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表題作すこやか溺愛ライフ

佐倉ヨシオ
金属パーツの会社勤め
中沢貴海
ゲーム会社を退社,ライター

その他の収録作品

  • 番外編(描き下ろし)
  • カバー下漫画

あらすじ

ライターの貴海はブラックな会社で限界まで働かされ、ついに倒れて入院。彼氏のヨシオの家で療養することになり同棲生活が始まるが。

作品情報

作品名
すこやか溺愛ライフ
著者
平喜多ゆや 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
ISBN
9784344841574
4.4

(72)

(43)

萌々

(21)

(5)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
317
評価数
72
平均
4.4 / 5
神率
59.7%

レビュー投稿数7

No Title

非常に読みやすい作品でした。
登場人物が過労で倒れたり、職場で怪我をおったり、穏やかとは言い難い出来事が多々起こりますが、描写に恐ろしさが無いため安心して読むことが出来ました。
過労で倒れた主人公は退院後すぐに職場をやめ(職場が大変なことになっていそうだが)、多少のすれ違いがあっても変に長引かず、全体的に平和な雰囲気。
物語開始時点で恋愛関係にある二人のお話で、過去回想はあるものの交際の経緯についてはあまり深く語られず、その点は物足りなさを感じました。

0

心も体も健康がいちばん

〖DMM電子書籍〗
修正 : 白抜き
カバー折り返し : なし
カバー下 : 漫画(中学時代のエピソード)
帯 : なし
裏表紙 : なし
カバーデザイン : 不明
電子限定特典 : 漫画2P「付き合いはじめた頃の話」
備考 :
ひと言 : ヨシオくんの黄海くんへの愛がそれはそれはでっかくて泣いた。

〖紙媒体〗
未読

0

溺愛攻めの完全勝利。うさぎの瞳にも癒される、その名の通りの健やかさ。

うははー。これは可愛い♡ こんなに愛される幸せってあるだろうかと、ほわほわします。ほっこりぬくぬくな読後感。きっと寒くなったらまた読み返すと思う。ヨシオのやや一方的な一目惚れから始まった執着攻めなんだけど、こんなに居心地がいいことってあるんだろうかと。
ヨシオの顔は、キリッとしてはいますが、それ以外の脱力感といいますか、柔らかなタッチもこのほわほわ感にピッタリで。特にうさぎの愛らしさ(足とか分かんなくなってる!このテキトーさ!)はたまりません‼︎ ネコでも犬でも良かっただろうに、貴海がうさぎ一択だと決めていたのも説得力があって。そして、うさぎって犬とは違って、そうそう懐いたりしないと聞くんだけど、このコはだいぶ懐いている様にも見えて。(ちょっと感情みたいなものも見えて)そこもいい。ほわほわを助長するかの様な、ぷっくり太った貴海の妹の理解ある優しさ、近所の子供たちも良い。
過労で倒れた貴海を心配したヨシオが献身的に甘やかす、といった物語で、それ自体がきっと執着攻めなんだけど、そして弱った貴海を疲れさせない為にエチお預けの焦らしプレイにもなっていて。とにかくとっても甘いのだ。
ヨシオの「なんでこんなに好きなんだろうな。一生そうだと思うんだ。」という告白がすべてを物語っている。(歌詞だよね。なんかもぅ聴いたことあるよね、こんな甘いセリフは歌詞だよね。)
理由なんて無い。貴海がうさぎ一択だった様に、ヨシオには貴海一択だということ。
貴海にはそれ以外の選択があったかもしれないけれど、こんなに甘やかされれば、それ以外は考えられなくなってしまうんだと思うのです。愛されることに溺れてしまう、これは溺愛攻めの完全勝利。
不安もすべて消し飛んで、包み込んでくれる。
心が折れたり、弱ったときの。処方箋にもなりそうな物語でした♡

6

なんども読んで

初めて読んだ時は、今までの作品よりも普通かなーなんて思っていましたが、しんどくなるたび読んで、じわじわと心に染み渡り、やっぱりいいわーと思いました。

ほんとこのかたの作品は、辛い時こそ癒されます。助かります。

3

表紙買いならぬ、タイトル買い♪癒されました〜!

平喜多さんの新刊はルチルとキャラから2冊同日リリースでした〜ヽ(´▽`)/
前作(いとしのモモンガ彼氏)に心掴まれて新刊を楽しみにしていたら一気に2冊も読めちゃってほっくほくです。
特に本作はタイトル買い♪最近ちょっと疲れているので^^;癒しを求めて思わず飛び付きました!

まるっと1冊表題作です。
理不尽な環境下で過労死寸前まで働き続けてついに倒れてしまった〔貴海〕が恋人〔ヨシオ〕の協力のもと健康を取り戻すお話で、まさに「すこやか溺愛ライフ」でした!
もうねー、一つ前のわきのさんも書かれているけど、ヨシオに至れり尽くせりの愛情をだばだば注がれて健やかになっていく貴海がめちゃくちゃ羨ましい!
私も10年くらい前に貴海と全く同じ状況に陥って転職してるから余計に貴海が羨ましいったらなかったです。
あと、貴海の飼っているウサギ!めちゃくちゃ可愛い♡
前作のモモンガにもやられたけど、平喜多さんの動物ってなんでこんな可愛いんだろ〜〜(*´꒳`*)
ヨシオの優しさとウサギの愛くるしさにバッチリ癒してもらいました!

会社を辞めてまず睡眠欲が満たされて、次にヨシオの美味しいごはんで食欲が満たされて、最後に性欲・・・ってところでこれがなかなか満たされなくって悶々としている貴海なんだけど、最初はこの流れをさらさら〜っと読んでいたんですよね。
で、今レビューを書くためにストーリーを振り返っていたら、あぁこの流れ自体が“健康な生活”ってことじゃんって気付き。
睡眠欲や食欲と違って性欲は満たされなくても死にはしないけど、寝たい!食べたい!したい!って欲求がバランスよく生まれては満たされてゆく状態こそが健康ってことなのかもね〜なんて思いながら読みました。

読み終わった後に何となく人間の基本的欲求について調べてみて知った「マズローの欲求段階説」。
人間には5つの欲求の段階があって、下から順に
①生理的欲求 (physiological need)
②安全欲求 (safety need)
③社会欲求と愛の欲求 (social need/love and belonging)
④承認欲求 (esteem)
⑤自己実現の欲求 (self actualization)
一つ満たされる毎に一つ上の欲求が生まれてきて最終的に⑤に帰結するっていう理論なんだそうです。
勉強になったのでメモ。

【電子】シーモア版:修正白抜き(1〜2コマ、元々描かれていないかも)、カバー下○、裏表紙×、電子限定特典(2p)付き

9

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