいかにもな美男子ですが、何か重い事実をその過去に秘めているようです。
そのアシュアスが赴任先で出会うのがデュラントです。鋭い目付き、綺麗な上腕や筋張った手の描かれ方が印象的です。武術のセンスは無いけれど、天才的な魔術の才能を持ったデュラント。

この品行方正な貴族のお坊ちゃまであるアシュアスが攻め(今作ではあからさまなシーン描写は無いものの、作者さんご本人がSNSで公言されています)なのが非常に良いです。顔色ひとつ変えず息をするように口説くさま、普段は穏やかなくせに時折見せる攻めの目付きにとにかく痺れます。
飄々として温厚で落ち着き払っているかと思えば、デュラントだけには甘えてみたり不意に弱さを見せてみたりと、ギャップが素晴らしいです。

対するデュラントは口ではああだこうだとは言うものの、優しくて面倒見が良くて攻めのどんな姿も受け入れてくれるような包容力も持ち合わせている、頼れる男前です。
この二人が出会えばそれはもう最高のカップルにならないはずが無いです。

エピソードのすべてが良く、どのシーンもゆっくりと味わいたい、そして願わくば続編を読みたい、そんな気持ちにさせてくれる作品でした。

5

表紙買いです

軍服?貴族っぽい衣装が素敵!スラッとしてて2人共スタイルがいいー!ということで試し読み後買ってしまいました。キャリアの長い作家さんで絵が美しいです。少女漫画も書かれているとあって女の子達のキャラクターが可愛くてキャラ立ちもしてます。でも主役のカプを腐女子のように見守る系なので2人の恋路の邪魔はしません。

攻めのアシュアスは金髪の王子様系貴族キャラ。最後まで致してないけど精神的にガンガン攻めてるし受けの唇も奪っています。あの奪い方は攻め!対して受けのデュラントは貧民窟出身だが幼い時に能力を買われて修行した黒髪魔術師。可愛い女子にメスゴリラとか言っちゃう口の悪さだけど他の男にも襲われていたし、こういう女にモテずに男にモテる男前受け大好物なので是非とも2巻で色っぽいシーンも見せてほしい。ほんの導入部分だし何より最後まで行ってないんだから絶対続きがあるはず。

キャラの良さと衣装の素敵さと(フリフリのシャツも少女漫画っぽくて可愛かった)2人の仲のこれからの進展に期待を込めての神評価です。

4

黒髪男前受け歓喜

リリィ先生で黒髪、男前受けが読めるなんて!
最初どっちが受け!?ってなりました笑
相変わらずリリィ先生の絵は可愛らしくて綺麗でそれでいてストーリーもがっつりファンタジーで面白かったです。
エロくはないですがえっちなの抵抗ある人でも大丈夫?
受けがほんと強いので私の癖にキャラ刺さりまくりでした!

0

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